皆さま、おはようございます!
阿武隈急行・角田(かくだ)駅です!
仙南圏の中核である角田市の玄関口となる駅でした。
自分、休みの日を利用して
阿武隈急行線の日帰り旅を楽しむことが多いんですが、
その際に、一番多く利用するのがこちらの角田駅でしたの。
と言いますのも、阿武隈急行線では
多種多様なフリーきっぷが販売されているんですけど、
仙台寄りの起点である槻木駅ではこれらの切符は販売されておらず、
仙台から角田までは遠くないうえ、角田駅の駐車場は広いので、
本当に便利な駅なのでした。
仙台駅~角田駅間の片道運賃は800円。バカになりませんのよ。
いつか、仙台発の飯坂温泉オフでもしましょうか?
阿武隈急行線&福島交通飯坂線のフリー切符に、
で飯坂温泉の入浴券まで付いて1,500円の、
飯坂温泉日帰りきっぷ がおすすめです。
というか、これ最強。
平成10年に建て替えされた現駅舎ですが、
中ではおばちゃんがお野菜などを売っているという、
奥には軽食まで楽しめちゃうお土産屋さんがあります。
地元名産のお豆を使ったジェラートが人気のようですね。
ところで角田駅と言えば、
駅舎内にはこんな大木があるんですが…
これ、どこから入れたんでしょうね?
…などとバカなことをぬかさずに、
角田駅は相対式ホーム2面2線構造で、
こちらですが、阿武隈急行線内の駅では唯一の跨線橋なんだそうで。
阿武隈急行線の駅施設の近代化が遅れているとか、
そういう訳ではありませんでして、
阿武隈急行線はもともと
東北本線のバイパス線として計画されていたために、
高架駅構造の駅が多いことが理由でしたの。
昭和43年に単式ホーム1本の棒線駅として開業した角田駅も、
将来の駅構造の拡張を見据えた造りになっていたようで、
列車の交換が出来るよう、当時から用地が確保されていたようです。
昭和50年に撮影された航空写真より。
ところが、角田駅に行き違い設備が整備されたのは、
国鉄丸森線から阿武隈急行線に転換された昭和61年のことで、
既にこの時点で長大な列車が運行される予定もなく、
複線区間はわずかな有効長があればいいために
角田駅の進入口は、こんなおかしな線形になってしまったんですよ。
現時点で4連が最長編成の阿武隈急行線、
この先、この両数が増えることはないと思いますけど、
角田駅自体はまだまだ拡張させる可能性がありそうです。
角田駅の北側にある自由通路を見ると、
将来は角田発のロケット交通が運行されているかもしれませんぜ!
槻木駅行きのやつね。
角田駅(平成26年7月27日)