皆さま、おばんです!


駅舎とホームが繋がっていると

出入りするのにとても便利ですが、

羽越本線はなぜか、駅舎とホームが離れた駅が多いのですよ。

ホームに入るのに跨線橋を必ず通らねばならないという…


今回は、そんな駅のひとつであるこちらでした。
f05220/羽越本線・平木田駅

羽越本線・平木田(ひらきだ)駅です!

大正3年(1914年)に開業した駅でした。

今年度で開業100周年でしたか、おめでとうございます!


平木田駅は村上線の駅として大正3年に開業、

(村上線は大正13年の日本海縦貫線開通の折に羽越本線に統合)

昭和40年に複線化されるのですが、

もともと存在した島式ホームの他に

駅舎とは反対側にホームが増設されたために、

駅舎に接するホームが無い、

変則的な配置の駅構造になったのですよ。
f05227/羽越本線・平木田駅


f05222/羽越本線・平木田駅


f05226/羽越本線・平木田駅

全国的に見ても稀な駅構造ですけど、

坂町駅や金塚駅など、不思議とこの辺りでは多く存在するんですよね。

自分、駅巡りの際は全てのホームの写真を撮るのですが

こんだけ階段だらけですと、見るだけでも息を切らしちゃいます。

そろそろ自分も救心のお世話になるお年頃なのかしら?


そんな平木田駅も羽越本線の列車削減のあおりを受け、

現在は相対式2面2線構造に改められた模様。

島式ホームの片面が潰されちゃってました。
f05224/羽越本線・平木田駅


f05223/羽越本線・平木田駅

せっかく開業100周年を迎えた平木田駅に訪れたので、

駅の長い歴史を感じさせるポイントを探してみたんですけど、

それらしいものは見つからず…


こちらは昭和22年撮影された、

開業33年目を迎えた平木田駅の航空写真です。
f0525f/羽越本線・平木田駅

矢印の先が駅舎で、

構内踏切を伝ってホームに進入できる構造だったようですね。


太いホームが開業当時を偲ばせる唯一のポイントか。
f05228/羽越本線・平木田駅


ついでに昭和40年に増設された下り線ホームも。
f05225/羽越本線・平木田駅

息切れしながら駅構内を歩き続けた割には、

平木田駅の萌えポイントは探し出すことは出来ませんでした。

羽越本線の複線化によって、

駅構造がすっかり変わっちゃったみたいです。


最後は再び、平木田駅前の写真で。
f05221/羽越本線・平木田駅

駅前には白系の色の軽自動車がズラリと並んでました。

白いクルマが売れる時代は景気がいいんでしたっけ?

逆に、色物な車が売れる時代は不景気だったような。

バブル景気前にあったハイソカーブームや、

バブル景気崩壊後のRV車人気とかを考えると、

この法則、案外当てはまっているのかもいれませんね。

最後はどうでもいい話ですが。



羽越本線


↑(新津駅方面)

京ヶ瀬駅(平成21年7月28日)

水原駅(平成21年7月28日)

神山駅(平成21年7月28日)

月岡駅(平成26年6月7日)

中浦駅(平成26年6月7日)

新発田駅

加治駅

金塚駅

中条駅

平木田駅(平成26年6月7日)

坂町駅

平林駅

岩船町駅

村上駅

間島駅

越後早川駅

桑川駅

今川駅

越後寒川駅

勝木駅

府屋駅

鼠ヶ関駅

小岩川駅

あつみ温泉駅

五十川駅

小波渡駅

三瀬駅

羽前水沢駅

羽前大山駅

鶴岡駅

藤島駅

西袋駅

余目駅

(↓秋田駅方面)