皆さま、こんにちは!


きょうは再び、阿武隈急行線の駅を書かせて頂きます。


沿線の阿武隈川周辺では芋煮会が盛んですし、

川船による阿武隈川遊覧なんかもやってますから、

これからの季節は見逃せませんよ。


歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10090

阿武隈急行・岡(おか)駅です!

阿武隈急行線の前身である国鉄・丸森線が開通した、

昭和43年4月に開業した駅です。


あくまでも個人的な意見ですけど、

鉄道ファン的には一番見どころのある駅だと思いますよ。


というのもですね、

阿武隈急行線の駅紹介記事の中では、

何度も書いていることなんですけど、

丸森線は、白石を経由する東北本線に代わるバイパス線として

計画された路線でして、

駅の構内も、将来の複線化や列車の長編成化を見込んで、

作られているんです。


結果的には、それらは計画で終わってしまったんですが、

岡駅ではそんな様子が現在でも見ることが出来るのでした。



岡駅から遠くの線路に目をやると、

到着する列車がわずかに蛇行するポイントがあるのがわかります。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10091


実はこれ、岡駅が将来、

列車の行き違いが行われる予定で作られた片渡り線(予定)でして、

画面左側には、直線を辿る本線が作られる計画があったようです。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10092

本来の本線は、こんな感じで延びる予定だったようですね。


結果的には計画で終わってしまったようでうけど、

岡駅のホームから正面を見ますと、

将来の本線が作られるように、広く用地も空けられておりました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10093

今となっては、

岡駅に行き違い設備が作られる計画は無くなったでしょうけど、

当初の計画通りに進めば、

阿武隈急行線の姿も、また違っていたんでしょうね。



そんな岡駅でしたが、

ホーム1本だけの棒線駅で、

小さな待合室だけがぽつんとありました。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10097

周囲は水田が広がっておりますけど、

実はここは世界最先端の町、

宇宙航空研究開発機構・角田宇宙センターの最寄駅なんですよ。
歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10094

だから、岡駅のキャッチフレーズも「明日の宇宙を拓くまち」です。


国産ロケットのエンジンなどを開発しているセンターなのですが、

実はこのセンターへは、

東北本線・船岡駅からのアクセスが便利なようで。

このセンター目当てで岡駅に降りてしまうと、

延々3,5キロも歩かなければなりませんので注意が必要です。



岡駅西側にはモーターカーの側線もあったりして、

なかなか退屈することのない駅でした。
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歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-c10095

なぜこの側線、駅前側まで延びているんですよ。



機会があって阿武隈急行線に乗車する際は、

ぜひ、車内からで結構ですので、

岡駅手前でくにゃっの曲がる線路を楽しんでくださいね。


まぁ、普通の人には、楽しくもなんともないんでしょうけどね。





阿武隈急行線


福島駅(平成24年9月5日)

卸町駅(平成24年8月13日)

福島学院前駅(平成24年8月13日)

瀬上駅(平成24年8月13日)

向瀬上駅(平成24年8月13日)

高子駅(平成24年8月13日)

上保原駅(平成24年8月13日)

保原駅(平成24年8月13日)

大泉駅(平成24年8月13日)

二井田駅(平成24年8月13日)

新田駅(平成24年8月13日)

梁川駅(平成24年8月13日)

やながわ希望の森公園前駅(平成24年8月13日)

富野駅(平成24年9月29日)

兜駅(平成24年9月16日)

あぶくま駅(平成24年9月16日)

丸森駅(平成24年8月13日)

北丸森駅(平成24年10月19日)

南角田駅(平成24年10月19日)

角田駅(平成26年7月27日)

横倉駅(平成24年9月16日)

岡駅(平成24年9月16日)

東船岡駅(平成26年4月15日)

槻木駅(平成24年9月16日)