- 自炊男子 「人生で大切なこと」が見つかる物語/佐藤 剛史
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この本は小説ではない。
自己啓発本として読むんだったら、いい本だと思う。
なぜ小説ではないのだろう・・・と考えてみた。
作者の伝えたい事が満載しすぎてるから・・・?かな。
二十歳前後のころ、宮本輝の小説をたくさん読んだ。
登場人物の中に「私もこうなりたい、こう考えられる人になりたい」と思う人たちがたくさん出てきたから。
起承転結のストーリーの中でさりげない行動やひとことふたこと話す言葉の中にこうなりたいと思う人となりを感じる事ができたから。
大切なことがたくさん書いてあるので、この本に書かれてあることをよーく噛み砕いて、自分の息子や娘に自分の言葉で伝えていけたらなと思う。
自分は自分の姿を知ることができません。
自分の姿は自分の目で見ることができないし、
自分で聞いている自分の声は、人が聞いている自分の声と全く違う声です。 (P89)
鏡を作ればいいんです。
その鏡は、あなたの目の前にいる人なんです。
あなたは常に「行動」をしています。挨拶も笑顔も、すべて行動です。
あなたにとっては行動なのですが、ほかの人にとっては違います。
あなたが笑顔で挨拶する。
挨拶された人は、何らかのメッセージとして受け取るわけです。
そしてその人は、そのメッセージを受け取った上で行動します。
あなたは、それをメッセージとして受け取ります。
つまり、あなたが送ったメッセージが返ってくるわけです。
鏡のようなモノです。
だから、あなたがどんな表情をしているかは、
あなたの目の前にいる人の顔を見れば分かります。
あなたが発している言葉の意味は、
あなたの目の前にいる人が何を言っているかを聞けば分かります。
あなたの目の前にいる人は、あなたの鏡なのです。 (P90-91)