皆さま、おばんです!

 

列車は川倉駅を出発すると田んぼの中を走り抜け、
再び集落の中に入ってゆきます。

次に到着したのがこちらの駅でした。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b08050

津軽鉄道・大沢内(おおざわない)駅です!

思わず「おおさわうち」とか呼んでしまいそうですが、

「おおざわない」が正解ですので念のため。

 

現在の駅舎は2代目だそうで。

駅の構造は先に訪れた津軽飯詰駅と一緒ですね。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b08051歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b08052

現在は無人駅となってしまった大沢内駅ですが、

駅員さんが常駐していた当時の雰囲気が残っており、

「手小荷物」や「貨物取扱所」等の表記もそのままですの。

 

津軽鉄道線内で貨物列車の運行が終了したのは昭和59年6月のこと。

でもでも、大沢内駅は今でも当時の雰囲気が楽しめちゃうのですよね。
駅ファンには絶対におススメの駅。

駅舎内に飾られている草木がキレイなのですけど、

どなたがお手入れをされてるのでしょう?

 

ホームに出てチェックを開始。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b08053

川倉駅方向を見た大沢内駅ホームと…

 

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b08054

深郷田駅方向を見た大沢内駅ホームでした。

 

大沢内駅は単式ホームは1本あるだけの駅ですが、

ホームの先まで線路を辿っていくと…気が付きましたか?

線路が途中で小さなカーブを描いておりますよね。

これはかつて、この部分がY字分岐(ポイント)であった名残りで、

現在の線路の西側、お花が咲き並ぶ辺りにはかつて

行き違いのための線路がありました。

 

大沢内駅が開業したのは昭和5年10月のこと。

津軽鉄道線が全線開業する昭和5年11月までは

大沢内駅が終着駅だったそうです。

当時は現在の終着駅である津軽中里駅とほぼ同じ駅構造になっており、

廃線となった待避線は貨物列車の駐留にも使われていたらしい。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b08055

ちなみに津軽中里駅方向には、側線の廃線跡もバッチリ残ってますぜ!


訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
津軽鉄道

津軽五所川原駅(2011年7月23日)
十川駅(2011年7月23日)
五農校前駅(2011年7月23)
津軽飯詰駅(2011年7月23)
毘沙門駅(2011年7月23日)
嘉瀬駅(2011年7月23日)
金木駅(2011年7月23日)
芦野公園駅(2011年7月23日)
川倉駅(2011年7月23日)
大沢内駅(2011年7月23日)
深郷田駅(2011年7月23日)
津軽中里駅(2011年7月23日)

 

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