皆さま、こんにちは！
前々回のブログで、今年３月のダイヤ改正より
普通列車が１日に上下合わせて３本しか停まらなくなった
日豊本線・宗太郎駅の訪問記をUPしましたが、
ここだけではありません。
佐伯駅-延岡駅間のすべての駅がこの列車本数に変わってしまいました。
今回はその中から、こちらの駅の訪問記です。
日豊本線・北延岡（きたのべおか）駅です！
昭和28年に開設された、延岡駅の北隣にある駅でしたよ。
駅名のまんまですね。
今は駅舎が無く、ホームがあるだけの無人駅になってしまいましたが、
国鉄末期辺りまでは駅舎を持つ駅だったとか。
それが今じゃ…
停車する普通列車はこの３本だけでしたの。
この本数の少なさには驚きしかありません。
ところで駅名標のローマ字、なんでグニャグニャですのん？
そしてこの３本の普通列車ですが、３月のダイヤ改正から
特急型車両の787系電車が充てられることになりました。
元々、北延岡駅は２両編成の列車に対応出来るよう
ホームの一部分が嵩上げされてまししたけど、
その部分には787系電車の編成すべてが収まり切れないために
１ヶ所のドアだけを開閉する処置がとられたようです。
ホームにもこんな停車目標が貼られてましたけど、
まさか北延岡駅のホームに特急型車両の停目が現れるとはね…
ここに着いてから驚きの連続なのですけど。
それじゃ、北延岡駅がある地域は
人が住んでいない思いっきりのド田舎かというと、そうじゃなくて…
駅の目の前を日向街道（国道10号線）が横切り、
民家の数もそこそこにあります。
駅の入口には焼酎屋さんもありましたよ。
地元の東北じゃ焼酎専門店なんてのはまず見かけません。
沿道に普通に焼酎の専門店があるとか、さすが南九州ですね。
それではホームに入ります。
北延岡駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム２面２線構造でした。
ここでは上下ホームの造りの違いに注目です。
よく見ると、上り線ホームが鉄骨支柱のコンクリート板置き、
下り線ホームが石積みになっているのがわかりますよね。
実は北延岡駅、昭和28年に開業した当時は
ホームが１本しかない停留所タイプの駅だったみたいです。
こちらは国土地理院のサイトから転載した昭和38年撮影の写真ですが、
ホームが１本しか写ってませんよね？
その後、日豊本線の輸送量の増加に伴い交換設備が設けられたようで。
時期的には日豊本線の小倉駅-宮崎駅間の電化が完成した
昭和49年辺りかな？
跨線橋もその時期に併せて設置されたようです。
北延岡駅の全景を眺める。
駅で過ごす長閑な時間が自分は大好きなのよね～。
…とここで、列車の通過を知らせる接近放送が流れ始めました。
放送をよく聞くと「列車が到着します」って言ってる？
この時刻に停車する普通列車は無いはずなのですけど…
あっ、貨物列車だ！
すっかり忘れてました。
日豊本線はわずかながらも貨物列車が残ってたんでしたっけ。
ギシギシ音を立てながら目の前を通過してゆきましたよ。
そして停まった。
これは貨物列車の撮影し放題タイムに突入か。
形式写真を撮りまくるぞ～！
…っていう自分好みな理由で停まっているわけではなくて、
列車の待ち合わせによる停車。
しばらくすると特急列車が通過してゆきましたよ。
間もなく、豪快なジョイント音をたてて貨物列車も発車してゆきました。
こうして、貨車好き＆駅好き＆ひまだれ好きな自分は、
北延岡駅で役満レベルの至福の時を過ごさせていただきました。
ごちそうさまです。
それにしても、普通列車がわずかしか停まらないとは聞いてましたが、
通過する列車の本数は結構あるみたいでビックリでしたよ。
北延岡駅の今後ですけど、
駅名表みたいに存在そのものが薄くならぬことを願っております。
↑（佐伯駅方面）
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直川駅
重岡駅
市棚駅
北川駅
日向長井駅
北延岡駅（平成30年４月11日）
延岡駅
南延岡駅
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門川駅
日向市駅
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都農駅
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