こんにちは!(妻)です。

 

今回は

おおよそ1年半の経過観察についてお伝えできればと思います。

 

記事一覧はこちら

#1 卵巣嚢腫で手術しました【はじめに】

#2 卵巣嚢腫で手術しました【経過観察】

#3 卵巣嚢腫で手術しました【セカンドオピニオン】

#4 卵巣嚢腫で手術しました【入院準備】

#5 卵巣嚢腫で手術しました【持ち物】

#6 卵巣嚢腫で手術しました【入院当日】

#7 卵巣嚢腫で手術しました【手術当日】

#8 卵巣嚢腫で手術しました【術後1日め】 ※注意※手術の傷口写真アリ

#9 卵巣嚢腫で手術しました【術後2日め~】※注意※手術の傷口写真アリ

#10 卵巣嚢腫で手術しました【限度額認定と高額療養費制度、保険請求】

追加で10万円受給 卵巣嚢腫で手術しました【番外編】

【テーマ:卵巣のう腫】

 

 

婦人科健診で見つかった卵巣の腫れ

私は学生の頃から生理痛がつらかったこともあり

婦人科へは定期的に通っていました。

 
成人してからは、市町村から送付されてくる
子宮頸がんの検診だったり
以前の職場では健康診断とは別に
子宮頸がん、乳がん検診などもあり
どちらかというと
一般的な婦人科検診は受けている方だったと思います。
 
そんなある日、突然言われた
『右の卵巣腫れてるね、今3cmくらい』という言葉。
 
腫れてるねという表現を
手足の捻挫のようなイメージで捉えたのもつかの間
  • 3か月ごとの経過観察が必要
  • 自然に小さくなるものではない
  • ねじれたら激痛
  • 内容物は脂肪や髪の毛
と、事前知識のない私には
びっくりするようなワードがずらり。
 
ちょうど入籍を控えていた頃で
子どもが欲しいと考えていたこともあり
崖の上から突き落とされたような気持ちでした。
 
 
 

卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)ってなに?

簡単に言うと、卵巣に何かができて腫れている状態
ググるとたくさんの情報が出てきます。
 
↓こちらのHPに卵巣嚢腫の流れについてわかりやすく書いてありました!
 
卵巣腫瘍のうち、ほとんど良性なのが卵巣嚢腫
  • 漿液(しょうえき)性嚢腫
  • 粘液(ねんえき)性嚢腫
  • 皮様(ひよう)嚢腫/類皮嚢腫(奇形腫)
  • 卵巣チョコレート嚢腫/卵巣子宮内膜症
この4つに分類されるようです。
 
私は皮様(ひよう)嚢腫/類皮嚢腫(奇形腫) でした。

 

エコーからすぐに皮様嚢腫 だと思う。と伝えられ

(後に行ったMRIでもその判定でした)

血液検査(腫瘍マーカー)を実施し、

エコーの結果とあわせて悪性ではないと判断されました。

 

一安心ではありましたが、それは

悪性ではない。だから今は何もできない ということ。

 

けがなら痛みがあったり、患部が見えますが

卵巣はそうじゃない。

悪性じゃないとはいえ、体にあって良いものではない。

不安を抱えたまま3か月後の予約を取り、

卵巣が悪いということは子供ができないのか?と泣きながら帰りました。

 

 

 

経過観察という不安

病院で説明は受けたものの

今できることは3か月ごとの経過観察のみ。

 

すぐに何か悪くなるわけでもなく

かといって、よくなるために何かできるわけでもない。

卵巣の機能が悪いかどうかも不明。

 

エコーで卵胞は見えるから、

排卵できていれば問題ないよ。

と言われていましたが

自覚症状もないので半信半疑。

 

ネットでブログやインスタなどを読み漁っていると

  • 急なお腹の痛み
  • 不自然なお腹のふくらみ

などで判明した方もいれば

  • 無自覚
  • 検診でたまたま見つかった

という方もちらほら

茎捻転で激痛を伴って救急搬送された記事なんかもあって

婦人科検診で見つかってよかったと思いました。

 

とはいえ、

自然に小さくなったり、お薬で改善するものではなく

いつかは とることになる。

ただ、3cmではまだ手術摘要の大きさではないので

(手術摘要は5cmからと説明されました)

3か月ごとに様子を見ましょうね。と言われ

しっかり3か月ごとに経過観察に行くも

毎回言われるのは同じ

『3cmですね、じゃあまた3か月後で!』

 

 

これ、行く意味あるんか?と何度も思いました

引っ越しのために転院もしましたが

先生が変わっても言われることは同じでした。

 

この待合室にいる人の中にも

同じように経過観察の人いるのかな?

これが赤ちゃんなら、もう生まれてるよな…

なんて思いながらおおよそ1年半を過ごしました。

 

そして、2021年の初めごろ

また引っ越しのために転院したタイミングで

5-6cmになっていると言われました。

 

【時系列まとめ】

2019年夏ごろ

 ~2020年春ごろ

病院①にて卵巣嚢腫発見、経過観察

 

引っ越しのため転院、紹介状なし

2020年夏ごろ

 ~2020年冬ごろまで

病院②にて経過観察

 

引っ越しのため転院、紹介状なし

2020年冬~

病院③にて経過観察

 

2021年2月

病院③にて手術摘要サイズと言われる

このタイミングで、病院②での経過を知りたいから

紹介状もらってきてと言われました

 

 

 

 

婦人科の予約制度について

病院①および病院③は予約ができる病院でしたが

病院②は予約ができない病院でした。

 

経過観察では、予約ができる病院をおすすめします。

 

予約ができても、もちろん多少の待ち時間はありますが

先述の

『3cmですね、じゃあまた3か月後で!』 を

30分待って言われるのと

3時間待って言われるのでは

診てもらってよかった、

という気持ちの大きさが違うのはわかりますよね。

 

前もってわかっている

3か月ごとの検診であれば、

予約ができる病院をおすすめします。

 

 

 

 

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丸イ(妻)プロフィール

1989年生まれ、31歳

今回が初めての入院&手術

腹腔鏡下手術で

右卵巣嚢腫を切除

※手術内容については

手術日のブログにて詳細をUPします。

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2019年夏ごろ

卵巣嚢腫(右の卵巣が約3cm)が見つかる

 

3ヶ月ごとの経過観察、治療なし

 

2021年2月

3か月前の3cmほどから急成長し、5cmを超える

手術摘要の大きさとなったため手術を決意

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●手術日

2021.4.1

 

●入院期間

2021.3.31-2021.4.5

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#3はセカンドオピニオンについて書く予定ですウインク

 

 

 

2025.12追記:

このブログを書いた頃は、妊活を始めようというとき。
卵巣の病気があって妊娠できるのか本当に不安でいっぱいでした。
手術の痛みや入院生活のことを調べながら、同じ状況の方のブログにとても救われました。
だからこそ、今こうして 「その後どうなったのか」 を書いておこうと思います。

手術から時間が経ち、今は元気に3歳の娘と“旅育”を楽しめるほど回復しました☺️


あの頃の私に「この先、幸せな時間がちゃんと待ってるよ」と教えてあげたい気持ちでいっぱいです。

最近は、子連れで行った旅行の様子をまとめています。
同じように不安な時期を過ごした方が、少しでも“未来の楽しみ”を想像できるきっかけになったら嬉しいです。

 

▼最新の旅育Vlog

 

 

これから手術の方、治療中の方が
少しでも安心できますように。