皆さま、おはようございます!
むか~し昔、今から30年以上も前のことですけど、
当時の国鉄が、乗りつぶした路線(線区)の数によって
様々な記念品が受け取れるという、
「いい旅チャレンジ20,000km」キャンペーンを
展開していたことがあったんですよ。
当時中学生~高校生だった自分も
線区の乗り潰しに躍起になっていたのですが、
そんな最中に国鉄長井線踏破のためにやって来たのが荒砥駅でした。
その時に乗車した列車の車内から撮影した荒砥駅です。
山形鉄道フラワー長井線・荒砥(あらと)駅です!
なんだかすっかり変わっちゃいましたね。
当時の木造駅舎は平成15年に解体され、
荒砥駅に再訪したのは去年の11月末のこと。
入り口はクリスマス・イルミネーションで飾られておりました。
入り口からホームまでは直線の通路で結ばれており、
こちらが民俗資料館。
荒砥駅資料館の看板が挙がっていたので
自分が訪れた時刻は午後4時で閉館時刻だったために、
この日は中を見ることは出来ませんでした。
いつかきっと、時間に余裕を作って訪れてみせますぜ☆
さて、今も昔も単式ホーム1本だけの荒砥駅ですが、
こちらが現在のお姿でしたの。
ホームは改修されていなさそうですけど…
この変化っぷり、すごすぎますよ!
荒砥駅は国鉄長井線の終着駅として大正12年に開業、
昭和63年に第3セクター化され、現在に至ります。
国鉄時代には機関車や除雪車を方向転換させるための転車台が
駅北側にありましたが現在は撤去され、
検修庫の奥辺りに転車台があったはずなのですが…
31年前の自分、なんで写真を撮ってなかったんだろう。
はい、その当時は車両にしか興味はありませんでしたからね。
以前、荒砥駅南側にあった貨物荷役ホームは撤去されて、
新たに駐車場が設置されたようです。
面影を残しているのは最上川橋梁に続く道路ぐらいかな?
そりゃ、高校生が40代半ばのおっさんに変わっちゃうほど、
時間が経過しているんですからね。
31年前の国鉄は、
2万キロを越える総延長距離、242の線区を持ってました。
自分は50線区賞をもらったところで
チャレンジ2万キロの挑戦は止めちゃいましたけど、
あの時に撮影した写真はどこにいっちゃったんでしょ?
今見ると、それなりに貴重なモノもあったような?
モノを大切扱わないところだけは30年前から変わってないな。
土木遺産に指定された最上川橋梁 など、
12月半ばまでは東北ローカル線パスや、
それ以後も週末パスや3連休きっぷが利用できますので、
この冬の鉄道旅、おススメの路線ですぞ!
荒砥駅(平成25年11月24日)