ミステリーというなかれ 感想 | あ☆いの3児の子育てBlog・:*:・♫

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昨日はミステリーというなかれ でした。


ネタバレになりますが


いやー


道民、東北地方の人しか共感できないネタですいません。


除雪が、、、


『整くん除雪慣れているね!』『函館の方にいたので』てきな流れが序盤にあるのですが、

ごめんなさい。


あの除雪はない~


あんなちまちまっ とするひといない、、、。

しかもダンプ押しながら走るとかつんのめるやつ。

でも、仕方ない!

こればかりは絶対あることだと思うし。


経験者設定はきついですね。未経験なのに。


でもメインの内容よりそこが気になりすぎて印象に残りすぎてメインの内容かなり薄まりました泣き笑いキューンかわいかったんで全然いいんですけど。


そう、佐々木くらのすけさん演じる人(名前忘れた)が犯人でしたね!

最初から怪しかったよね~。


マットの話とかさ~。うんうん。へんだったよね。


でも、

友達に嫉妬してたから正直うんたらーかんたらー

のくだりは、若干盛ってる気がする。

たぶん最後の蔵之介さんの涙が、きれいすぎて

少年のそれに見えたりして。


だからなのか、やっぱり『初歩的なミスのトラウマ』が八割、『嫉妬、惨め』が二割っていう感情バランスだったんじゃないかなって思いました。


 なんか、自分のことを必要以上に責めている、、そして全部ひとりで背負い込んじゃう俺、人に迷惑かけない男!

 

 そんな自分が好き! な人だったのかなって気がする。


 どMが行きすぎてて、睡眠とかまともに取れなくなって正常な考え方とかできんくなってきて


 それで

 トラウマを抱える自分の問題の部分は解決出来ないから抑圧して無いことになっちゃって、


二割の悪い方に振り切ることで、友情とプライドを秤に掛けて、後者を取るみたいな感じになってしまったんやろうな。


 迷っているうちに、抱え込んでいるうちに、相談相手がいたらな~って思います。

 

 いろいろ理解に苦しむけど、特に変な感じがしたのは『時間を巻き戻せたら』っていう発想。これ自体が、怖い気がした。


 というのは、あの時自分がミスをしなければ完璧であれば良かったって考え方が、気になるというか。


 それと、もっと他にも原因はあるんじゃないかって気がした。視野が狭くなってて、パニックのときくらいの視野の狭さ。


 なんできわさんて友達と直接連絡取らないの?とか、なんで旦那さんに言わないで旦那の友達に住所託したの?

 

 とかで、きわさんの抱えていたプライベートな別の問題もあの時点であったって気かつくべきというか。

 客観視出来る立場の人がそこはなにか疑問を持たないといけなくないですか。


 全部犯人さんの、せいって考えてる周りの友達も警察も、整くんも変じゃね?

 ある意味整くんはかなり親しい関係だったから客観視できなくても仕方ないけど。


 そういう白黒思考、決めつけ、怖いな~っていうのがありました。


 あと閉塞感と生活感が漂うお部屋がリアルだったねぇ。キッチンにどかんと乗ってる炊飯器とか。 台所に調理スペースがなくて手作りしてなさそうな感じに、ゆとりのなさが感じられて演出良かったです。

 

 もう、介護の負担辛すぎだろ。誰か1日変わってあげてよ。仕事だけでもきついだろうに。


 もっと早くキャンプ?山登りだか行かしてやってやって気がしました。しっかり、眠らせてあげて。(たぶんだけどストレスで寝不足だと思うの)


 しまいには殺人の予行練習で実際に殺人犯したりし始めて、多くの人の命を奪って、この人にとっての


 『命の価値』かうんと軽くなってしまっているという点が見て取れました。


 【きわさんの命を奪った罪を軽く捉えたい。】という無意識が、【命=軽い】と認識する行動を積み重ねることで、現実化させ、その、思想を正当化させていたんだと思います。


 

