喪った週数について考えたこと | 40代、ありのままの日常 ~第3子妊娠中~

40代、ありのままの日常 ~第3子妊娠中~

上の子たちとは歳の差がある第3子。
1度目は後期流産でしたが、次は絶対に健康体で出会う!

10代のころから、備忘録がわりに書いてたブログ。
敢えてその続きに40代の日常を綴ることにしました。

過去はアメンバー限定記事(個人メモなので募集なし)多めです。

 

このカテゴリでは、お空にいる第3子に関するお話をしています。

流産・死産に関するお話が出てきますので、ご注意ください。

 

自分の心の中の記録です。

(医学用語など間違えている

 箇所があるかもしれません)

 

 

流産と死産の定義

私は13週2日で

第3子の男の子

3ちゃんを出産した。

 

週数的に、

手術ではなく、

出産することになった。

 

おなかの赤ちゃんが

亡くなる週数と呼び方は↓

【医学的に…】

妊娠12週未満      …早期流産

妊娠12週以降22週未満  …後期流産★

妊娠22週以降      …死産

 

【法的には…】

妊娠12週未満…流産

妊娠12週以降…死産(死産届が必要)★

 

3ちゃんは13週だったので、

医学的には流産(後期流産)

法的には死産でした。

 

★のところです。

 

医学的にと、法的にとで、

定義が違うなんて、

知らなかったよ。

 

用語の統一がなされたら

分かりやすいのにな。

 

 

「初期が良かった」の思い

今、死産後、約半年経ちました。

 

もう二度と経験したくないけど、

喪った週数によって、

 

色々考えることも違うんだろうと

思ったことを正直に書いておこう。

 

 

 

まず、私は、子供の火葬なんて

することを想像してなかったから

 

もう、本当に「火葬」という

単語を聞いただけで卒倒しそうに

なったんだけど、

 

そういう意味では、当初は、

 

「同じ喪うなら、

 12週を超えてなければ…」

 

と正直思った…。

 

 

 

出産も怖かったし悲しい

 

もちろん、痛み的な心配も

少しはあった気はするけど、

 

出産しても赤ちゃんは

いなくなるわけだし、

 

そういう言いようのない恐怖

あった。

 

自分、大丈夫なんだろうかって。

 

 

 

あと、出産となると、

長く入院しないといけないしね。

 

 

 

中には、

早く次に進みたかったという意味で

 

「初期流産で良かった」

 

と綴られているブログもありました。

 

本音を書けるブログだからこそだな

と思います。

 

これはこれで、1つの貴重な思い。

 

「ひどいかもしれないけど」

枕詞がありましたが、

 

特に高齢など事情がある場合は、

やっぱりそれが本音なんだと思う。

 

 

 

また、

「初期で良かった」と

書かれているブログの中には、

 

「悲しみも小さいので」

 

というニュアンスのものも

ありました。

 

悲しみの大小なんて

はかれないけど、

 

それもそれで、

1つの貴重な思いだと思う。

 

 

私も、

比較するのは違和感があるけど、

 

同じ死産でも、例えば、

医学的死産の22週以降の方と比べたら

 

母乳も出なかったし、

自分の身体の戻りも早いし、

赤ちゃんは人間の形はしていたけど

小さすぎて、皮膚もうすーくて、

到底外で生きられるようには

思えない外見だったし。

 

 

実は親戚に臨月に死産した者がいて、

その話をずっと聞いてたので、

それは本当に悲しいなと。

 

今回の私の死産でも、自分に重ねて

すごく心配してくれましたぐすん

 

 

死産の週数でありがたかったこと

今となっては、

初期流産ではなく、

死産(後期流産)の

週数だったことで、

ありがたかったこともある。

 

これは今だから思えるけれど、

赤ちゃんの、

人間としての姿に会えたこと。

 

悲しかったけど、かわいかった。

 

上にも書いたけど、

皮は赤くて薄いし、

肉はついていないし、

白目も黒目も区別はないし、

 

自分、受け止められるかな?

