皆さま、おばんです！
今日から12月に突入しましたね。
いやもう時間が過ぎるのが早すぎる！
公私ともにやり残したことが沢山ありすぎて困ってましたよ。
今年のお正月に
「ブログにUPした駅の訪問記をトータル2,000駅にしたい」
なんて書きましたけど、
今現在で1,800にも届いていないので絶対に無理な状況でして…
今のうちに謝っておきます。
それと今はなきカーディーラーのマツダ系
「ユーノス」チャネルが秋に30周年を迎えるのを機に、
ショールームの現在の様子をブログにUPしたい旨を書きましたが、
そもそも30周年を迎えるのは来年の秋のことでした。
来年は撮り貯めたモノをブログアップしてゆきますので、
お付き合いをお願いしますね。
さて今晩は、一昨年の夏に訪れました
奥羽本線・長峰（ながみね）駅の訪問記です。
一風変わった門構えを持つ駅でしたよ。
この日は弘南鉄道大鰐線の駅巡りを終えてから弘南鉄道弘南線に移動、
大鰐温泉駅から弘前駅に移動する途中で長峰駅を訪れました。
弘南鉄道の１日フリー切符は販売価格がたった1,000円なのに
接続していない両路線が楽しめるのですからスゴイです。
JR線内は青春18きっぷで移動しましたけど、
駅を下車するたびに脳内で「〇〇円得した！」って勘定してるのは
自分だけでしょうか。
長峰駅の駅前に立つ。
長峰駅は昭和27年に開設された駅とのこと。
奥羽本線の主要駅である碇ヶ関駅と大鰐温泉の中間地点にあるので
てっきり信号場代わりのような駅かと思いましたら、
駅前に住宅地が広がる一人前の駅だったみたいですね。
地元の皆様、そんな風に思っていて本当に申し訳ない。
駅前には観光案内の看板が立ってましたが、
中心は長峰駅ではなく大鰐温泉駅。
長峰駅が所在する大鰐町にあるJR駅はこの２駅だそうです。
町が主体で作った案内看板かな？
大鰐温泉駅にもきっと同じ案内看板があるのでしょうね。
ブログの冒頭に「一風変わった門構えがある」と書きましたが、
見てください。
注目は駅舎の手前にある出っ張った部分です。
やや角度を変えてズームアップ！
まるで駅舎の手前に風除室があるように見えますが、
実はコレ、ただの飾りなのです。
その証拠に裏側から見てくださいよ、部屋ではなく板状ですから。
ではなぜ、長峰駅にこんな役立たずなモノが装備されてるかと言うと…
長峰駅はしばらく、開業当時に設けられた木造駅舎が使われてましたが、
老朽化のために国鉄末期に建て替えされたそうです。
ところが当時の国鉄は財政難のために新築の駅舎を建てることが出来ず、
駅舎の代わりに廃貨車を待合室として置いた
「ダルマ駅」に変わったんですって。
そのままの姿じゃ余りにもみすぼらしいために
この門（…というか板っ切れ）が付けられたそうですよ。
やがて時が経ち、ダルマ駅も建て替えの時期を迎えましたが
門は新しいのでそのまま残留、
駅舎のみが建て替えられた…というのが事の真相みたいですね。
駅舎とホームが橋渡しされてるユニークな造りも
昔はダルマ駅だった名残りのようです。
駅ファンはこんな箇所を見ると脳内にアドレナリンが回るのですよ。
それでは駅舎のチェックを開始。
長峰駅は昭和46年に無人駅化されているために
出札窓口が無い待合室のみの簡易駅舎でした。
「少年マガジン」が誇らしげに置かれているのは
なにか理由があるのでしょうか？
続いてはホームです。
列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造でした。
大館駅から続いていた複線区間は長峰駅まで、
ここから北側。石川駅までの区間は単線に変わります。
貨物列車が数多く運行されてた国鉄時代は
長峰駅で列車交換が頻繁に行われていたのでしょうね。
車両12両分の長さのホームがあるのに、
日中は２，３両編成の電車が主体なのが惜しい気がします。
12月に入った途端、地元の仙台は急激に寒くなりました。
コデブなくせに寒さにめっちゃ弱い自分、
長峰駅を訪れたこの日の日差しが恋しいっす！
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