 なんにしても命が大切であることだけは忘れてはいけませんね。


 今回は、仲良しグループ【ミステリー会】でアイビーのお泊まり会だったので、いつも以上に、整くんがか弱く見えちゃったのが印象的。

 

 かなり年下だし、アウェイだし、いじられるし、ちょっと可哀想で見てられなかったなぁ。


 菅田くんの演技力がありすぎるのか、整君の役作りが出来上がりすぎているのか、たぶん本当に心理学学ぶ人あるあるみたいな雰囲気が漂っていて、むず痒い感じがしました。(笑) 

 

 最後の得意の見せ場である謎解きまでちょっと、全体が見えてないんじゃないかなっていう気がした。学生だし、視野も狭いし、社会人としての責任感が薄い感じがするし、そういう整くんの駄目なところ、未熟なところも的確に演技されているなーって印象。

 


 遠慮してるのか、分からないのですが。ただの賢くて優秀な大学生というわけではなく、過去にトラウマを抱えているという特殊なオリジナリティあるキャラクターである感じがジワジワと感じられるアイビー編でありました。


 【今回の殺人犯は、本来は被害者だった】って整くんはいうんよね。

前回、前々回とかも確か犯人側の気持ちにかなり寄り添うような言い方だったり立ち振る舞いだったりして、なんかフワフワしてて、危なっかしい感じなのよね。


 部分的には正論なのだけど、


 予行練習で無関係な人大勢巻き込むわ、ストーカーに職務無視して守秘義務破って住所伝えるわで、その後にやってしまっていることがあまりにもえげつなくて、、、。


 そんなことでストレス発散してる暇あるなら、趣味の山登りだかキャンプだかもする時間あるだろっていう、、、。


 やっぱりその辺りの行動原理は、【命の重さ】を軽くするっていう価値観を正当化するための行動なんだと思います。


 その辺りがパラドクスがあって、一見するとどんどん重い犯罪を積み重ねていく点で、罪の意識を持っているはずなのに、矛盾している行動のようですが、このように一応彼の中では理屈が通っています。


 法治国家において殺人は基本的には罪となりますが、戦地での殺人は罪になりません。これもまた、目には見えない価値観を共有しているから起こる矛盾です。(政治と経済が国民の価値観にまで影響力があることが分かります。)  

   

 一見して几帳面で真面目で優秀そうで友達思いで、良い人そうな人が 実は繊細で、何よりも失敗を恐れていた。自己イメージを保つことが、命よりもはるかに重いという価値観になってしまった。


 彼にとっては、良い人だとか、優秀そうであることだとかというとても個人的なことが、人の命よりもずっと重く、尚且つ、周りの人間も魅力的であると信じさせる力があったという点においてもソシオパスのような状態なのかなと思います。


 法律っていうものでなぜ殺人犯を死刑にしないのか問題っていうのがあって、これは実は今回の犯人の価値基準と逆の理屈なんですね。


 死刑にすることで、犯人の【命】を軽く扱うことになってしまい、つまり、これによって【命の価値】自体が軽くなってしまうということが起こるんです。

 

 なので、例えどんな犯罪者であっても簡単に命を奪うことはできないシステムになっています。 


 視聴者的には説明が足りなくてもやもやしちゃうよね~。

 



 てことで、感想でした~不安飛び出すハート 


 佐々木蔵之介さんの、涙はすごかった。演技力と存在感がえげつないですね。

つられた、、、。泣いた。


 一瞬ピュアな少年が見えるのよね。友達との思い出を走馬燈のように思い出すようなシーンとか切なかったですね。私も心を奪われてしまいましたねぇ。

 

 いやー後半は


 きわさんと言い、ライカちゃんと言い、色々闇が深そうな気がする神秘的なミステリアスなキャラクターが出てくるので、その辺りも今後の整くんを知る上でもキーになりそうですね。

楽しみです。

ほんでは、ばいばいー。