おはようございます。梅雨が明けたような青空が広がる朝です。
私は、塾生として10年間、神戸慶友会と大阪慶友会に所属しました。
そこで知り合った学友とは卒業して塾員となった今でも交流があります。現役時代は、慶友会行事として『塾員を訪ねて』という企画で、塾員が活躍する土地を訪れ、美味しいものを食べ歩くという小旅行を開催したこともありました。そのノリで卒業旅行にも行きました(コロナの影響で呼びかけもできず少人数になってしまったのが残念)。
先日も通信卒業後の進路について相談を受け、仕事帰りに歓談しました。同じ目標に向けて時間をともにした友との交流はこれからの生き方にも刺激を与え合うことでしょう。
そして「卒業したらハイサヨナラ」というのはあまりにも寂しいので、このほど塾生と塾員を繋ぐ新聞『社中協力』を創刊しました。
紙面は4ページで、慶應通信にまつわる話題を展開します。創刊号は「卒業」をテーマに特集を組みました。これから卒業論文に取りかかる塾生が読んでも参考になるような内容に仕上げました。
慶應の通信課程は学士入学だと最短2年半で卒業することが可能ですが、その多くは5年以上の年月をかけた長期戦を覚悟しなくてはなりません。仕事や家庭との両立の中でモチベーションを維持し続けることは容易ではありません。諦めたらそこでゲームオーバー。そんな挫けそうになる心の友としてこの新聞が存在すればいいなと思っています。
私が生まれ育った神戸という土地は、東西に長い六甲山系から海に向かうなだらかな傾斜地に街が広がっています。山側が北というわかりやすい地形なので神戸っ子は方向音痴が多いとも言われます(真相は定かでありません)。神戸港の開港で世界中から自由にヒトとモノが集まる場所となり、開放的な神戸市民性の土壌となりました。
そんな土地柄を反映してか、神戸慶友会は設立70年という伝統があるにもかかわらず、緩〜く繋がるアットホームな雰囲気な中で活動が行われています。最近は対面活動が制限される環境の中で、「統計学」や「論理学」といった難関科目のリモート学習会も継続的に開かれています。時代にあった活動を志向するあたりは神戸の先進性気質を示すものでしょう。
神戸慶友会には『六甲』という会報(年2回発行)があります。
『六甲』は会員向けに発行される媒体です。今回、新たに発行する『社中協力』は、慶應通信課程で学ぶ(学んだ)すべての仲間に向けて神戸慶友会の塾員が発行する新聞という立ち位置になります。
すでに会員さんの購読希望者への発送は一段落しました。慶友会のご協力を仰ぎながら、今後は年4回の発行を計画しています。創刊号は若干の予備があります。会員でなくても切手代のみで購読が可能ですのでご興味のある方は下記アドレスまでご連絡をお願いします。
『社中協力』発行元 青銀堂
osaka.seigindo@gmail.com