皆さま、おばんです!
JR東日本の盛岡支社所属するジョイフルトレイン「Kenji」。
国鉄急行型気動車の代表形式であるキハ58・28の残党でして、
保留中の車両を除けば同形式で唯一の現役編成なのでした。
そんなkenjiに自分は一度も乗車したことがなく、
6年前の小牛田車両まつりで展示中の車両を眺めるだけでしたの。
(その日のブログはこちらからどうぞ)
【小牛田駅開業120周年記念】小牛田車両まつりを楽しみました。(その1)
この当時はまだ緑色でした。
Kenjiが現役中に1度は乗ってみたい!
そんな風に思い続けていたのですが、
ついにそのチャンスが訪れたのです。
JR関係の皆さんが貸しきった団体列車、
「Kenjiで行く女川・南三陸の旅」号に
縁あって同乗させて頂くことになりまして、
本日、Kenjiの旅を楽しんできたのですよ。
まずは団体列車ですが、仙台駅-女川駅間を1往復します。
折り返しの女川駅では2時間近くの自由行動時間が設けられており、
復興が始まった女川の街をゆっくりと楽しむことが出来ますの。
そんでもって、参加者の多くが鉄道好きなJR関係の方々なので、
Kenjiを満喫するためのポイントが行路に盛りだくさん!
どんな旅だったのか…ブログの最後までお付き合いくだされ。
まずは朝8時半過ぎ、
列車の始発駅である仙台駅で受付をしKenjiの入線を待ちます。
ホームには見送り要員の彼が待機しておりましたよ。
いえいえ、仙台駅のゆるキャラ、ときむねくんです。
仙台駅の2階コンコースにある大時計がモチーフなんだとか。
手に持ってる特製手提げがツアー参加者の証ですぜ☆
午後9時32分、定刻より4分遅れでKenjiが仙台駅に入線しました。
発車時刻は定刻通りで慌ただしかったですが
参加カ全員が無事に乗車し、
ときむねくんと仙台駅の駅長さんが見送る中、
列車はゆっくりと仙台駅を後にしました。
こちらがKenji最大の魅力である前後の展望スペースです。
席に着きながら、前後の展望を楽しむことが出来るのですよ。
展望スペースは後ろに下がるほど高くなっておりますので
後席でも展望はバッチリです。
今回は展望スペースに席を確保することが出来ました。
仙台駅を後にした列車は小牛田駅まで東北本線を走りますが、
車両センターの485系電車の姿が見えると、車内から歓声があがります。
乗車している方のほとんどが鉄道ファンだから当然か。
かんぱ~い!
同じ趣味の仲間が集って、大好きな車両に乗って、
このお酒が不味いはずはありませんって!
買い込んだお酒、小牛田駅に着くまで全部飲み干しちゃいましたよ。
聞くところによれば、参加者がJR関係者だということで、
製造元のこばやしが仙台の美味いものを選りすぐって作ったとか。
自分は地元民だからわかりますけど、
このお弁当の中味は本当に素晴らしかったです。
牛タン(芯タン)に笹かまぼこ、長なす漬け、はらこ飯にずんだ餅…
他じゃなかなか食べることが出来ない内容のお弁当でした。
列車は小牛田駅に到着すると、次は女川駅に向けて石巻線に入線です。
途中の前谷地駅では23分間の停車でした。
ここでこの日1回目の車両撮影タイムの開始です。
個人的にKenjiの萌えポイント① 側窓
キハ58形の外観の最大の見所といえば、張り上げ屋根と、
このユニット化されていない側窓じゃないでしょうかね?
キハ40系、キハ65、キハ66・67以降の国鉄型気動車は
すべてユニット窓になっておりますので、
この窓形状が現役のJR車両で見れるのはKenjiだけです。
ちなみにKenjiの側窓は固定化改造済ですよ。
総数で1千両以上も造られたキハ58系一族ですが、
Kenjiの中間車のキハ28は番号を見てわかるとおり、
最初期に製造された車両なのですよ。
製造は昭和36年、既に製造後から55年が経過した車両だったんですね。
個人的にKenjiの萌えポイント③ キハ28 2010の運転台
昭和の気動車を代表するお顔がJRで見られるものこれだけ。
見れば見るほど愛嬌のあるお顔ですわ。
再びKenjiは発車し、午前12時12分、定刻で女川駅に到着しました。
自分が女川に訪れたのは昨年6月以来。
駅前には商店街が完成し、
たった半年で街は大きな変貌を遂げてました。
そして一番驚いたのは、流失した女川駅が復元されていたこと!
他にもまだまだ書きたいことだらけですので次回に続きます。
(続きはこりらからどうぞ)