皆さま、こんにちは!
今日から11月、今朝は冷え込みましたね。
皮下脂肪過多な自分も、さすがに今朝は寒さが身に堪えましたよ。
これからは雪のシーズンに突入します。
駅巡りも今年はそろそろシーズンオフかな?
今日は暑かったあの日を振り返りながら、今年8月に訪れた
気仙沼線・不動の沢(ふどうのさわ)駅の訪問記です。
6年半前に起きた東日本大震災による津波被害で
現在はBRT(バス高速輸送システム)で運行中の気仙沼線。
区間内にはBRT化によって恩恵を受けた駅、そうでない駅と様々ですが、
不動の沢駅はもっとも恩恵を受けた駅に感じました。
震災前は12往復の列車が運行されてたのが
現在は34往復(平日)まで増えましたからね。
しかも、気仙沼市の玄関口である気仙沼駅から
不動の沢駅までの区間は、線路跡を転用したBRT専用レーンとして復旧。
この区間の所要時間は鉄道時代とさほど変わってないのですよ。
気仙沼駅から不動の沢駅に到着したバスは、
この先、渋滞が激しい国道45号線を通過する区間に突入。
いずれはこの先もBRT専用レーン化されるのでしょうけど、
不動の沢駅の南隣は、被害が大きかった南気仙沼駅がある地域。
この先の完全復旧はまだまだ時間がかかりそうですね。
さてさて、不動の沢駅で注目してほしいのがコチラです。
ここには鉄道ファンでしたら絶対に歓喜しちゃうモノがあるのですよ。
県道方向に曲がる交差点に注目ですぜ☆
南気仙沼駅に繋がる築堤?
もちろんそれもワクワクしますが、見てほしいのはその手前側でした。
ここにはなんと、かつてここが鉄路であったことを示すかのような
踏切の踏板がモニュメント的に残されているのですよ。
それ以外の箇所はキレイにアスファルトで埋め込まれてますので、
これ、意図的に残されたモノですよね?
この場所から不動の沢駅を見ます。
間違いなく踏切跡だ。
ここを震災前まで、列車が行き来していたことを忘れないでほしいという
気仙沼市の意の表れなのか?
鉄道駅時代は、踏切の脇に駅の出入口があったみたいですね。
不動の沢駅は昭和35年に開設された駅です。
鉄道駅時代は単式ホームが1本あるだけの停留所タイプの駅で、
現在の下り線ホームの位置に当時の単式ホームがありました。
(現在は撤去済)
こちらはBRT化によって新設された上り線ホームです。
BRT化された不動の沢駅には
バリアフリー対応のトイレを備えた立派な駅舎がありますけど、
駅便(駅の便所)は鉄道駅時代から備わっていたみたいですね。
駅便ファンの自分、震災前の不動の沢駅もぜひ見たかったです。
くそ~! ←の言葉に他意はありませんので念のため。
なお、気仙沼線の開通年と駅の開業年に3年のズレがあるのは、
不動の沢駅が地元の請願によって開設された経緯があるため。
先にも書きましたけど、気仙沼駅-不動の沢駅間は
線路跡をBRT専用レーンに転用した区間です。
気仙沼駅を出るとしばらくは大船渡線の線路と並走していて、
鉄道ファンでしたらワクワクが止まらない区間でした。
不動の沢駅周辺は線路跡や踏切が残り
鉄道線時代の遺構が数多く残るスポットですけど、
いっそのこと、バスの車体も
鉄道時代を偲んでキハ40系カラーとかにしてみては?
訪れる鉄道ファンが大歓喜して、お金をいっぱい落としてくれる…かも?
↑(前谷地駅方面)
陸前豊里駅
柳津駅
陸前横山駅
志津川駅【BRT】(平成29年2月8日) ・新駅(平成29年3月15日)
清水浜駅
歌津駅
陸前港駅
陸前小泉駅
本吉駅
小金沢駅
松岩駅
南気仙沼駅
不動の沢駅【BRT】(平成29年8月27日)
↓(気仙沼駅方面)
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