皆さま、おばんです!
残暑厳しい毎日が続きますので、ちょっぴり涼しげなネタを。
先月、仕事で北海道を回った時のこと。
旭川市内で中古車の納車を終えると、
普通列車に乗って札幌駅まで向かいました。
岩見沢駅から区間快速「いしかりライナー」に乗車したのですが、
どうやらこれ、たった1本だけ存在する、
711系電車による運用列車だったようです。
国鉄くん、情報ありがとです!
711系電車とは、国鉄が函館本線の小樽駅‐旭川駅間電化に合わせ
昭和42年に登場させた道内初の専用電車で、
現在活躍中の車両は
昭和55年の室蘭電化の際に新造された増備車でした。
その数は16編成・48両まで減ってしまいましたが、
この日は運良く、2編成しか存在ない国鉄色が混じり混んでたのです。
ただ、今回乗車したのはこちらではなくて、
だって目の前にコレガ停まったのですもん。
ラッシュアワーでの混雑緩和のために
無理やり3扉に改造された車両でして、
でも、早い時間からホームに並んでたので
ボックスシートを確保することが出来ましたよ。
711電車は非冷房車も車両も多く、
それにしても、窓を開けて車窓を楽しめる電車って
最近のJRじゃちょっとないでしょうよ。
緩やかに入り込む涼しげな風。
リッチすぎます。
沿線にお住いの皆さまが本気で羨ましかったですよ。
そんな711系電車も、
来月のダイヤ改正で札幌駅‐室蘭駅間の運用から引退なんだとか。
今後は札沼線の運用に就くそうですけど、
運用落ちする編成が出ることは必至。
かろやかな風が楽しめる電車として
いつまでも元気な姿でがんばって欲しいですね。
窓開閉+扇風機よりも冷房の方が涼しいとか、そんな話はどっかいっちまえぃ。
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