皆さま、おはようございます!
今朝も駅ネタをいかせていただきますよ。
山形鉄道フラワー長井線・時庭(ときにわ)駅です!
米坂線とフラワー長井線が合流する今泉駅を出発し、
両線の分岐点である旧・白川信号場 を過ぎて
間もなく見えてくるのが時庭駅でした。
国鉄時代は西大塚駅 にも似た、
超オンボロな木造駅舎を持つ駅でしたけど、
(これはこれで趣きがあっていいんですよ)
山形鉄道に移管されてから駅舎は建て直しされたようです。
それにしても時庭駅、
うむむ?
駅舎には時庭コミュニティセンターの表札がぶら下がっておりますが…
どうやらここ、コミュニティセンターが併設された駅のようです。
センター内はどのようになっているんざんしょ?
ちょっとだけ覗いてみました。
卓球台!
コミュニケーションを取る手段といえば、やっぱり卓球っすよね。
もしくは、お外でプレイするならバドミントン。
これはもう鉄板でしょう。
それにしても、コミュニティセンター内と言えど、
駅舎内に卓球台がある駅ってあまり聞きません。
その代わり…と言ってはなんですが、
トイレが見当たりませんのよ。
どうやら外にある、こちらを利用しなけばならないようで。
そういえば、最近は和式トイレもなかなか見なくなりましたよね。
ウチのチビ(12歳・♀)のように、
和式じゃ絶対に用が足せないっていう人が増えたからかな?
ちょっぴり0系新幹線にも似たこのデザインのトイレ、
とりあえずは和式便所って呼んでますけど、
腰を下ろして用事を済ますのは日本人だけじゃありませんよね?
どうでもいい話ですが。
話を駅舎に戻しますが、
時庭駅は単式ホーム1本だけの棒線駅です。
時庭駅は大正3年に開業した駅です。
なんでもフラワー長井線内では、
もっとも乗降客数の少ない駅なんだそうで。
ホームの向かいに並ぶ防雪林は、
長井線内の駅では必ずと言っていいほど見かけるモノ。
雪深い路線ならではですよね。
ここもかつては列車の交換が出来た駅で、
無人化された昭和46年以後に、設備の撤去が行われた模様。
今でもホーム直前のカーブに当時の面影が残されておりましたよ。
このカーブ、Y字分岐器の遺構でござります。
長井線の駅は、現在も設備が残る駅も含めて、
ほぼ2駅に1駅の間隔で列車交換が可能な構造でした。
その目的は、貨物列車の往来にあったようです。
戦後は白菜の出荷が盛んで、
白菜を満載した貨物列車が運行されていたとか。
本当でしたら、
そんな時代背景をきっちり確認してこなければならなかったのに…
ついついボットン便所にばかり興味がいってしまった、
時庭駅の駅探訪でした。
時庭駅(平成25年11月24日)