とりあえず、こんばんわ。局長です。

えーと、ニジガクがまた劇場版を作るってマジかよ?!

最早ミリマスやシャニマスを完全につぶす気なんでしょうかね。

しかも3部作、そうなると3年生組の卒業まで描かれるのか・・・?

最後の最後で描かれたあのシーンはこれの伏線だったのかもな。

まぁそれはともかく、これについては色々期待してますよ。

 

というわけで、旅記事に戻ります。

まずは前回の続き、前回はスペースシャトルやコンコルドなど

様々な航空機を模型で見て行ったわけですが・・・

局長的に航空機の模型が紹介しきれない程ある時点で

ヘタな航空博物館の模型展示より充実しててヤバいですねと。

てなわけで局長、次は飛行機から船の展示を見て行く事に。

 

あと、会話記事が・・・?

 

続いては『船舶』の展示を見に行きます。

船は飛行機と違い、太古の昔から存在していた乗り物であり

入手できる材料や使用する目的によって地域ごとに

大きく変化していきました。

 

局長「船の起こりは有史以前から存在しており、水辺にすむ人々が木の枝を束ねて荷物を載せたり、人を乗せたりしたのが最初だと言われているぞ」

歩夢「そうなんだ~」

局長「・・・え?」

歩夢「え?どうしたの?」

局長「お前ら、まだいたん?閑話休題の記事を最後にバイバイやと思ったけど」

かすみ「決まってるじゃないですか~!かすみん達の映画が、3部作で作られるからぁ、記念に乗っ取っちゃいました!」

局長「あー・・・そう。ってぇぇええ!?なに乗っ取ってんだよ!っていうか、いつものメンツは何してんねん!?」

歩夢「局長の浮気相手なら、帰って行ったよ?」

局長「マジ・・・これは、ヤな予感しかしない」

かすみ「まぁ良いじゃないですか~。細かい事気にしないで、かすみん達にも参加させてくださいよぉ」

局長「はぁ・・・分かったよ」

 

ネタはさておき、有史以前から船は存在していました。

船はやがて工夫や改良が加えられ、丸太を組み合わせたイカダや

丸太をくり抜いた丸木舟が登場するようになっていきます。

 

局長「スコットランドでは150例、日本でも200例の丸木舟の発見例が存在しており、防水を施したシーカヤックみたいな船も有史以前から作られていたという報告もあるほどなんだ」

かすみ「へぇ~・・・。船って、そんな昔からあるんですね」

歩夢「でも、丸木が手に入らない場所では水辺のある所でも船って必要になると思うけど、そこでは何が使われてたの?」

局長「良き質問だな。丸木が手に入らない場所では竹やアシが材料となり、動物の皮を縫い合わせて空気を入れて作った・・・というのがあるみたいだな」

歩夢「そうなんだ~。局長って、浮気相手が認めるほど色んな事に詳しいんだね」

局長「調べてるからな。あと、浮気相手は余計だ。ちなみに、こういう船はいずれも波に弱かったから大きな船は建造不可能だった。しかし、紀元前4000年ごろから船の骨組みを作ってから板を張った組み立て船が作られるようになり、そして船は大型なものも作れるようになるってわけだな」

歩夢かすみ「「へぇ~・・・」」

局長「よっしゃ、そいじゃ船の展示を見て行くぞ」

 

こういう船を見ていて、ウィーアーが脳内に流れた皆様。

れっきとしたワンピース好きだと思います。

ちなみに、局長はワンピースのOPは好きな方です。

この画像に写っている船の帆の部分にドクロマークでも

描かれていようもんなら、ワンピースの船とか言う人もいそうです。

 

せつ菜「ワンピースと言えば、ストーリーが熱いだけでなく感動する物もありますよね!!」

局長「ワンピースは、なに喰ったらあんな体になるのか不思議でならねーんだが、麦わらの一味が乗っている船は、ベースとなった船が存在しているんだ」

せつ菜「そうなんですか?!」

璃奈「どんな船なのか、教えてほしい・・・」

局長「まずは、麦わらの一味の初代海賊船となる『ゴーイングメリー号』、これは『三角帆使用・船尾中央操舵方式』の『キャラベル船』だ。上の棚、左から2番目にある船がキャラベル船だな」

璃奈「漫画で見るのと・・・全然違う・・・」

局長「まぁ、漫画だと改造されてるからな。第一、船が空を飛ぶか。キャラベル船は、当時の冒険家たちにとって『経済性・速度・操舵性・汎用性』をすべて満たした船だったみたいだな」

