皆さま、こんにちは!


今日の仙台市内、とても暖かな1日を迎えております。

いよいよ春の到来ですね。

何だか、鼻がムズムズし始めているのが気になるんですけど (;^ω^A


今日はこちらの駅をいかせて頂きます。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02270

阿武隈急行・大泉(おおいずみ)駅です!


駅の開業年月日は昭和63年7月と、

他の阿武隈急行線の無人駅と変わらないのに、

まるで新駅のような、真新しい雰囲気に包まれているんですよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02271

階段やホームを取り囲む石垣や、広場の化粧タイルのせい?

いやいや、もちろんそれらでキレイに感じたのは事実ですが、

それ以上に現代っぽさを見せつけられたのが、こちらなのでした。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-d02274

バリアフリー対策のスロープが

設置されているのですよ!


そんなの、今の世の中当たり前だろ!

って言われそうですけど、

阿武隈急行線が全線開通した昭和63年といえば、

バリアフリーが叫ばれる以前のこと。

まして、施設のほとんどが

国鉄時代の昭和40年代に造られた阿武隈急行線、

スロープが設置されているだなんて、異例中の異例なんですって。


超小高い位置にホームがある福島学院前駅 なんか、

ホームがある3階ほどの高さまで、

階段を使わないと入れませんからね。
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歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c08193


そんな大泉駅のことをWikipediaでチェックしてみたところ、

平成17年に駅の改良がなされて、

阿武隈急行線では初めて、

スロープの設置を始めとするバリアフリー対策が施されたんですって。


面白いのが、単なる駅施設の改良だけではなく、

駅前広場の構造を大改良して、

気軽に駅までクルマを乗りつけられるようにしたんです。

まるでドライブスルーの先端に駅があるような、

そんな雰囲気なんですよ。


ちなみにこちらが改良前の大泉駅。

駅前に小さな駐車場がありますけど、

一旦入ってしまうとなかなか出にくい、

袋小路のような構造の駅だったんですね。
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そして現在の大泉駅です。
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写真には写っておりませんが、

西側には大型の駐車場も用意されていて、

大泉駅は徹底的にパークアンドライド化が進められたようです。


駅の改良によって、

乗降客数もわずかながら増加傾向にあるんだとか。

今後の地方駅の、模範的な姿なのかもしれません。
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駅前広場はとてもきれいに仕上がっていた大泉駅でしたが、

ホームは従来通りの完全阿武隈急行仕様でした。
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それにしても、改良前の大泉駅の航空写真、

Yahoo!地図で普通に見ることができる写真なんですけど、

8年以上も更新されずにいるんですね。

ファンの立場としては、

資料としてありがたく使わせてもらってますけど (;^ω^A




阿武隈急行線


福島駅(平成24年9月5日)

卸町駅(平成24年8月13日)

福島学院前駅(平成24年8月13日)

瀬上駅(平成24年8月13日)

向瀬上駅(平成24年8月13日)

高子駅(平成24年8月13日)

上保原駅(平成24年8月13日)

保原駅(平成24年8月13日)

大泉駅(平成24年8月13日)

二井田駅(平成24年8月13日)

新田駅(平成24年8月13日)

梁川駅(平成24年8月13日)

やながわ希望の森公園前駅(平成24年8月13日)

富野駅(平成24年9月29日)

兜駅(平成24年9月16日)

あぶくま駅(平成24年9月16日)

丸森駅(平成24年8月13日)

北丸森駅(平成24年10月19日)

南角田駅(平成24年10月19日)

角田駅(平成26年7月27日)

横倉駅(平成24年9月16日)

岡駅(平成24年9月16日)

東船岡駅(平成26年4月15日)

槻木駅(平成24年9月16日)