ハムプトンコート宮殿に行ってきました。
WaterlooからSouth West Trainsに乗り35分
くらいでHampton court駅に着きます。
Richmondからバスで行く事もできます。
夏(5~10月)はRichmondから水上バスで
ハムプトンコートに片道1時間45分かけて
行くのもお勧めと聞きました。
Ealingから車で40~50分位で着きます。

Hampton Court Palace
住所:East Molesey, Surrey KT8 9AU
2016/1/4~2/10迄はHPからチケットを
予約すると半額£8.25で購入できます。
ハムプトンコートと言えば7月にフラワー
ショーが開かれ有名です。
トマス・ウルジー枢機卿が豪華な屋敷を
建設したがヘンリー8世が没収し王の宮殿
として改装した。大広間やテニスコートを
増築してます。
左側のチケット売り場で予約番号を伝え
チケットと地図を受け取りました。

歴史が苦手なのでヘンリー8世については
映画になった「ブーリン家の姉妹」の本を
読み知りました。
映画でアン ブーリン役をナタリー ポート
マンが演じてます。
少し違いますが、大奥の様なドロドロした
感じです。ヘンリー8世はスペインから嫁
いだキャサリン王妃と結婚し王妃が生まれ
ましたが、王子が生まれない事で関係が悪
化します。その頃にアンと恋に落ち結婚を
望みます。カトリックでは離婚が認められ
ずアンと結婚するためローマ教会と対立し
イギリス宗教改革の発端になりました。
ヘンリー8世は6回も結婚をしてます。

チケットを係員に見せアンブーリン門の中
から見た景色です。
煉瓦の壁と煙突に表れたチューダー様式の
素適な建物です。

振り返ると青空に煉瓦が合います。

反対側に15世紀に作られた天文時計その上
に18世紀に作られた小鐘楼があります。
チケット代に含まれてるオーディオガイド
(日本語)を受け取ります。

ヘンリー8世のアパートメント
グレイトホール(大広間)の写真はガイド
を聞きながら撮り斜めになりました。
ヘンリー8世が建て天井が高く壁一面の
タペストリーと鹿の剥製が印象的です。
前に王と王妃の席がありました。

ヘンリー8世の絵が飾ってある脇の小部屋
使用人達の部屋を再現してます。
ダウントン・アビーで使用人が食事や休憩
する部屋に似てなんかワクワクしました。

王の礼拝堂(撮影禁止です。1階に日本語
のパンフレットがあります。)
2階からチャペルを見下ろせ、深い青と金
の星が散りばめられた綺麗な天井がよく
見えます。王が座っていた場所には王冠が
飾られてます。
王家のプライベートな礼拝堂なので大きく
はありませんが心が落ち着きました。

ジョージ1 世&2 世のダイニング・ルーム
ナプキンで馬やウサギなど動物が作られて
いて可愛かったです。

ヘンリー8世の頃の台所
200人のスタッフが毎日2回、600食を準備
していましたキッチンはとても広いです。
キッチンに置いてある食材は本物でハーブ
の良い香りがしました。
大きな肉の塊を焼くところも見れました。

DRESSING ROOMは木のお風呂があり暖炉
の上に調度品が並ぶ素適な部屋でした。

中庭(ファウンテン コート)もグリーンと
煉瓦の赤が綺麗で素適な雰囲気でした。

お庭(グレートパーク)へ移動しました。

鳥達が気持ち良さそうに泳いでます。

綺麗に切りそろえられたイチイの木です。
キノコみたいで可愛らしい。

噴水は風が吹き一瞬だけ虹が見えました。

プリヴィー・ガーデン
王の秘密の庭という意味です。
ヘンリー8世が造り王家の人々と限られた
家臣のみ入ることが許された場所でした。
現在はウィリアム3世とメアリー2世が1702
年に造園した姿が復元されてます。

奥に進むと小さい庭園がいくつかあります。

1番奥にはギネスに認定された世界最古の
ブドウの木があります。

今はお花が少しだけですが楽しめます。

クリスマスローズ属のヘレボルス アルグ
ティフォリスは葉っぱに近いグリーンで
最初はお花と気づきませんでした。

シクラメン コウムはピンクが綺麗です。

スノードロップや水仙も咲いてます。

カラフルなパンジーも綺麗でした。
改装中の場所があり、夏のベストシーズン
より庭も寂しいですが、十分見応えがあり
楽しめました。
ガイドテープが長く途中で聞くのを止めて
も3時間位かかります。時間に余裕を持ち
ゆっくり楽しむのをお勧めします。

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