璃奈「そうなんだ・・・」

局長「次は2代目海賊船、『サウザンドサニー号』。この船は『スループ』がベースとなっている。18世紀~20世紀に活躍したフリゲートやコルベットといった船の中間で、戦闘用スループじゃないかと思うんだが、ワンピースの作者に聞いてみないと分かんねーよな」つ写真

せつ菜「確かに、戦闘用スループと少し似てますね」

局長「まぁ、他にあるんだったら情報をくださいなって話だな」

 

まずはサンタマリア号をパチリと、船についてはあまり詳しくないので

局長チョイスでティンと来た物をパチリとして行きます。

 

サンタマリア号はクリストファー・コロンブスが1492年に、

初の大西洋横断航海を行った際に使った3隻の帆船のうちの1つ。

ちなみに、神戸市にはスペインから1991年に送られた

サンタマリア号がありましたが、現在では碇と望楼のみが残っており

その他のパーツなどは震災と老朽化を理由に解体されています。

 

局長「ちなみに大西洋横断航海を行ったコロンブスだが、実はサンタマリア号を嫌っていたんだ」

せつ菜「そうなんですか!?」

璃奈「でも、なんで嫌っていたの?」

局長「一言で言うと、性能が低すぎたんだ。鈍重で速度が出ず、喫水が深かったから使えねーなって事で、1492年12月24日にイスパニョーラ島に座礁した後は、お気に入りのニーニャ号に乗り移ったぐらいだしな」

せつ菜「授業ではサンタマリア号で大西洋横断航海をしたってしか聞いてないので、この事は初めて知りました・・・」

璃奈「私も。璃奈ちゃんボード、ふむふむ」

局長「勉強熱心で何より。そいじゃー、次は一気に時代が飛ぶぞぉ!」

 

続いては、あの潜水艦が目指していたタイタニック号をパチリと。

1997年公開の映画『タイタニック』によって

世界的に知られた悲劇の豪華客船でもあったりします。

 

歩夢「タイタニックって、史実を基にした悲しいラブストーリーなんだよね」

局長「せやな。ちなみに、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが演じた役のモデルは存在しない。いわば、架空のキャラクターだな」

果林「そうなの?初めて知ったんだけど・・・」

局長「まぁ、劇中では実在の人物も登場しているから、結構勘違いされやすいがな。実在の人物だと、沈みゆくタイタニックでパニック状態となった人々を落ち着かせるために、楽器を演奏していたバンドマンたちがいただろ?あれは実在していたバンドマンで、ウォレス・ハートリーとそのバンドメンバーだったんだ

果林「そのシーン、見たことあるけど本当にいた人たちだったのね」

局長「ちなみに、タイタニックには乗員乗客合わせて2224人が乗船しており、1514名が亡くなり、710名が生還しているんだ」

歩夢「そうなんだ・・・」

局長「ちなみに、タイタニックの最後の生存者だった『ミルヴィナ・ディーン』が2009年5月31日に亡くなった事で、タイタニックに乗っていた生存者は全員亡くなったんだ。ミルヴィナ・ディーンはタイタニック最後の生存者として注目されていた。その話の1つとして、老人ホームでの滞在が困難になった時に、タイタニック号の思い出の品々を競売に掛けていた事があったのを聞いたレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが援助したという話があるぐらいだしな」

かすみ「ええっ!?あの有名なハリウッドスターが援助していたってすごすぎるじゃないですか!!」

果林「無理ないわよ。タイタニックを演じた2人にとって、最後の生存者は大事にするものじゃない」

かすみ「そうかもしれませんけど・・・」

局長「ちなみに、これだけ注目されたミルヴィナ・ディーンだが、実はタイタニックに乗っていた記憶が無いんだ」

かすみ「ええっ!?でも、乗っていたんですよね・・・?」

局長「なにせ、乗っていた当時は生後9ヶ月の赤ちゃんだったからな」

かすみ「な、なるほど・・・。そりゃ、覚えてませんよね」

 

ちなみに、タイタニックに乗っていたという記憶がある人で

最後の生存者だったのはリリアン・アスプランドで当時5歳でした。

そのリリアン・アスプランドは2006年に亡くなっています。

 

続いては『サスケハナ』をパチリと、大きな帆船となっていますね。

黒船、っていうのは学校の授業でも習うと思うんですが

その際に『開国しなさい』でお馴染みなペリーが乗っていたのが

このサスケハナという船であり、帆船ですが蒸気機関も用いてます。

開国5港の1つ、下田ではこの名前の遊覧船が運航されてます。

 

