通信生にとっては大事なゴールデンウィーク | 慶應通信で実学を学ぶ

慶應通信で実学を学ぶ

【第78期】2024年4月に文学部1類に入学しました。学びに終わりはありません。

 通信生にとってはとても大事なGWに入りました。

 今年入学した75期生にとっては初めての慶應通信にどっぷりと浸るチャンスがこのGWです。まずは7月試験の受験資格を得るべく1科目でもいいのでレポートの提出に専念しましょう。英語レポートが免除されている学士入学の方は英語2と向き合って錆びた英語力の総復習をする時間になるかもしれません。


 まだそこまでエンジンがかからない人は『福翁自伝』を読むのもいいでしょう。また個人的なお勧めは、今はあるのかどうか分かりませんが、テキストと一緒に送られてくる『学習のすすめ』という冊子を読むことです。この副教材は総合教育科目を学ぶためにとの副題が入っていますが、学士入学の方にも参考になることが多く含まれています。「急がば回れ」という言葉があるように、間違ったやり方でやみくもに突き進むより学習の作法を理解してから学習に臨む方が近道となります。


 なぜなら、高校までの学習の目的は知識の習得になりますが、大学では問題解決のための学問の習得が求められるからです。


 卒論指導や卒業試験の時に先生から「あなたの研究は…」と言われて、「そうか、自分は研究者の端くれなんだ」と背筋が伸びたことがありました。そんな意識を入学時に持つことができればもう卒業資格を得たに等しいかと思います。

 そんなきっかけをGWに掴んでほしいと思います。