卒業論文とは③さて、卒論を書くテーマ(題目)が決まりました。 テーマの設定には筆者の問題意識が必ず存在します。 このテーマにはこんな解釈なり論点が潜んでおり、そこにはこういう違った見方や解決策があるに違いない、と思うからこそ「書きたい」という意欲が生まれるわけで、すでに答えが出ているものを書いてもそれを卒論と言えるかどうか疑問です。 そこで、その問題意識をどのような問いのスタイルで表現して論考するのが最善なのか。問いの設定パターンはおよそ次の三つに大別されると思われます(スライド参照)。 また、研究上の問いと仮説の提示は、「仮説検証型」と「仮説生成(構築)型」に分かれます。その辺りはまた別の機会に。 社会科学系論文の書き方 Amazon(アマゾン) 1,563〜6,281円 社会科学系のための「優秀論文」作成術―プロの学術論文から卒論まで Amazon(アマゾン) 1,600〜6,670円