しずく「これって、黒船って言うんですよね」

かすみ「黒船?」

しずく「かすみさん・・・授業で習ってませんか?」

かすみ「だってぇ~。こういうの詳しくないし~・・・」

局長「そんなんでは、このブログの会話記事の座は務まらんぞ。とは言うても、知らんという人もいるしな。まぁ、黒船というのは西洋からやってくる船において、昔の日本人が呼んだあだ名だな。黒船というと、ペリーのイメージが強いからアレなんだけど」

しずく「ところで、サスケハナって変わった名前ですよね」

かすみ「そうそう!変な名前だなーって思うんですけど」

局長「サスケハナは、インディアンの言葉で『広く深い川』を意味しているんよ」

しずくかすみ「「へぇ~・・・」」

 

続いては時代が一気に飛び、1980年の船となります。

てなわけで『新愛徳丸』をパチリと1枚。

石油タンカーとして、1980年に登場した新愛徳丸は

何といっても普通のタンカーとは見た目が全然違いますね。

 

かすみ「なんか、変わった船ですね。船首とか真ん中に大きいのがありますし・・・」

栞子「帆船みたいな装備が付いているんですね・・・この船は」

局長「新愛徳丸は、世界最初の実用省エネルギー帆装船でな、かすみんや栞子ちゃんが言うたように、大きな帆が付いているのが特徴なんだ」

彼方「でも、この船ってエンジンとか付いているんだよね~?この帆は一体何のために付いているの?」

局長「オイルショックって聞いた事あるな?」

彼方栞子「「うん」」

かすみ「えっ・・・?オイルショック?」

局長「だからカスって言われんだよこのかすかす」

かすみ「カスでもかすかすでも無いです!かすみんですぅ!!これ以上イジメると泣きますよ!」

局長「はぁ~・・・まぁ、要は石油危機だな。トイレットペーパーが消えたとかが代表的な例だが、1970年代に2度あったオイルショックを受けて、石油消費を節約しようと当時の日本船舶機器開発協会(現・日本船用工業会)が日本鋼管が開発した自動操帆の硬質セイルを用いて建造した船だな」

 

この船、風の力を最大限に利用できるように風向きや風速で

帆が自動的に向きを変え、帆を使わない時は折りたたむといった

タンカー版帆船としてかなり変わった船でした。

 

局長「要は燃費を向上させるための帆であり、風の力を利用したタンカーでもあったんだ」

栞子「船は日々進化していますが、昔の帆船の技術を応用したものが出ていたんですね・・・」

彼方「それで、この船って実際どんな感じだったのかなぁ?」

局長「前方40度以外から吹く風を自動制御の帆で受けて、ディーゼル機関を補助で使うと、10%程度のパワーを減らしつつも速度は20%向上したんだ」

かすみ「パワーが減ってるのに、速度が上がったんですか!?」

栞子「風の力を有効活用できていたんですね」

局長「そう言う事。ちなみに、直進性にも優れていて、荒海では横揺れが減ったので乗組員からは大好評だった。冬の日本海では定時運航に優れており、さらに燃費も帆を持たない船と比べて20%も節約できたしな」

彼方「まさにイイことづくめだね~。彼方ちゃんが船の会社を持ってたら、この船ばっかり購入しちゃいそうだよね~」

局長「しかし、この船はイイ事づくめだけではないんだ」

彼方「というと?」

局長「こんな船は作るとなると、まず製造コストが高くついた。次に積載タンク下にバラストタンクを置いたので、荷物を積む量が減少した。最後に、クソデカい帆が付いてるので既存の橋の下をくぐれるのかというのが問題となった。結果としてこのタイプの船は、一般化しなかったんだ」

 

ミア「この船、横浜に行ったとき見たことあるよ」

果林「そうねぇ。道に迷ったときに見たわね」

局長「その横浜にある船が『日本丸』だな」

 

てなわけで、帆船の日本丸をパチリと1枚。

現在では横浜のみなとみらい地区に展示されている船であり、

ランドマークタワーのすぐ近くにあったりします。

大決戦・超ウルトラ8兄弟ではこれが宇宙船になったり・・・。

 

横浜が舞台となった1992年公開の『ゴジラVSモスラ』では、

よく見ないと分かりにくいですが、日本丸も登場しており

ランドマークタワーの瓦礫の直撃をモロに受けています。

 

ミア「ゴジラっていう作品にも出ていたんだな。しかし、そういう所よく見てるよ・・・」

果林「仕事に生かせば御の字なんだけどねぇ」

局長「それはそれ、これはこれ!だろ」

 

さらばー地球よー♪でより有名となった大和をパチリと。

大和については、大和ミュージアム編で紹介していますので、

その記事をちょいと見てみるとええですぞ。

 

↓その記事はこちら

 

 

 

 

