評論 No.0789 『妖星ゴラス 1962年:日本』 | Aruji-no 画廊

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独創世界『Aruji-no』の世界を絵画・文学で描く画廊です。

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 こんな陳腐な感想を先に申し上げるのもどうかと思いますが、

 

 一番分かりやすいので

 

 『アルマゲドンより面白い!!!』

 

 この一言に尽きますかね。

 

 地球に飛来する巨大な妖星ゴラスを

 

 破壊するのでなく、地球に巨大ブースターをくくりつけて

 

 軌道を無理やり変えて避ける。

 

 なんと荒唐無稽!ありえなさすぎる!

 

 まさか、こっちの選択肢を選ぶなんて!!!

 

 しかし、だからこそSF!

 

 それでこそ空想!

 

 さらに、それを単なるギャグではなく、

 

 真剣に説得力を持って命をかけて取り組む科学者たち。

 

 何よりも、一見端役な感じのお孫さんの

 

「ゴラスを爆破するか地球が逃げるか、その2つしかない」

 

 という極端でありながら、シンプルかつ浸透力のある言葉が

 

 この物語の現実性を強めていた気がします。

 

 さらに序盤に、ゴラスによる犠牲者も出ているというのも

 

 シリアスさを高めていますね。

 

 でも、所々にコミカルな要素があり、

 

 特に何かと歌われていた

 

「俺ら(おいら)宇宙のパイロット」

 

 は個人的に神曲w

 

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