2018年に書いた記事をまとめ書き足しました。

そして、レシピも載せました。

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大きさで上から

いわゆる日本で「ベルギーワッフル」と流行った

リエージュ風ゴーフル

それより細かいのが

ブリュッセル風ゴーフル

それより細かいのが

リール風(フラマンド風)ゴーフル

上のアルミの細かいのでは軽いタイプの

オランダ風やダンケルクみたいな感じのワッフル焼こうかな。

 

今はこれにアルミのリエージュ風が焼けそうな型も仲間入り。

ワッフル?

ゴーフル?

ゴーフレット?

 

ワッフルというとみなさんどのような物をイメージしますか?

ベルギーワッフルって販売しているものがあったり

カフェでワッフルってホイップが添えられて出てくるものだったり

パンっぽい物やホットケーキっぽい物やサクサククッキーというか鉱泉煎餅の甘いやつみたいな・・・。

 

ワッフルとゴーフルの違いから

ワッフルはオランダやベルギーの呼び方(英語表記とウィキにはあるけどゴーフル自体はベルギー中部のフラバン地方が発祥のようなのでオランダやベルギーの言葉のようです)。フランス語はゴーフル。

フランスは19世紀に今の綴りで統一されました。小さい物がゴーフレット

gaufre

gaufrette(指表示etteってつくと小さいって意味を含む・・小熊みたいな・・・。)

 

一般的なお菓子の名称なのに日本の某メーカーが「ゴーフル」って商標とってしまったもんだから・・・。

だから、オーボンビュータンは「タンピ(Tant pis仕方ない) 」があります。

 

話が脱線しました。

 

じゃあ何種類ある?

ベルギーワッフルといっても大きく3種類

 

①リエージュワッフル(角のないしっかりしたあられ糖のはいったやつ)

日本はこちらが流行ったのでベルギーワッフル=リエージュ風ワッフルというイメージ

②ブリュッセルゴーフル(シットリして粉砂糖や蜂蜜やホイップをそえるもの)

ニューヨークの万国博覧会で紹介されたので世界的にはベルギーワッフルというとブリュッセル風

 

そして、今回大森先生に教わったのがリールのワッフル(フランドル風とも言われる)

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本当は楕円に焼く。ブリオッシュ生地を薄くやくのでややしっとりしている。

フランドル地方(ベルギー西部・オランダ南部・フランス北部を含む地域)は、砂糖はビーツから作られます。この独特の茶色い砂糖(ベルジョワーズ)にバニラの香りを添えて作られたのがリールのゴーフル。メールというお店が有名。

 

2019年にリールにあるメール本店に行ってきました。

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ダンケルク(映画)良かったですよ♫

あと、フランドル地方と言えばオランダも含まれています。

オランダは、このダンケルクのワッフルに近い感じの軽いウェハースまではいかないのですが、

クッキーのような食感になります。

「ストローワッフル」とも言われたりします。

シナモンが少し入ります。コーヒーをいれたカップの上に置いて少しふやかして食べたりします。

(画像はantiquemoulincafe.jpより)

 

じゃあ日本のワッフルは?

ジャパニーズワッフルと呼ばれ

こんな感じのみたことありますか?※画像はネットより

みんな違ってみんなよい!(^^)!

参考にしたHPはこちら

 

ちなみに、フランスの中世のお祭りというものにアミアンで遭遇しました。

その時にゴーフル フラマンドに出会いました。その場でおじさんが焼いてくれて熱々にクリームを挟んでくれました。冷めて食べたメールのと違って熱々は

クリームが溶けてじゅわわわわーって美味しい。

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生地はメールよりサクサクしていた(バターが少ないと思われる)

 

ゴーフルのレシピいろいろ

 

(Gaufres Bruxelles)ブリュッセル風ゴーフル

卵2個

グラニュー糖 30g

インスタントドライイースト 4g

中力粉 120(強力粉・薄力粉を1*1でOK)

牛乳 200g

塩 1g

溶かしバター 55g

 

へらでぐるぐる混ぜて一次発酵させて焼く

 

(Gaufres Framande)フラマンド風ゴーフル

強力粉100g

塩 1.8g

砂糖 18g

インスタントドライイースト 1.5g

全卵 60g

牛乳15g

バター 30g

パンのコネ方と同じ、

一次発酵終わったら丸めて焼く。

 

(Gaufres  Liège)リエージュ風ゴーフル

 

強力粉100

砂糖 18

塩1.6

イースト1.5

卵60

牛乳〜10

ルヴァンリキッド 10

バター 50

ブリオッシュのコネ方と同じ。

一次発酵終えたら丸めて焼く

 

 

次のブログにも書いたのですが、自家製酵母のワッフルの作り方が紹介されています。私が本当はこうやりたかったというジュース種の作り方も今だからお伝えできます。是非試してみてください。

 

りんごジュース 500ml

インスタントドライイースト 親指と人差し指で摘んでパラパラ程度

 

・煮沸した瓶に濃縮還元のりんごジュースとインスタントドライイーストを入れる。

・半日に1度ビンに蓋をしてよく振る。

※瓶の蓋は絶対に閉めないで上に乗せておく程度にしてください。

 

常温で3〜7日ぐらい。出来上がりは動画をチェックしてください。

 

炭酸飲料の入っていたペットボトルを使用しても良いです。

 

出来上がって2日〜5日ぐらいは発酵力が強いのでパンにしてもOKですが、

どんどん時間が経つと「アルコール度数」が高くなって発酵力が弱まってきます。

その代わり蓄積されたアルコールが良い風味を醸し出してくれます。

 

なので、出来上がって冷蔵庫に入れて2〜5日はパン。

それ以降は料理でシードルの代わりに使ってみてください。

鶏肉料理に使っても良いですし、

ドレッシングに少し入れても良いです。

私はドライフルーツを戻す時に使ったりしています。

飲酒は目的で作ることはNGです。

 

 

(ゴーフル)3〜4枚分

 

小麦粉   100g

牛乳 50g

たまご 50g

りんごジュース種 30g

砂糖 25g

溶かしバター 15g

塩 1g

 

※卵1個に牛乳を足して100gと考えて良いです。硬さは牛乳で調節してください。

 

1/バター以外の全ての材料を入れて、二の腕がプルプルするまでよく練る。

 

2/グルテンをしっかり出してください。そうしないとガスを保持してくれません。

ぐるぐるを頑張って100回

 

3/バターを入れて50回ぐるぐる。

 

翌日筋肉痛になっていたらOKです。

 

4/翌日まで常温(といっても24度前後を目安に)で膨らむまで気長に待つ。

1.6〜1.8倍ぐらい膨らんで上がふつふつ穴が空いたら発酵終了。

 

5/ワッフルメーカーでも、フライパンでも構いません。

焼いて食べてください!!