皆さま、こんにちは!
いよいよ明日から青春18きっぷの発売が開始されますね。
北陸新幹線が開通する以前は、
この切符を利用して新潟県の糸魚川駅辺りまでよく来てました。
信越本線には数多くの快速列車が運行されていたので、
わが地元の仙台からは1日分でここまで来れたのですよ。
信越本線が第三セクター化されてからは、
この区間は青春18きっぷが利用出来なくなっちゃいましたが。
信越本線を通るたび、毎度気になっていたのが、
青梅川駅、鯨波駅辺りから見える海岸風景でした。
ここを通るたび「いつか鯨波駅に降り立とう」と思っていたのですけど
なかなかチャンスに恵まれず。
先々月ですが、ついにその機会が訪れたのですよ!
側面にでっかなクジラと波の絵が描かれている駅舎、
間違いなくここは鯨波駅ですぜ☆
付近にある鯨波海岸から由来した駅名でしたが、
この海岸が「鯨波」と名付けられた理由には諸説があるようで…
海岸にクジラが打ち上げられたから命名されたという説、
元は「桂波(かつらなみ)」だった地名が、
ある年に多量のクジラが獲れたことから改められた説、などなど。
いずれの説からも、この地が
クジラと大きな関わりがあったことは間違いなさそうです。
そんな地にある鯨波駅。
構内には駅マニア垂涎モノのアイテムがあるのですが、
それは後ほど触れることにしまして…
この地にクジラが打ち上げられたのは、遠い昔の話かと思っていたのですが、
自分、クジラの姿をこの目で見ちゃったのですよ。
鯨波駅から100メートルほど上がった所を通る国道8号線沿い。
駅から300メートルほど離れた場所でした。
ほらほら。
すっごーい!
クジラですよ、クジラ!たーのしー!みずべちほーのフレンズだね。
…っていうか地下道。
自分、これの存在を知らずに国道8号線を通過したのですが、
思わずよそ見をしちゃって事故になりかけた物件でした。
こちらの地下道ですが、
昭和61年に竣工した「鯨波横断地下道」だそうです。
頭から潮を吹きだすみたいですけど、自分が訪れたこの日は雨で、
その様子をハッキリ見ることは出来ませんでしたわ、残念!
それにしてもこの顔のすごさときたら。
地下道を造る際、普通はこんなカタチは思いつきませんって。
柏崎市の現場担当者に心から拍手を送りたい。
こちらは地下道の中。
そして地下道を抜けた先にある出入り口です。
カタチはごくごく普通ですが、側面には波が描かれていて…
「鯨」+「波」=「鯨波」、この方程式は鯨波駅と一緒ですね。
新潟県内には他にも、錦鯉を模した地下道や
船のカタチをした地下道があるみたいで…
次の新潟旅の目的はこれか!
こんな街の玄関口である鯨波駅ですが、様子は次回に続きます。
(続きもぜひチェックくださいね)