皆さま、こんにちは!
江差線の末端区間である木古内駅-江差駅間の使命も、
残り1週間になってしまいました。
今回はその区間の起点である、こちらの駅の訪問記をいっちゃいます。
江差線・木古内(きこない)駅です!
海峡線の道内駅が廃止された今、木古内駅は道内最南端の駅だそうな。
そして5月11日に江差線末端区間が廃止になると
道内最西端駅にもなるんですって。
更には青函トンネルの入り口駅ということから
駅舎にはこんなフレーズが書かれておりましたよ。
北の大地の始発駅。
実に木古内駅の特徴がつかみやすいフレーズです。
木古内駅は昭和5年に部分開通した江差線の中間駅として開業、
昭和12年に当駅から分岐する松前線が開通してからは、
江差線と松前線の分岐駅となりました。
昭和55年発行の時刻表地図より。
ちなみにこの2線、多くの列車が函館駅と、
木古内駅で分割・併合の上で
江差駅・松前駅を結ぶ運行形態を取っていたために、
五稜郭駅-木古内駅間は平均12往復前後の運行本数と、
列車の本数は多くはなかったようです。
漁村にある小さなローカル駅、
国鉄時代の木古内駅はそんな感じの駅だったみたいですね。
そんな木古内駅に大きな変化をもたらしたのは
昭和63年の青函トンネル開通でした。
青函トンネルから延びる海峡線は
木古内駅から江差線に乗り入れるカタチが取られたために、
トンネルの玄関駅として脚光を浴びる存在になったのですよ。
青函トンネルの開通によって、
函館駅-木古内駅を結ぶ列車の本数は
快速「海峡」4往復・特急「はつかり」4往復(定期分)を合わせて、
一挙に17往復まで増えました。
これに合わせて、木古内駅も現在の橋上駅舎に建替えられたようです。
なお松前線は、海峡線の並行線であることを理由に、
これを機に廃止されちゃったんですよ。
道内の海峡線内は駅が無くて(知内駅の開業はその後のこと)
全然並行線じゃないのにね。
そういえば、木古内駅には青森の観光ポスターが
たくさん貼られてましたっけ。
青函トンネルの経済効果の大きさをつくづく感じちゃいました。
で、ここからが木古内駅の訪問記です。
駅舎には、こちらの階段を使って入ります。
特急停車駅というよりは市役所の階段というイメージかな?
こちらが木古内駅の東西を結ぶ自由通路です。
そして自由通路の中間にある改札口。
この改札口の奥に、ホームに出られる跨線橋がありますの。
駅舎内には江差線末端区間の廃止を惜しむ掲示物が
数多くありましたけど、
むしろ来年度に開業するアレのポスターの方が多かったような。
そのためか、惜別ムードよりはむしろ、
祝賀ムードの方が大きかったように感じました。
さてさて、それではホームに入ってみます。
まずは改札口を出て右側の階段を降りてホームへ。
木古内駅1~3番線の2本のホームが海峡線ホームです。
2・3番線で使用中の2番ホームは
青函トンネル開通の際に新設されたモノなんだとか。
狭い敷地に増設したために、細っこいホームになっちゃったんですって。
余談ですけど、快速「海峡」が廃止されてしまった今、
木古内駅から青森方面に向かう旅客列車は
特急「スーパー白鳥」「白鳥」だけになっちゃいました。
本州側の蟹田駅との相互乗車のみ、
特急券不要で特急列車に乗車できる特例が設けられておりますけど、
不便になった気がしてなりませんぞ。
そしてもう1本、改札口左側にある階段を降りたところにあるのが
江差線末端区間用のホームでした。
こちらのホームを発着する列車は気動車のみで
架線が張られておりません。
江差線末端区間廃止の5月12日以降は
この駅名標、どんなんなっちゃうんでしょう?
今から28年前、青函トンネルで沸いた木古内の街ですですが、
来年度は更なる盛り上がりを見せますのよ。
それがこちら。
でーん!
