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■感情の乗った演技

 

前回記事で難しいと説明した

”(役者の)感情の乗った演技”

の描写について第18話・19話を観たうえで感想を…。

 

なるべくネタバレ防止で行きますが

まだ視聴していない方はご注意を。

 

 

ここが

 

 ”舞台である”

 

ということを

 

 ”遠景による描写で描き”

 

観客席からの構図によって

何度も誇張して視聴者に伝えていましたね。

 

そして眼の前の役者の演技への想いの過去を描写する事で

 

 ”感情を演技している”

 

ことを伝えました。

この辺りは原作由来かな。

 

 

声優はそれでなくても、物語の登場人物を演じており

その登場人物が演じる劇中作の登場人物を演じるなどという、

頭がおかしくなりそうな演技を要求されているのに

更にそこから

 ”(役者の)感情の乗った演技”

などというものまで追加されている…。

 

絵や演出や台詞や構成や音楽といった他のもので

サポートしてやらないと声優さんが潰れちゃうよね…(汗)

無理言うな、と。

 

更に18・19話では動きは抑え気味で

登場人物のバストアップやフェイスアップの作画の厚みで

訴えかける作画をしていたと思います。

 

人は目にその人の意思を感じ取る事が多いから

瞳の中の描き込みはいつもよりもエグかったのだけれど、

まつ毛の描き込みもエグかった(笑)

そして髪の毛もいつも以上にバラ毛が多め(笑)

 

どんだけの作画マンがこの作画で死んだ(比喩)のか

想像するだけで胃が痛い…(汗)

 

 

 

推しの子は男性よりは女性向け作品なので

ちょっと不利な面もあるのですけれど、

間違いなく今季のリーディングアニメの一つと断言できます。

 

 

-AR