皆さま、おばんです!
今晩はもういっちょ!
羽越本線から金塚(かなづか)駅の訪問記です。
金塚駅に訪れたのは一昨年の6月、
新潟から仙台まで中古車の回送をする仕事の最中のことでした。
カーナビの目的地を金塚駅にセットして、ガイドされた場所がここでしたの。
駅の正面には国道7号線バイパスが。
更にその向かいにはセブンイレブンがあり、とにかく交通量の多い場所でした。
バイパスを行き交うクルマの数が多すぎて、
この写真を撮るためにどんだけコンビニの駐車場で待ったことだか…
金塚駅が開業したのは大正3年のこと。
長い歴史を持つ駅のはずなのに、
まるで駐輪場な、簡素過ぎる駅の造りに驚いてたのですが、
駅構内に入ったら更に驚きましたわ!
ホームに入り、反対側のホームを見たところ…
あそこに駅舎があるじゃないですか!
すみません。
今まで見ていたのは金塚駅の真の正面口ではなくて、
平成時代に入ってから新設された東口だったみたい。
先にも書きました通り、金塚駅は大正3年に開業した駅で、
お隣の加治駅とともに旧・加治川村の玄関口でした。
駅舎は木造駅舎に代わり昭和40年に建て替えされたモノ。
木造駅舎時代の金塚駅を見たくて、
昭和22年に撮影された航空写真をチェックしてみましたよ。
現在は駅から南側が複線区間の金塚駅ですが、当時は単線で、
構内には島式ホームが1面あるだけだったようですね。
その後、昭和40年に駅舎の建て替え、昭和42年に複線化、
あーんどホームの増設(相対式&島式ホームの2面3線構造へ)と、
金塚駅はアップデートを続けてゆくのですが…
昭和51年に撮影された航空写真。国土地理院のサイトより転載。
昭和35年に開通した国道7号線バイパスによって
駅の東側にも住宅地が広がり、
平成時代に入ると、ついに東側にも入り口を開けてしまったのです。
…っていうか駅の利用者数、
新しくできた東口の方が絶対に多い気がした!
列車が到着して下車したお客さんたちの足の向く方向を見てましたけど、
ほとんどの方がセブンイレブンがある東側に出られてました。
道路が出来たことによって人の流れが変わる
典型的なパターンを見た気がしましたわ。
そんなことで、乗車客数はそれなりにあるも、
駅舎の中はひっそりとしていた金塚駅でした。
それにしても、金塚駅を目的地にセットしたら
駅舎がある西口ではなく、利用者の多くて便利な東口をガイドするナビ…
最近のナビって、こんなに頭が良いものなの?
↑(新津駅方面)
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