皆さま、おはようございます!

 

奥羽本線・赤湯駅を起点に西方向に延びる山形鉄道フラワー長井線。

途中の今泉駅で、米沢駅と坂町駅を結ぶ米坂線と合流することは

鉄道ファンならご存知ですよね。

地図で見るとこんな感じでした。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D11304/米坂線・白川信号場

Yahoo!地図より転載。

 

列車の乗り入れはなく、運用をまったく別にする2線ですけど、

なんと!今泉駅から西2キロの単線区間を共有区間としているのです。

そして、2線が分離する地点(地図上の赤丸部分)には

昭和59年まで白川信号場が存在していたとか。

かつてはタブレット交換も行われていたという白川信号場。

現在の様子を見てきましたよ。

 

…その前に、今泉駅の東側にある2線が合流するポイントをうおっちん。

国道113号線(小国街道)の車道橋の真下にそれがありました。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D11300/米坂線・白川信号場

上の画像は今泉駅の東側にある踏切から撮影したもので、

左側がフラワー長井線、右が米坂線でした。

バラストの手入れ具合で路線の経営状態がわかると

ブログ仲間さんから聞いたことがありますけど…

フラワー長井線、がんばれ!

 

振り向くと、そこは今泉駅です。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D11301/米坂線・白川信号場

国鉄時代は2線を結ぶ連絡線があったようですけど、

現在は完全に分離されてしまったみたい。

2線を跨ぐ列車が無いので仕方ありませんが、なんか寂しいなぁ。

 

続いてはは旧・白川信号上がある側の西側。

2線は駅のすぐそばで結合し、ここから2キロの単線区間に入ります。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12010/米坂線・白河信号場

2線を並走させずに単線にした理由ですけど、

置賜白川に架かる白川鉄橋があるからではないかと。

白川鉄橋を越えたところに旧・白川信号場がありますからね。

 

お次はいよいよ白川信号場があったポイントです。

が…ここがとにかく遠いの!

今泉駅からクルマを飛ばして10分近くもかかりました。

現場に着き、旧・信号場に近づこうとしたのですけど、

藪(やぶ)がひどいのなんのって。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12011/米坂線・白河信号場

信号場近くに立ってみたのですけど辺りは草ぼうぼう。

そりゃそうですよね。

信号場が廃止されてから既に30年以上が経過しているんですもん。

もしくは訪れる時期を誤ったか?

 

ちょっと見にくいですが、

右側が米坂線で左がフラワー長井線の線路でした。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d12012/米坂線・白河信号場

中央奥に白いタンクが見えますよね?

あれが旧・白川信号場なのですけど、これ以上近づくことが出来ん。

悔しいけど近づくのはここまでか。

 

そんな自分をあざ笑うかのように

フラワー長井線の列車が通過してゆきました。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D11302/米坂線・白川信号場

この日は東京からの団体ツアーが組まれていたようで、

珍しく日中に3両編成の列車が走ってゆきましたよ。

 

旧・白川信号場は目の前にあるのですけど…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-D11303/米坂線・白川信号場

すみません、諦めます。

 

その代わりと言っちゃなんですけど、

昭和57年に長井線を旅した際に

列車の車内から現役時代の白川信号場を撮影してましたので、

こちらをUPしときます。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07163

2線の間には短いホームがあり、

ここで通票の受け渡しが行われていたらしいです。

奥に詰所がありますけど、こちらは現存している模様。

やはり近くで見たかった…。

 

米坂線は昭和58年にCTC化されたために

白川信号場は昭和59年に廃止されてしまいました。

現在はこの地点まで今泉駅の構内扱いなんですって。

今泉駅の構内を一周するのに1時間近くかかるのですけど、

こんな駅も珍しいのではないでしょうかね?

 

☆追 記☆

後日、列車の車窓から白川信号場跡を撮影しました。

ホームはまだ残っているっぽいです。
e1202d/米坂線・今泉駅

 

米坂線

山形鉄道フラワー長井線

 

駅探訪記、旅情報を不定期に更新中。

新着情報がすぐ受け取れる読者登録をお願いします!