皆さま、おばんです!


今日の仙台、午後から暴風雨になると聞いて、

早めに仕事を切り上げて帰って来たんですけど…

なんだか天気、良さ気ですよね。


いやいや、とても良いことですよ。

このようなハズレ天気予報は大歓迎です。


そんなことで、今回も駅ネタをいっちゃいます。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12110/山形鉄道・おりはた駅

山形鉄道フラワー長井線・おりはた駅です!


昭和34年に開業した、単式ホーム1本だけの無人駅です。


狭い集落のど真ん中にある駅で、駐車場もなく、

よそ者をまったく受け付けないかのようなおりはた駅

事実、利用者の大半は、

地元の通勤・通学客ばかりなんですって。


周囲には駅の存在を知らせる看板もなく、

こちらの踏切脇の小道を歩くと、

おりはた駅に辿りつくことが出来るんですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12111/山形鉄道・おりはた駅

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12112/山形鉄道・おりはた駅


元々は西宮内という駅名だったおりはた駅、

国鉄時代は地元民だけの足として機能していたわけですが…


こりゃいかん!観光客を呼びこまなきゃ!

…と、山形鉄道が思ったかどうかはわかりませんが、

長井線が第3セクター化された昭和63年に、

現在の駅名に改称されました。


ちなみに、

近くを流れる織機(おりはた)川から由来している駅名なのですが、

周辺には織機川の他にも、

「羽付」や「鶴巻田」といった地名もあるようで。

織機川?羽付?鶴巻田?

鶴の恩返し!?少々、強引すぎやないかな?(;^ω^A


…ということで、

この辺り一帯が民話「鶴の恩返し」の郷らしく、

民話の語り部館「夕鶴の里」も最寄にあるみたいです。

「鶴の恩返し」の郷ってのも、日本全国にあるようですけど。


なお、この辺り一帯を含めた置賜地方は、

古くから養蚕や製糸産業が盛んな地域で、

「夕鶴の里」には、これらの資料も展示されているとか。

おりはた駅を訪れたら「夕鶴の里」は要チェックかも。


そんなことで、おりはた駅にはしっかりと、

「夕鶴の里」までの案内が挙がっておりましたよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12113/山形鉄道・おりはた駅


当のおりはた駅ですが、

緩いカーブ上に造られた駅で、

駅のど真ん中に、開業時からある古い待合室が鎮座しております。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12117/山形鉄道・おりはた駅

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12114/山形鉄道・おりはた駅

この待合室ですが、思った以上に大きく、

駅の規模に不釣り合いな感じがありありと。


故に、待合室の中は超ロングシート(というかベンチ)が装備!
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12115/山形鉄道・おりはた駅

このロングベンチに対抗できるのは、旧客・オハ41ぐらいかも。

民話「鶴の恩返し」の発祥が

この地域なのかどうかはわかりませんでしたが、

おりはた駅が「傘の恩返し」の地だったことは事実です。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12116/山形鉄道・おりはた駅


…などと、

冗談交じりでおりはた駅のことを書いちゃいましたが、

駅の周りには果実縁も多く、とても素敵な駅でした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12118/山形鉄道・おりはた駅



ところで民話「かぐやひめ」って、UFOと宇宙人の話ですよね?

「夕鶴の里」の語り部では、その辺りのお話も聞けるのかしら?




山形鉄道・フラワー長井線


赤湯駅(平成25年11月24日)

南陽市役所駅(平成25年11月24日)

宮内駅(平成25年11月24日)

おりはた駅(平成25年11月24日)

梨郷駅(平成25年11月24日)

西大塚駅(平成25年11月24日)

今泉駅(平成25年11月24日)

時庭駅(平成25年11月24日)

南長井駅(平成25年11月24日)

長井駅(平成25年11月24日)

あやめ公園駅(平成25年11月24日)

羽前成田駅(平成25年11月24日)

白兎駅(平成25年11月24日)

蚕桑駅(平成25年11月24日)

鮎貝駅(平成25年11月24日)

四季の郷駅(平成25年11月24日)

荒砥駅(平成25年11月24日)