 

と心配だったけど、

ちっこ過ぎたけど、

 

人間の姿をしていたんだよな…。

 

エコーではまだクリオネ

➕️αくらいの時期だったけど。

 

 

妙に感動してしまって。

 

一生懸命生きたね…悲しいって

愛おしさが増してしまって。

 

他の人が見たら、もしかしたら

ぎょっとしてしまうかも知れない

見た目ですが、

 

とっても可愛かったラブラブ

 

へその緒も宝物です❗️

 

 

私は初期流産は経験がないので、

比べられないけど、

 

そういうわけで、

赤ちゃんの姿を見られたのは

今となっては良かったなと

思います。

 

男の子のシンボルも、

ちっこいけどついていました。

 

顔は夫と下の子に似ていた

と思います。

 

 

出産したことで

火葬という悲しい現実も

待っていたわけですが、

 

きちんとお別れできて、

向き合えて、良かったと思います。

 

 

もう一つは、

産後休暇がいただけたこと。

 

キャリアが気になる方は、

強制的に休みになるので

正直、気が気じゃないかも

しれないですが、

 

私はゆったり自分に

向き合いたかったので、

 

(あとは上の子達にも)

 

産後休暇は

ありがたかったです。

 

(話はそれますが

 初期流産でも、体調が

 すぐ元に戻らない方も

 いますよね。

 

 そういう方にも、

 堂々と休める制度があっても

 いいのにな…とも思いました。)

 

あと、その頃、

仕事がかなり激務を

極めていたので、

 

下手に戻って、

足手まといになるより

 

ゆったりさせていただこうと

上司と話して、思いまして…

 

産後休暇➕️αで休みました。

 

 

ただ、

また今後妊娠を

希望している身としては、

 

産休を近い時期に2回取るのは

申し訳ないな…という気持ちも

あります。

 

(まぁ、まだ妊娠できてないので

 今のところ杞憂なのですが)

 

 

週数の違いに思うこと

悲しみの大きさの

比較なんてできない。

 

どっちが良かったなんて、

安易には言えない。

 

 

ただ、正直なところ、

22週以降…というか、

もっと大きくなってからの

死産は本当に辛いんだと思う悲しい

 

私の親戚が経験したように。

 

立ち直ったのは、

何年後かだと言っていた。

 

 

私は13週だった。

 

初期流産よりは進んでいた。

 

だから、出産もして、

赤ちゃんの姿も見た。

 

初期流産した友人が

数人いるけど

 

私を励ましてくれるとき、

彼女たちは決まって

 

「とはいえ、

 私は初期だったけどね…」

 

と申し訳なさそうに(?)

付け加える。

 

優しい。

 

私もそれと同じことを、

もっと週数が進んでいた方に

対して、本能的に思うので、

その気持ちは分かるなー。

 

 

なんだろ、

言いたいことがまとまらないけど

私は、真ん中に位置してる↓

【医学的に…】

妊娠12週未満      …早期流産

妊娠12週以降22週未満  …後期流産★

妊娠22週以降      …死産

 

だから、どの段階の人にも

思いを馳せやすいな…という

気持ち。

 

うまく言い表せないけど。

 

 

どの段階がマシとかは

ないとは思う。

 

 

でも起きてしまったことは、

変えられないし、

 

私は私なりに意味づけして、

乗り越えたと思う。

 

 

例えば、同じ、

「妊娠12週以降なら、

 出産となる」

という事実に対して、

 

初期流産の方なら

「赤ちゃんの姿を見てしまうと

 悲しみが深まりそうだから

 初期で良かった」

と意味づけするのもいいし、

 

12週以降出産の方なら

「赤ちゃんの姿を見て

 かわいかったから、

 会えて良かった」

と意味づけするのも

 

自由!!

 

 

そうやって悲しみを乗り越えて

楽しく生きていきたいと思う。


 

お祝い予祝お祝い

2024年5月に妊娠して、

計画無痛分娩で

元気でかわいい男の子を

2700~3100gで出産しました!