皆さま、おばんです!
今日の仙台、午後から暴風雨になると聞いて、
早めに仕事を切り上げて帰って来たんですけど…
なんだか天気、良さ気ですよね。
いやいや、とても良いことですよ。
このようなハズレ天気予報は大歓迎です。
そんなことで、今回も駅ネタをいっちゃいます。
山形鉄道フラワー長井線・おりはた駅です!
昭和34年に開業した、単式ホーム1本だけの無人駅です。
狭い集落のど真ん中にある駅で、駐車場もなく、
よそ者をまったく受け付けないかのようなおりはた駅。
事実、利用者の大半は、
地元の通勤・通学客ばかりなんですって。
周囲には駅の存在を知らせる看板もなく、
こちらの踏切脇の小道を歩くと、
元々は西宮内という駅名だったおりはた駅、
国鉄時代は地元民だけの足として機能していたわけですが…
こりゃいかん!観光客を呼びこまなきゃ!
…と、山形鉄道が思ったかどうかはわかりませんが、
長井線が第3セクター化された昭和63年に、
現在の駅名に改称されました。
ちなみに、
近くを流れる織機(おりはた)川から由来している駅名なのですが、
周辺には織機川の他にも、
「羽付」や「鶴巻田」といった地名もあるようで。
織機川?羽付?鶴巻田?
鶴の恩返し!?少々、強引すぎやないかな?(;^ω^A
…ということで、
この辺り一帯が民話「鶴の恩返し」の郷らしく、
民話の語り部館「夕鶴の里」も最寄にあるみたいです。
「鶴の恩返し」の郷ってのも、日本全国にあるようですけど。
なお、この辺り一帯を含めた置賜地方は、
古くから養蚕や製糸産業が盛んな地域で、
「夕鶴の里」には、これらの資料も展示されているとか。
おりはた駅を訪れたら「夕鶴の里」は要チェックかも。
そんなことで、おりはた駅にはしっかりと、
当のおりはた駅ですが、
緩いカーブ上に造られた駅で、
駅のど真ん中に、開業時からある古い待合室が鎮座しております。
この待合室ですが、思った以上に大きく、
駅の規模に不釣り合いな感じがありありと。
このロングベンチに対抗できるのは、旧客・オハ41ぐらいかも。
民話「鶴の恩返し」の発祥が
この地域なのかどうかはわかりませんでしたが、
…などと、
冗談交じりでおりはた駅のことを書いちゃいましたが、
ところで民話「かぐやひめ」って、UFOと宇宙人の話ですよね?
「夕鶴の里」の語り部では、その辺りのお話も聞けるのかしら?
おりはた駅(平成25年11月24日)