卒業論文とは⑤ | 慶應通信で実学を学ぶ

慶應通信で実学を学ぶ

【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

卒論のテーマが決まりました。テーマの拠り処は自身の問題意識にあります。問題意識からいくつかの問いが芽生えてきます。これが問題提起となります。

「なぜ○○は、〜〜なのか?」
これが研究課題(リサーチ・クエスチョン)と呼ばれるものです。その疑問に対して、それは○○ではないか?という仮説をいくつか立てることができます。
そして本論では、それぞれの仮説を検証していく作業が展開されていきます。それらの検証を通して得られる一つのまとまった答えが結論として導かれるのです。

オーソドックスな論文の大まかな流れはそんな感じでしょうか。

重要なのは序論の部分で研究目的を明確に記述することです。自分はこの論文で何を明らかにしたいのか?
登山に例えると、自分はどの山の頂上を目指すのかを明確にする。ここが曖昧だと登山ルートを見失うことになります。



秋が名残惜しいと思う今日この頃。