夫婦げんか | 還暦過ぎても まだアラ還!

還暦過ぎても まだアラ還!

ごくごく普通に歳をとっていくはずだったのに、
還暦目の前にしてクッシング病という難病に。
おまけにその後の経過で成長ホルモンが少ないと。
書いてることは
この歳ならではの老い先に対する不安だったり我儘だったり、しょうもな・・・。

子どもの頃の記憶で

 

父が灰皿をブン投げたことがあって

当時住んでいた小さな賃貸住宅の

縁側に面した掃き出し窓のガラスが派手に割れた

 

小学校卒業まで住んでた家なので

かなり幼い頃のことだったのは確かだけど

はっきりと覚えていて

 

けど

父は私たち娘にも母にも

酔って恫喝するような大声を出すことはあっても

手をあげることは決してなかったので

その場面はずっと不思議でもあった

 

この夏に実家に帰ったとき

母と昔の話をしてるうちにふと思い出し

『大喧嘩して灰皿投げたことあったよね?』聞いてみた

 

しばらく考えてから

『そう言えば文ちゃん(父の弟)が来てお金の話をして

 お父さんが怒って灰皿投げた!』と母

『近所の人みんなで掃除してくれて大変だった!』と笑い

 

『そうだったのか!夫婦喧嘩じゃなかったんだ!』と私

『うん。お父さんはどんなに怒っても酔っぱらっても

 私たちに怪我をさせるようなことは絶対にしないよ』と母

 

『酔っぱらって自分が田んぼに落ちちゃったりするのは

 しょっちゅうだったけどね』と

『妹ちゃんの結婚式はおでこに絆創膏だもんね!』と

 

謎のような誤解が一つ消えて

また父の株が一つあがった