そうです!
青函トンネルから顔を出した特急が
木古内駅に停車するだけでもビックリなのに、
ついに新幹線まで停まっちゃうのですよ。
それにしても小さな漁村の木古内に
新幹線駅が出来るなんて誰も想像出来なかったのではないかと。
それにしても、新幹線開業後にも切符の特例処置は残るのかな?
残された江差線区間は第3セクター化されるからやっぱり無理かな?
切符の特例もそうですが、それ以上に気になるのが、
未だ公表されていない北海道新幹線の開通日のこと。
木古内町のゆるキャラ・キーコも、
決まっていない開通日を気にしながらカウントダウンを始めてますから。
木古内町のHPより。えっ!?今日、仙台三越にキーコが来てるって?
そんでもって、木古内駅の変わり方も気になります。
新幹線と第3セクター線の駅になる木古内駅。
駅舎は統合されるのかな?
なんか、そんな気配がまったく感じられないのですが…
最後に、こちらが木古内駅の西側の入り口です。
長い渡り廊下で~ あのひとと~♪
長すぎます。
バリアフリーもへったくりもない木古内駅ですけど、
やっぱり変わるんですよね?
木古内駅の西側入り口。
北海道新幹線の開通日が決まったら、
真っ先に教えてあげてください、キーコ駅長に。
マジで困っているっぽいですから。
訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
道南いさりび鉄道線(旧・江差線)
↑(五稜郭駅方面)
七重浜駅(平成28年1月2日)
東久根別駅(平成28年1月2日)
久根別駅(平成28年1月2日)
清川口駅(平成28年1月2日)
上磯駅(平成28年1月2日)前編・後編
茂辺地駅(平成28年1月2日)
渡島当別駅(平成28年1月2日)
釜谷駅(平成28年1月2日)
泉沢駅(平成28年1月2日)
札苅駅(平成28年1月2日)
木古内駅(平成26年3月8日) ・改装後(平成28年1月2日)
↓江差線(平成26年3月廃止区間)
江差線の末端区間である木古内駅-江差駅間の使命も、
残り1週間になってしまいました。
今回はその区間の起点である、こちらの駅の訪問記をいっちゃいます。
江差線・木古内(きこない)駅です!
海峡線の道内駅が廃止された今、木古内駅は道内最南端の駅だそうな。
そして5月11日に江差線末端区間が廃止になると
道内最西端駅にもなるんですって。
更には青函トンネルの入り口駅ということから
駅舎にはこんなフレーズが書かれておりましたよ。
北の大地の始発駅。
実に木古内駅の特徴がつかみやすいフレーズです。
木古内駅は昭和5年に部分開通した江差線の中間駅として開業、
昭和12年に当駅から分岐する松前線が開通してからは、
江差線と松前線の分岐駅となりました。
昭和55年発行の時刻表地図より。
ちなみにこの2線、多くの列車が函館駅と、
木古内駅で分割・併合の上で
江差駅・松前駅を結ぶ運行形態を取っていたために、
五稜郭駅-木古内駅間は平均12往復前後の運行本数と、
列車の本数は多くはなかったようです。
漁村にある小さなローカル駅、
国鉄時代の木古内駅はそんな感じの駅だったみたいですね。
そんな木古内駅に大きな変化をもたらしたのは
昭和63年の青函トンネル開通でした。
青函トンネルから延びる海峡線は
木古内駅から江差線に乗り入れるカタチが取られたために、
トンネルの玄関駅として脚光を浴びる存在になったのですよ。
青函トンネルの開通によって、
函館駅-木古内駅を結ぶ列車の本数は
快速「海峡」4往復・特急「はつかり」4往復(定期分)を合わせて、
一挙に17往復まで増えました。
これに合わせて、木古内駅も現在の橋上駅舎に建替えられたようです。
なお松前線は、海峡線の並行線であることを理由に、
これを機に廃止されちゃったんですよ。
道内の海峡線内は駅が無くて(知内駅の開業はその後のこと)
全然並行線じゃないのにね。
そういえば、木古内駅には青森の観光ポスターが
たくさん貼られてましたっけ。
青函トンネルの経済効果の大きさをつくづく感じちゃいました。
で、ここからが木古内駅の訪問記です。
駅舎には、こちらの階段を使って入ります。
特急停車駅というよりは市役所の階段というイメージかな?
