2016年の卒業式の日に知り合った同窓が書いてくれた「卒論指導申し込みの書き方」は、今まさにそれに取り掛かっている小生にとってとても参考になる記事でした。
これを読んで法学部時代に書いた卒論指導申し込み書がよくぞ予備登録にならなかったものだと今更ながら振り返っています。
思えば、締め切りに追われて見切り発車した卒論構想は指導の中でどんどんとその骨格が変わっていき、終わってみれば10万字。質はともかくとして新書に匹敵するほどのボリュームになってしまいました。これを半分に削って論点を絞りたいという私の希望に対して、先生はこれでいいと言われたのでそのまま完成版となりました。
指導の度ごとに提出する調査票も質的に次第に厚みのあるものとなり、なんとかなるもんだなぁと先生の指導力と優しさに感謝したことを思い出しました。
私にとって卒論は、登山に例えれば富士山に登るようなものでした。長く樹海の中で彷徨い、2回目の指導でようやく登山口にたどり着き、それでも裾野の広い富士は歩いても歩いても高度を上げているという実感はなく、傾度の低い距離のある初心者コースを歩いているような感覚でした。
毎回、指導を受けに行く新幹線のE席の車窓から見える富士の頂きを眺めては、「今は何合目辺りなんかなぁ」とため息をついていました。
そのような経験から、最初から結論ありきでなくても、書きたいテーマの具体性を明らかにすることが大切だと思います。
今回は二度目の卒論の挑戦になるわけですが、今の私の申し込み書の内容では経済学、経営学のどちらでアプローチするのか明確になっていません。これでは事務局も指導教員を探してくれそうにはないので再考が必要です。
身近に修士号を持って大学の教壇にも立つ年下の先輩もいるので、計画書作成の指導をしてもらっています。
こんなことばかり考えているから1月の試験対策が進まないんやろねぇ(遠い目)。
まあ通信から逃げているわけではないので良しとしますか。
今日もマクドに行くど!
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