うーん…お勧めはしません。
ちなみにこの映画でも鎧着用してますよ(笑)
リュック・ベッソン監督の映画「ジャンヌ・ダルク」は
イケイケ脳筋戦闘民族なジャンヌでしたが
こちらは理想主義過ぎる幼いジャンヌって感じ?
*
■ジャンヌがホームシック!?
記録に残るジャンヌ像は脳筋と理想の中間って感じで
確かにどこか夢見がちな敬虔過ぎるクリスチャンでしたが、
宗教裁判にかけられても途中で泣いたりはせず、
毅然とした態度だったといいます。
それなのにこの映画では、
ジャンヌがホームシックで泣くシーンがあり、
ちょっと違和感がありました。
ジャンヌが少女らしく泣いたとされるのは
オルレアンで肩から背中にかける矢傷を受けた時で、
この時ばかりは十代の少女らしく、
「痛い」と泣き叫んだそうです。
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■ジル・ド・レがジャンヌと対立!?
あとジル・ド・レがジャンヌに対して
「負けたのはあなたのせいだ」
と言い放ち、否定したのも気になります。
ジル・ド・レは最初はジャンヌの監視役だったのに
次第にジャンヌに心酔したジャンヌ派筆頭です。
ジャンヌが敵軍に捕まり、
国王がジャンヌの身代金を支払わないことを知ると
無謀なジャンヌ奪還作戦に命がけで挑んだくらいでした。
ジャンヌが処刑されると、
助けられなかった罪悪感からか、
それとも密かな恋心を抱いていたからなのか、
精神に異常をきたし、後に殺人行為に手を染めたのです。
※何百人もの少年をその手にかけた。
確かにジル・ド・レはジャンヌとはパリ包囲戦以後、
行動を共にしてませんが、この映画の様に
ジャンヌに憎しみを向けるとは考えにくいと思います。
なにか資料が残っていたのかな?
気になります。
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■ただ退屈でした…
戦闘シーンはなく、
全体的に「長い!」って思う様な
退屈なシーンがずっと続く感じで、
50分ほどで私は視聴を断念しました。
フランスらしいと言えばそうなのでしょうが
私の好みではなかったですね~。
-AR