こちらが木古内駅の東西を結ぶ自由通路です。
そして自由通路の中間にある改札口。
この改札口の奥に、ホームに出られる跨線橋がありますの。
駅舎内には江差線末端区間の廃止を惜しむ掲示物が
数多くありましたけど、
むしろ来年度に開業するアレのポスターの方が多かったような。
そのためか、惜別ムードよりはむしろ、
祝賀ムードの方が大きかったように感じました。
さてさて、それではホームに入ってみます。
まずは改札口を出て右側の階段を降りてホームへ。
木古内駅1~3番線の2本のホームが海峡線ホームです。
2・3番線で使用中の2番ホームは
青函トンネル開通の際に新設されたモノなんだとか。
狭い敷地に増設したために、細っこいホームになっちゃったんですって。
余談ですけど、快速「海峡」が廃止されてしまった今、
木古内駅から青森方面に向かう旅客列車は
特急「スーパー白鳥」「白鳥」だけになっちゃいました。
本州側の蟹田駅との相互乗車のみ、
特急券不要で特急列車に乗車できる特例が設けられておりますけど、
不便になった気がしてなりませんぞ。
そしてもう1本、改札口左側にある階段を降りたところにあるのが
江差線末端区間用のホームでした。
こちらのホームを発着する列車は気動車のみで
架線が張られておりません。
江差線末端区間廃止の5月12日以降は
この駅名標、どんなんなっちゃうんでしょう?
今から28年前、青函トンネルで沸いた木古内の街ですですが、
来年度は更なる盛り上がりを見せますのよ。
それがこちら。
でーん!
そうです!
青函トンネルから顔を出した特急が
木古内駅に停車するだけでもビックリなのに、
ついに新幹線まで停まっちゃうのですよ。
それにしても小さな漁村の木古内に
新幹線駅が出来るなんて誰も想像出来なかったのではないかと。
それにしても、新幹線開業後にも切符の特例処置は残るのかな?
残された江差線区間は第3セクター化されるからやっぱり無理かな?
切符の特例もそうですが、それ以上に気になるのが、
未だ公表されていない北海道新幹線の開通日のこと。
木古内町のゆるキャラ・キーコも、
決まっていない開通日を気にしながらカウントダウンを始めてますから。
木古内町のHPより。えっ!?今日、仙台三越にキーコが来てるって?
そんでもって、木古内駅の変わり方も気になります。
新幹線と第3セクター線の駅になる木古内駅。
駅舎は統合されるのかな?
なんか、そんな気配がまったく感じられないのですが…
最後に、こちらが木古内駅の西側の入り口です。
長い渡り廊下で~ あのひとと~♪
長すぎます。
バリアフリーもへったくりもない木古内駅ですけど、
やっぱり変わるんですよね?
木古内駅の西側入り口。
北海道新幹線の開通日が決まったら、
真っ先に教えてあげてください、キーコ駅長に。
マジで困っているっぽいですから。
訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
道南いさりび鉄道線(旧・江差線)
↑(五稜郭駅方面)
七重浜駅(平成28年1月2日)
東久根別駅(平成28年1月2日)
久根別駅(平成28年1月2日)
清川口駅(平成28年1月2日)
上磯駅(平成28年1月2日)前編・後編
茂辺地駅(平成28年1月2日)
渡島当別駅(平成28年1月2日)
釜谷駅(平成28年1月2日)
泉沢駅(平成28年1月2日)
札苅駅(平成28年1月2日)
木古内駅(平成26年3月8日) ・改装後(平成28年1月2日)
↓江差線(平成26年3月廃止区間)