皆さま、おはようございます!
奥羽本線・赤湯駅を起点に西方向に延びる山形鉄道フラワー長井線。
途中の今泉駅で、米沢駅と坂町駅を結ぶ米坂線と合流することは
鉄道ファンならご存知ですよね。
Yahoo!地図より転載。
列車の乗り入れはなく、運用をまったく別にする2線ですけど、
なんと!今泉駅から西2キロの単線区間を共有区間としているのです。
そして、2線が分離する地点(地図上の赤丸部分)には
昭和59年まで白川信号場が存在していたとか。
かつてはタブレット交換も行われていたという白川信号場。
現在の様子を見てきましたよ。
…その前に、今泉駅の東側にある2線が合流するポイントをうおっちん。
国道113号線(小国街道)の車道橋の真下にそれがありました。
上の画像は今泉駅の東側にある踏切から撮影したもので、
左側がフラワー長井線、右が米坂線でした。
バラストの手入れ具合で路線の経営状態がわかると
ブログ仲間さんから聞いたことがありますけど…
フラワー長井線、がんばれ!
国鉄時代は2線を結ぶ連絡線があったようですけど、
現在は完全に分離されてしまったみたい。
2線を跨ぐ列車が無いので仕方ありませんが、なんか寂しいなぁ。
続いてはは旧・白川信号上がある側の西側。
2線は駅のすぐそばで結合し、ここから2キロの単線区間に入ります。
2線を並走させずに単線にした理由ですけど、
置賜白川に架かる白川鉄橋があるからではないかと。
白川鉄橋を越えたところに旧・白川信号場がありますからね。
お次はいよいよ白川信号場があったポイントです。
が…ここがとにかく遠いの!
今泉駅からクルマを飛ばして10分近くもかかりました。
現場に着き、旧・信号場に近づこうとしたのですけど、
信号場近くに立ってみたのですけど辺りは草ぼうぼう。
そりゃそうですよね。
信号場が廃止されてから既に30年以上が経過しているんですもん。
もしくは訪れる時期を誤ったか?
ちょっと見にくいですが、
中央奥に白いタンクが見えますよね?
あれが旧・白川信号場なのですけど、これ以上近づくことが出来ん。
悔しいけど近づくのはここまでか。
そんな自分をあざ笑うかのように
この日は東京からの団体ツアーが組まれていたようで、
珍しく日中に3両編成の列車が走ってゆきましたよ。
すみません、諦めます。
その代わりと言っちゃなんですけど、
昭和57年に長井線を旅した際に
列車の車内から現役時代の白川信号場を撮影してましたので、
2線の間には短いホームがあり、
ここで通票の受け渡しが行われていたらしいです。
奥に詰所がありますけど、こちらは現存している模様。
やはり近くで見たかった…。
米坂線は昭和58年にCTC化されたために
白川信号場は昭和59年に廃止されてしまいました。
現在はこの地点まで今泉駅の構内扱いなんですって。
今泉駅の構内を一周するのに1時間近くかかるのですけど、
こんな駅も珍しいのではないでしょうかね?
☆追 記☆
後日、列車の車窓から白川信号場跡を撮影しました。
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