さて、101の仕上げです。
WOLY・ワックスカラークラシックを塗った後、色を定着させるために30分以上寝かせます。
実際、食事や子守を挟みながらの作業だったので、1時間以上寝かせました。
仕上げは豚毛ブラシでブラッシングです。
左右を比較してみましょう。
グッと良くなりました。
それでは、左足もケア後の画像をケア前・ケア後で比較をしてみましょう。
右足:上・ケア前、下・ケア後
踵:上・ケア前、中・右足のみケア、下・ケア後
右足外腰:上・ケア前、下・ケア後
左足内腰:上・ケア前、下・ケア後
左足外腰:上・ケア前、下・ケア後
いかがでしょうか。
ワックスカラークラシックは顔料が多いクリームのため、補色力に優れています。
傷はなくなった訳ではありませんが、補色力の高いクリームのため、見事に目立たなくなっています。ガラスレザーのようにデリケートクリームなどが浸透しずらい革には最適なクリームだと思います。ただし、ブラッシング後も一晩以上おいて乾燥・定着させないとズボンの裾に付着しますので、注意して下さい。
言わずもがなですが、ケアの際はシューキーパーを入れるのを忘れずに。
履きジワが伸びるのでシワにクリームを塗りこみやすくなります。また、ブラッシングは力を入れないのが基本ですが、とはいえキーパーを入れずにブラッシングをするとどうしても力が逃げてしまうのでブラッシングしづらくなり、よけいに力が入ってしまいます。
キーパーを入れると適正な力、かつ短時間でブラッシングが可能になるので、効率的です。