いよいよサントリーニ島も最後の夜
毎日見ても飽きない夕陽、
朝は朝もやの月が
昼はちょこまか出歩いて美味しいものを調達し、
汗💦をかいたら、部屋のバルコニーのホットバスって名前のプールへ
プールでプカプカしながら夕陽を見てもいいし…
こんな居心地良すぎるサントリーニライフもあっという間にラストナイト…
すごく名残り惜しい。
しかし、明日チェックアウトをすると決めたのは他の誰でもなく私自身だ。
そんな折、
保育園のママ友から、訃報が届いた。
おチビの同じクラスの子のパパが亡くなったそうだ。
にわかには信じられない…
個人的な話をする関係ではなかったけど、、
つい数週間前のお迎え時に見かけたばかり。
一瞬、
あれ、なんか老けた⁉️
こんな方だったっけ…⁉️
とは感じたけど、子ども達の元気過ぎる勢いに違和感はかき消されてしまった。
子どもは、おチビと同じ年の子ども、小学生のお兄ちゃん…
本当に信じられない。
小さな子ども2人と残されたママの心中を思うと、言葉もない。
本当に人がこの世を去る、
その瞬間はいつ来てもおかしくないんだ、
と思い知らされる。
思考に支配されがちな日々だけど、
自分の地球上の残り時間が、あとどれ位残っているのか、思考では知ることも出来ないのだ。
生きている瞬間瞬間を、出来るだけ味わい尽くそう、と思う。
これまで以上に、
自分のご機嫌取りに奔走するのだ。
寿命を全うした暁には、
こんだけ好き勝手やったから、悔いないわ〜
ありがとう😊まったね〜ん
って気持ちでいたい思う。
あれもこれも、やりたかった…
やっときゃ良かった…
とは思いたくない。
寿命がわからないのは、自分だけじゃない。
夫だって元気そうに見えるが、こればっかりはわからない。
ああ、ちょっと待って…
まだ死なないで。
せめて、せめて…
サントリーニ島でセカンドハネムーンしてからにして欲しい〜
と愚かにも思う私。
夫は時々、海外旅行は引退してから…
なんて言っていたが、自営業に引退はない。
弁護士なんて、70代に入ってからが脂の乗りどき、とばかりにギトギトのギラギラ、年季の入った古狸、古狐…おっと
もとい、現役バリバリで活躍している大先輩たちがたくさんいらっしゃる。
その一方で、30代、40代で急逝する方もいるのだ。
色々な楽しいこと、
生きたい場所、
見たい景色、
嗅ぎたい香り、
感じたい感触、
会いたい人…
来世に持ち越し、なんて…
絶対にイヤだ❣️
命があるうちに、この地球上の全てを味わい尽くそう❣️
そう決意を新たにするサントリーニ、ラストナイト。
残り時間わずかなエーゲ海一人旅、
ますます満喫します
旅に出ていても、出ていなくても、
今この瞬間の自分をご機嫌にして、
瞬間瞬間を美味しく味わおう
愛を込めて
明日の出発前に階上のお高いパスタを味わおうと目論見中…