皆さま、おばんです!


JR東日本の盛岡支社所属するジョイフルトレイン「Kenji」。
e11045/東北ローカル線パス旅

国鉄急行型気動車の代表形式であるキハ58・28の残党でして、

保留中の車両を除けば同形式で唯一の現役編成なのでした。

そんなkenjiに自分は一度も乗車したことがなく、

6年前の小牛田車両まつりで展示中の車両を眺めるだけでしたの。

(その日のブログはこちらからどうぞ)

【小牛田駅開業120周年記念】小牛田車両まつりを楽しみました。(その1)
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この当時はまだ緑色でした。

Kenjiが現役中に1度は乗ってみたい!

そんな風に思い続けていたのですが、

ついにそのチャンスが訪れたのです。

JR関係の皆さんが貸しきった団体列車、

「Kenjiで行く女川・南三陸の旅」号

縁あって同乗させて頂くことになりまして、

本日、Kenjiの旅を楽しんできたのですよ。


まずは団体列車ですが、仙台駅-女川駅間を1往復します。

折り返しの女川駅では2時間近くの自由行動時間が設けられており、

復興が始まった女川の街をゆっくりと楽しむことが出来ますの。

そんでもって、参加者の多くが鉄道好きなJR関係の方々なので、

Kenjiを満喫するためのポイントが行路に盛りだくさん!

どんな旅だったのか…ブログの最後までお付き合いくだされ。

まずは朝8時半過ぎ、

列車の始発駅である仙台駅で受付をしKenjiの入線を待ちます。

ホームには見送り要員の彼が待機しておりましたよ。

エッグマフィン?
g01242/キハ28・58Kenji

いえいえ、仙台駅のゆるキャラ、ときむねくんです。

仙台駅の2階コンコースにある大時計がモチーフなんだとか。

手に持ってる特製手提げがツアー参加者の証ですぜ☆


午後9時32分、定刻より4分遅れでKenjiが仙台駅に入線しました。

ついにKenjiに乗れる…めっちゃ楽しみです!
g01240/キハ28・58Kenji


g01241/キハ28・58Kenji

発車時刻は定刻通りで慌ただしかったですが

参加カ全員が無事に乗車し、

ときむねくんと仙台駅の駅長さんが見送る中、

列車はゆっくりと仙台駅を後にしました。


こちらがKenji最大の魅力である前後の展望スペースです。

席に着きながら、前後の展望を楽しむことが出来るのですよ。
g01243/キハ28・58Kenji

展望スペースは後ろに下がるほど高くなっておりますので

後席でも展望はバッチリです。

今回は展望スペースに席を確保することが出来ました。
g01244/キハ28・58Kenji

仙台駅を後にした列車は小牛田駅まで東北本線を走りますが、

車両センターの485系電車の姿が見えると、車内から歓声があがります。
乗車している方のほとんどが鉄道ファンだから当然か。
g01246/キハ28・58Kenji

かんぱ~い!
g01245/キハ28・58Kenji

同じ趣味の仲間が集って、大好きな車両に乗って、

このお酒が不味いはずはありませんって!

買い込んだお酒、小牛田駅に着くまで全部飲み干しちゃいましたよ。


列車が陸前山王駅に到着すると特製弁当が配られました。
g01247/キハ28・58Kenji

聞くところによれば、参加者がJR関係者だということで、

製造元のこばやしが仙台の美味いものを選りすぐって作ったとか。

自分は地元民だからわかりますけど、

このお弁当の中味は本当に素晴らしかったです。

牛タン(芯タン)に笹かまぼこ、長なす漬け、はらこ飯にずんだ餅…

他じゃなかなか食べることが出来ない内容のお弁当でした。


列車は小牛田駅に到着すると、次は女川駅に向けて石巻線に入線です。
g01248/キハ28・58Kenji

途中の前谷地駅では23分間の停車でした。

ここでこの日1回目の車両撮影タイムの開始です。
g01249/キハ28・58Kenji

個人的にKenjiの萌えポイント① 側窓
g0124d/キハ28・58Kenji

キハ58形の外観の最大の見所といえば、張り上げ屋根と、

このユニット化されていない側窓じゃないでしょうかね?

キハ40系、キハ65、キハ66・67以降の国鉄型気動車は

すべてユニット窓になっておりますので、

この窓形状が現役のJR車両で見れるのはKenjiだけです。

ちなみにKenjiの側窓は固定化改造済ですよ。


個人的にKenjiの萌えポイント② キハ28 2010
g0124f/kenji

総数で1千両以上も造られたキハ58系一族ですが、

Kenjiの中間車のキハ28は番号を見てわかるとおり、

最初期に製造された車両なのですよ。

製造は昭和36年、既に製造後から55年が経過した車両だったんですね。


個人的にKenjiの萌えポイント③ キハ28 2010の運転台
g0124e/キハ28・58Kenji

昭和の気動車を代表するお顔がJRで見られるものこれだけ。
見れば見るほど愛嬌のあるお顔ですわ。

再びKenjiは発車し、午前12時12分、定刻で女川駅に到着しました。
g0124b/キハ28・58Kenji


g0124c/キハ28・58Kenji

自分が女川に訪れたのは昨年6月以来。

駅前には商店街が完成し、

たった半年で街は大きな変貌を遂げてました。

そして一番驚いたのは、流失した女川駅が復元されていたこと!


他にもまだまだ書きたいことだらけですので次回に続きます。

(続きはこりらからどうぞ)

団体列車「Kenjiで行く女川・南三陸の旅」号に乗ってきた。(後編)

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