皆さま、こんにちは!

長崎口に、明治31年に開通した長与経由の旧線と、
昭和47年に開通した市布経由の、ふたつの線を持った長崎本線。
非電化区間の旧線区間ですが、
そんな中にも国鉄末期に開業した歴史の浅い駅があるのですよ。
今回はそんな駅をいっちゃいます。

f04290/長崎本線・西浦上駅
長崎本線・西浦上(にしうらかみ)駅です!
昭和62年3月9日に国鉄駅として開業した駅でした。
この年の4月1日にはJRに移行しておりますので、
国鉄駅としての使命は22日間のみだったようで。
ちなみに国鉄時代の最後に開業した駅は仙石線の東矢本駅で、
こちらは昭和62年3月31日の開業です。
国鉄時代がたった1日しかなかった駅として知られてますので念のため。

浦上という地名を聞くと、長崎原爆の投下地に近い
浦上天主堂(現・浦上カトリック教会)を思い浮かべますが、
天主堂は距離的に、西浦上駅と浦上駅の中間辺りにあります。
しかしながら、西浦上駅は観光属性な駅ではなく、
駐車場すらもありませんので要注意ですぞ。

市道より入る長い歩道の先に西浦上駅がありました。

f04291/長崎本線・西浦上駅
f04296/長崎本線・西浦上駅
こういうアーケード的なものを見ると、
ついつい潜りたくなってしまう性分なのですが、
自分の前世って、掃除機に吸われる綿ゴミだったのかも。

西浦上駅は単式ホーム1本の棒線構造で、
ホーム中央に出札窓口が設置されております。

f04293/長崎本線・西浦上駅
f04292/長崎本線・西浦上駅
こんな簡素な造りの駅なのに
簡易委託駅だっていうんですからすごいですよね。
JR東日本エリアではちょっと考えにくいです。

自分が西浦上駅を訪れた際に普通列車が到着しましたが、
数多くのお客さんが下車されてました。

f04294/長崎本線・西浦上駅
f04295/長崎本線・西浦上駅
駅周辺には商店街やマンション、住宅が建ち並んでいて、
改めてここが長崎市の中心に近いことを感じました。

そんな西浦上駅でマジマジと見ていたものですが…

f04297/長崎本線・西浦上駅
とってもそそられるおもちゃ屋さんの看板ですけど、
世間的にテレビゲームという言葉が通用するのは
いつ頃までだったのかしら?
西浦上駅が開業した昭和62年は既にファミコンが世に蔓延っていて、
テレビゲームの代名詞になっておりましたからね。
看板自体はフィギュアがあるので、そう古いものではないんでしょうけど…

テレビゲームと聞くと、
5、6種類のゲームが予め内蔵されてた、
コントローラーがダイヤルだけの古典的なやつを思い浮かべます。
テニスとかピンポンとか、単純なゲームしか出来なかったアレ。
アンテナのRF端子に接続するのに苦労しましたけど、
でも、えらく楽しませてもらったなぁ。

あとはゲームウォッチとかマイコンとかポケコンとか(以下自粛)



訪問駅リスト(JR線)
長崎本線(長与経由)

↑(喜々津駅方面)
東園駅(平成27年4月8日)
大草駅(平成27年4月8日)
本川内駅(平成27年4月8日)
長与駅(平成27年4月8日)
高田駅(平成27年4月8日)
道ノ尾駅(平成27年4月8日)
西浦上駅(平成27年4月8日)
↓(浦上駅方面)


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