特設展示スペースみたいな場所にはこんな船が・・・。

てなわけで、江波漕ぎ伝馬『明神丸』をパチリと。

この船は、『宮島管絃祭』という伝統行事に使われる船で

左右に各7本ずつの櫂と舵の役割をする大櫂1つで操船します。

 

局長「宮島管絃祭は、旧暦の6月17日の大潮の日に、世界遺産で有名な宮島の厳島神社で御神体の海上渡御を目的とし、10日間にわたって開催される瀬戸内有数の伝統的な祭りだな」

エマ「その時に使われるのが、この船なんだね。ねぇ、この『江波漕ぎ伝馬』ってどういう意味なの?」

局長「江波漕ぎ伝馬は『江波漕伝馬船』の事で、この祭りにおいて対岸の地にある地御前神社の神様を迎えに行く管絃船というのがあるんだが、この管絃船が1701年、地御前神社から宮島へ戻る道中に暴風雨で転覆しそうになり、近くにいた阿賀(呉市)の鯛網船と、九州からの帰りに厳島神社に立ち寄ろうとしてやってきていた『江波の伝馬船』が助けたんだ。それ以降、『阿賀の鯛網舟』と『江波漕伝馬船』が管絃船を曳航する事となったわけだな」

エマ「なるほど~・・・」

ランジュ「ところで、旧暦6月17日開催ってあるけど、これって今だといつ開催になるのかしら?」

局長「旧暦ってバラつきあるからね。2023年現在の日付で直すと、8月3日が旧暦6月17日なるってわけだな」

ランジュ「じゃあ、この祭りは2023年は8月3日に行われるって事なのね!勉強になったわ!」

 

続いては『しんかい6500』の模型をパチリと。

仕組みが分かりやすいように、半分が骨格模型となってます。

『しんかい6500』は、国立研究開発法人海洋研究開発機構が

保有している潜水調査船で、1989年に登場しました。

 

愛「愛さん、これ映画で見たことあるよ!」

局長「映画?」

愛「うん。確か、日本が沈むやつだったんだけどね。スマップの草なぎが出ていた作品だったよ!」

局長「2006年版の日本沈没か。2006年版には、『しんかい6500』がモデルの『わだつみ6500』が登場していたが、あれはまんまこれの事だな」

愛「そうなんだね!ところで、このしんかい6500の『6500』って6500m潜れるからそんな名前が付いたの?」

局長「その通りだな。この潜水船の潜航深度である6500mまで潜れるのでその名が付いている。ちなみに、『しんかい6500』は一般公募でついた名前でもあるんだ」

せつ菜「この名前って一般公募で決まったものだったんですね」

局長「そう言う事になる」

ランジュ「でも、なんでそんな6500mも潜る潜水船を作ったのかしら?」

愛「そういえば、気になってたんだよねー!なんで?」

局長「日本は有数の地震大国だからな。自然科学調査を主とするフランス、自然科学と軍事目的を持つアメリカと違って、6500mも潜れるようにしたのは、巨大地震予知に繋がるプレート運動の観測が重視されたからなんだ」

愛「なるほど~。地震はすごく怖いから、予知ですぐに分かるのはイイ事だよね!」

ランジュ「そうね!」

局長「ちなみに、地震活動予知のみならず生物の進化を解明したりなど、様々な用途で使われている事があるみたいだな」

 

『しんかい6500』を連れて行く船をパチリと。

その名は『よこすか』、支援母船でありしんかい6500を

目的の潜航場所まで連れていく役割を担っています。

また、しんかい6500の整備やしんかい6500が拾ってきた

データを解析したりする研究機関として使われています。

 

局長「では、会話記事を乗っ取ったニジガクメンバーにクイズだ!」

かすみ「クイズ!?」

局長「しんかい6500に関する問題だ。正解すれば次回の記事の会話担当も譲ってやろう」

かすみ「ええっ!?本当ですか!?」

せつ菜「これはぜひ、挑戦したいです!!」

果林「なにもそこまで本気にならなくても・・・」

エマ「え~、私は挑戦してみたいな~」

果林「エマ・・・」

局長「そいじゃ挑戦するって事でええんやね?」

かすみ「もちろんです!」

局長「ちなみに、不正解だとせつ菜ちゃんとしずくちゃんの胸をもみもみ・・・」

しずく「させませんよ!!」

せつ菜「そうならないためにも、とにかく挑みましょう!!」

 

Q.しんかい6500が6500mまで

潜るまでに掛かる所要時間は?

(※・・・片道の所要時間です)

 

1.1時間半

2.2時間半

3.3時間半

4.4時間半

 

さぁ、ここまで読んでくれた皆様も考えてくださいませ。

 

というわけで、ここまで。ではでは