これは昨日の持ち帰り生地を生徒さんが焼いた物。
以下はメールを抜粋して

大きく焼きすぎてしまい分割2にし、二次発酵20分とり
350℃予熱の石窯ドームで焼きました。石をオーブンに入れているので熱湯を注ぎ、350℃で10分、焼き色がついてきたので250℃にさげて9分。
もう少し焼き色をつけてもよかったかなぁと思いました。
また、カットしてみたら気泡が潰れてしまったのかレッスンのようにはなりませんでした(-_-;)
何枚か写真送るので見てください。そのうちの最後の写真は私の持ち帰り生地とレッスンで焼いた生地を比べたものなのですが、
クラストがいつも薄く柔かく焼き上がってしまいます。
見るからに先生のとは厚みが違います。薄いので冷めたらしんなりクラストになってしまうのですが、こうなってしまう原因は焼き方でしょうか


 
では回答を
温度とかは自分でいろいろ試してみてください。
出来るだけ高い温度で焼いたほうが良いです。

「カットしてみたら気泡が潰れてしまったのかレッスンのようにはなりませんでした」
と言っていますが
これは、最高のタイミングでちゃんと焼いたと思います!!
私なんて早すぎた・・・。
というのも、家庭用のオーブンは気持ち早めに入れたほうが良いからです。

十分出来ていますよ気泡・・・。この配合でこれだけ出来たら優秀だと思います。
これは、自分の毛穴はとても気になるけど、他の人の毛穴は別に気にならないってやつです。

上手です!!

反省すべきは私。
やらかしました。
それが下の写真です。左が石釜・右がトースター
 
分かりますか右のトースター焼きはコロコロなの・・・。相当待てたな・・・。
石釜は予熱もしっかりして、私が考えて一番良いかなぁと目星を付けた方法で焼いてみた。
見事撃沈

待てど暮らせどクープが空かない。
なぜだ・・・。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
底割れだ・・・。
加水70%ちょいの生地なので・・・。いつもの癖でついつい・・・。
よかった・・・レッスンじゃなくって・・・。
さすがにこの失敗は恥ずかしい・・・。恥ずかしすぎる・・・。
 
 底があいてしまったから当然上が開くわけもなく・・・。
スチームの量も改善必要・・。
多すぎたから皮が硬い・・・。加熱水蒸気をある程度考えないとバゲットはダメだなぁ。

でも一番痛感したのは下火。
こんな苦労するなら別にバゲット長くなくっちゃ駄目ですか?

「クラストがいつも薄く柔かく焼き上がってしまいます」
これは石釜の特徴ですよね。
クラスとが薄くピリピリっとした状態で焼きあがる。
あと焼き時間も短いですもん。

レッスンの時はミックは下火250度上250度(途中で230度におとしましたが、そんなに落ちないまま焼きあがり)で25分焼きました。
じゃないとすぐにフニャバゲになります。

焼減率は22%ぐらいないとすぐにフニャバゲになります。
しょうげんりつは焼く前の生地量-焼きあがりのパンの重さ

でも、翌日食べる前にフニャっとしたのはリベイクして下さい。
じゃないと皮がガリガリ厚くなります。
風が回るからダメですよ~
 
 
 いろいろ目星つけてやったんだけど・・・。
上とか下とかの温度をいろいろ計測しています。
やっぱり石の蓄熱は凄いですね・・・。
これじゃなくていろいろ試してみたい事思いついた!!箇条書きにしてみたから1個1個潰していってみよう。

とりあえず付属品以外は「石」と「ピザストーン」
 それ以外は付属品で勝負出来るようにいろいろやってみたい。

やっぱミックやるなぁ。