「慶應に入って良かったと思うのは卒業してからだ」というフレーズがずっと頭の片隅に残っていて、それをどう体現すれば良いのだろうと考えてました。
20年3月に卒業したメンバーが集まって話したのは、これからどうするの?三田会に入るの?
「社会の先導者たれ」というのは若人のハートには響きますが、私のような片足を棺に突っ込んでいる人間には時すでに遅し?
社会の先導者にはなれぬとも、せめてこれから卒業を目指す人たちに何か手助けができたらと思い、やり始めたことがあります。お世話になった慶友会への恩返しのつもりでプロジェクトがスタートしました。
まだ、お披露目はできませんが、7月に慶友会の例会に招かれているので、それまでにいろいろ仕込んでまいりたいと思います。
(緒方洪庵先生)