皆さま、こんにちは！
昨年１２月の九州旅行でのこと、
肥薩線・中福良（なかふくら）駅に立ち寄りました。
霧島市隼人町の山間にある駅で、昭和33年に開業したそうですよ。
駅に続く道は細く、この辺りは車の通りはほどんどない様子。
その道から外れた場所に中福良駅がありました。
来た道を振り返るとこんな景色です。
周囲は民家が少なく利用者数が気になって調べたところ、
中福良駅は1日の乗車客数がわずか２人の駅だったんですって。
ＪＲ九州の駅の中でも、利用者数の少なさは
中福良駅がダントツなのではないでしょうかね？
駅の外れも眺めてみましたが、山の麓にある神社と…
駅から歩いて８分の場所に中福良小学校がありました。
全校児童数は44名、児童数から見て立派な校舎に感じましたが、
この辺り、以前はもっと人口が多かった地域なんでしょうかね？
中福良駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅。
駅舎はなく、ホーム上に待合室が備わっております。
カーブ上に駅が設けられたために、ホームは弧を描いた形状ですね。
中福良駅の静けさに癒やされる自分…
うまく表現出来ませんが、この雰囲気が好きで駅巡りが止められないんですよね。
新宿駅よりも中福良駅の方が好き、これ、今の自分の正直な気持ちでした。
実は中福良駅には、ロケーション以外にも心温まるものがありまして、
この待合室の中にありましたの。
待合室の中を覗くと…
子供たちが描いた絵が所狭しと貼られているの！
先に書いた中福良小学校の子供たちが一所懸命に描いた絵が、
待合室の中に貼られていたんですよ。
１日の乗車客数が２人の駅でも
地元の子供たちにとっては大切な駅なんだということが知れて…
それを思うとなんだか目頭が熱くなってきちゃいました。
それにしても、今の子たちって本当に絵を描くのが上手いですよね。
カシオペア、車体色からすぐにわかりました。
えっ、北斗星？どっち？
こちらはトワイライトエクスプレスです。
本当ですよ！だってヘッドマークにTW？EXP？って書いてある。
小田急のロマンスカー。
九州の子がこれを描くとは…将来の鉄ちゃんの仕業か？
もちろん九州の車両の絵もありましたよ。
水戸岡さん、良かったですね。
最後はＪＲ九州が本気を出して描いた絵。
って、九州で走っていない仕様の103系電車ですか！
カラーリングは一応、ＪＲ九州塗色になってるようですけど…ダウト。
といった感じで、色々と楽しませてくれた肥薩線・中福良駅でした。
明日から再び鹿児島旅の予定でしたが…
鹿児島市内の降水確率100％、土砂降りの中で自分は何をすべきなのか？
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