皆さま、おばんです!
道路はレジャーのクルマでどこも渋滞、
飲食店も入店待ちのお客さんで行列だらけです。
これぞニッポンの夏って感じですね。
楽しそうで羨ましいぞ。
そんな中、自分は仕事で丸1日車検場におりました。
マジで泣けてくるわ…
来月は遠出する機会が多いので、今月は自粛モードの自分でした。
来月は2回、友達が企てた貸切列車に乗れそうです。
うち1本は三陸鉄道北リアス線の貸切列車ときた!
北リアス線の駅巡りも今回で全駅踏破できそうですし
今から楽しみにしておりました。
あとは当日の好天を祈るのみですけど…お仲間さん、ごめんよ…
南リアス線の駅は今年の6月に周りました。
三陸鉄道南リアス線・唐丹(とうに)駅です!
昭和59年、南リアス線の開通に併せて開業した駅でした。
駅の全景を見て、どことなく国鉄ちっくに感じられたアナタは大正解!
南リアス線は元々、国鉄が主導で建設が進められた路線でしたが、
盛駅-吉浜駅間が盛線として開通した以後は、
採算が見込めないことが理由で工事が中断されてしまったのです。
その後は第三セクター化の手によって工事が再開、
昭和59年、無事に開業まで漕ぎつけました。
矢印の先に工事が中断されたままの唐丹駅が写ってますよね。
唐丹駅開業、地元の皆さまにとってはさぞ悲願だったに違いありません。
唐丹駅は高架構造で、こちらの地下通路を伝ってホームに入れますの。
通路の途中に見える階段を登れば…
唐丹駅ホームに到着で~す!
唐丹駅は無人駅ですが、列車の交換が可能な島式構造。
実はこの時、
本来は唐丹駅で行き違うはずの上り列車が故障してしまい、
平田駅 から自走出来なくなってしまったらしく…
お客さんたちが心配そうな顔をしている中、
満面の笑みをこぼしながら唐丹駅構内をウロウロしてしまい
どうもすみません。
こちらはホームのど真ん中にある待合室です。
待合室の中はたくさんの掲示物があって、とっても賑やかでした。
onちゃん?…じゃないよね、きっと。
北リアス線とは違い、
どちらかというとトンネルが多い印象強いの南リアス線ですが、
唐丹駅はその中でも、海が間近に見える数少ないスポットでしたの。
一見すると、唐丹駅ホームはかなり高い場所にあるようですが、
4年前の東日本大震災で発生した津波は
唐丹地区は南リアス線沿いでもっとも津波被害が甚大だったそうで、
吉浜駅-釜石駅間の復旧が3年の歳月を費やしたのもこれが理由らしく。
南リアス線が全線開通した日の一番列車に乗車した際 、
復旧を終えた鉄橋を渡った時に車内が歓声で湧いたことは、
今でも忘れませんぜ。
なお、駅西側にも立派な階段が設けられておりました。
唐丹駅、津波が発生した際の、
向山駅愛好会のイベント
帰りに立ち寄った唐丹駅でしたけど、
この日の唐丹駅のように、
来月のイベントデーはカンカン照りな天気になりますように。
唐丹駅(平成27年6月29日)