皆さま、おはようございます!
今日は北海道旅の3日目、釧路駅からスタートでした。
今回の旅の目的はいろいろとあるのですが、
そのひとつがこちら、JR北海道が今年7月から販売を始めた
「わがまちご当地入場券」を買い集めるためだったのですよ。
こちら、JR北海道が観光客の鉄道利用促進を図るために企画した
写真入りの入場券でして、額面は一般の入場券と同じ1枚170円。
添付の応募券を一定数集めて切り離して送ると
レアな列車カードまでもらえるという、
マニア心をくすぐられるアイテムなのでした。
ちなみに、自分が初めてゲットしたご当地入場券は、
今年8月に入手した北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅。
購入した時点で通し番号は2千を超えており、相当売れてたみたいですね。
せっかく好きな駅を見て歩くのなら
ついでにコレを買い集めようと思ったのですけど、
購入するのに難易度が高い駅が存在するようでして…
一昨日訪れた富良野駅。
昨日訪れた知床斜里駅。
今風のルックスの駅舎ですけど、国鉄時代の駅舎を改装したモノなのです。すごい!
この辺りの駅員さんが常駐されてる有人駅は
「みどりの窓口」でいつでも買うことが出来るので問題はないのですけど、
全体の割合からすると有人駅の存在自体が稀なJR北海道。
無人駅のご当地入場券は他所で委託販売されていて、
販売時間が限定されてる場合が多いのです。
こちらは駅に併設された「道の駅はなやか(葉菜野花)小清水」で
ご当地入場券が販売されている釧網本線・浜小清水駅。
浜小清水駅の場合は、販売場所が駅のすぐ隣で
「道の駅」営業時間中はいつても買えるので助かりましたが、
昨日訪れた駅の中で、ご当地入場券を買うのに一番苦労したのが
同じ釧網本線内にあった清里町駅。
ここは販売場所が駅から遠くて大変でしたの。
画像が今年5月に訪れた時の使い回しですみません。
切符はきよさと情報交流施設「きよ~る」で販売されているのですが、
ここ、駅から1,5キロ程離れていて徒歩で20分弱かかるのですよね。
早歩きすれば、もう少し早く着けるかもしれませんが。
そのためか、今回ゲットしたご当地入場券の中では
もっとも通し番号が進んでいない(900番ぐらい)切符が手に入りましたよ。
係りの女性の方にお話を聞いたところ、
それでも大勢の鉄道ファンがここを訪れていたみたいですね。
まとめ買いされてゆくファンも多いのだとか。
「わがまちご当地入場券」は他の記念切符とは違い、
通信販売できないルールがありますので、
仲間の分もまとめた買う方が多いのでしょうな。
委託販売先は、定休日や、
販売時間が極度に限定されてる場合もあるみたいですので、
JR北海道のサイトでも必ず販売条件を確認して、とのことでしたよ。
さてさて、苦労しながら訪れた清里町の「きよ~る」でしたが、
向かう途中、道に迷っていたらこんな広場に出くわしたのです。
ん?あの黒い物体はひょっとして…?
蒸気機関車だ!しかもJNRマーク付き!
機番はC58 33、ネットで調べたところ
昭和13年に川崎重工で新製、昭和47年に廃車された機体で、
最終配置区は北見機関区だったようです。
特徴は何といってもこのデフ板。
蒸気機関車に詳しくないので説明は出来ませんが、
後藤工場製の切取り除煙板だそうで、「G2」と分類されてるモノらしいですよ。
保存状態は、細かく見れば少々残念な感じでしたけど、
上屋が架けられてますので、
全体的に見れば腐食は少ない方ではないでしょうかね?
ここで思ったのですけど、
今年5月に駅目当てで清里町駅を訪れた時には、
この公園(清里町羽衣南児童公園)で
機関車が保存されてたことに気づきませんでしたし、
ご当地入場券を入手するために歩いた分、
神様がご褒美を用意してくれてたのではないかと。
いやいや、そう思ってるのは自分だけか。
「わがまちご当地入場券」、
中には購入者を対象にした特典を用意している自治体もあるみたいですね。
1枚170円で気軽に買うことが出来ますし、
鉄道ファン、切符ファン以外の方も絶対に注目ですぜ☆