皆さま、こんにちは!
今日の仙台市内、とても暖かな1日を迎えております。
いよいよ春の到来ですね。
何だか、鼻がムズムズし始めているのが気になるんですけど (;^ω^A
阿武隈急行・大泉(おおいずみ)駅です!
駅の開業年月日は昭和63年7月と、
他の阿武隈急行線の無人駅と変わらないのに、
まるで新駅のような、真新しい雰囲気に包まれているんですよ。
階段やホームを取り囲む石垣や、広場の化粧タイルのせい?
いやいや、もちろんそれらでキレイに感じたのは事実ですが、
それ以上に現代っぽさを見せつけられたのが、こちらなのでした。
バリアフリー対策のスロープが
設置されているのですよ!
そんなの、今の世の中当たり前だろ!
って言われそうですけど、
阿武隈急行線が全線開通した昭和63年といえば、
バリアフリーが叫ばれる以前のこと。
まして、施設のほとんどが
国鉄時代の昭和40年代に造られた阿武隈急行線、
スロープが設置されているだなんて、異例中の異例なんですって。
超小高い位置にホームがある福島学院前駅 なんか、
ホームがある3階ほどの高さまで、
そんな大泉駅のことをWikipediaでチェックしてみたところ、
平成17年に駅の改良がなされて、
阿武隈急行線では初めて、
スロープの設置を始めとするバリアフリー対策が施されたんですって。
面白いのが、単なる駅施設の改良だけではなく、
駅前広場の構造を大改良して、
気軽に駅までクルマを乗りつけられるようにしたんです。
まるでドライブスルーの先端に駅があるような、
そんな雰囲気なんですよ。
ちなみにこちらが改良前の大泉駅。
駅前に小さな駐車場がありますけど、
一旦入ってしまうとなかなか出にくい、
写真には写っておりませんが、
西側には大型の駐車場も用意されていて、
大泉駅は徹底的にパークアンドライド化が進められたようです。
駅の改良によって、
乗降客数もわずかながら増加傾向にあるんだとか。
駅前広場はとてもきれいに仕上がっていた大泉駅でしたが、
それにしても、改良前の大泉駅の航空写真、
Yahoo!地図で普通に見ることができる写真なんですけど、
8年以上も更新されずにいるんですね。
ファンの立場としては、
資料としてありがたく使わせてもらってますけど (;^ω^A
大泉駅(平成24年8月13日)