皆さま、こんにちは!

 

津軽鉄道の駅探訪記事を続けます。

今回は津軽鉄道で唯一の列車交換駅である金木(かなき)駅でした。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07303

昭和5年7月、津軽鉄道線の開通に合わせて開業した駅だそうで。

太宰治の生家である「斜陽館」も近く、

観光スポットへのアクセスポイントとしても栄える駅でしたよ。

 

開業時から使用されていた木造駅舎は平成15年に取り壊され、

金木交流プラザを併設した新駅舎に変わった模様です。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07304歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07305

駅舎内には、東北の鉄道の復興状況を記したパネルが展示されてました。

共に復興しようという意気込みがひしひしと伝わってきますね。

 

金木駅の2階には「ぽっぽ家」という食堂がありました。

ここの名物は「しじみラーメン」なんだそうで。

…で、1階の売店でお勤めされているお姉さんに、

「しじみラーメン」の評判を聞いてみたのですよ。

 

売店のおねー様:

「ぽっぽ家さんのしじみラーメンですね、とっても美味しいですよ」

「私も1回だけ食べましたから」

「1回だけって…」 ←自分の心のつぶやき

 

自分:「ちなみにどんなお味なんですか?」

売店のおねー様:

「味ですか?うーん、しょっぱかったです。

「おいおーい!」 ←自分の心のつぶやき

 

でも本当に、美味しそうに話してくれたのは事実。

金木駅にお立ち寄りの際は、

ぜひ「しじみラーメン」のチャレンジしてみてくださいね。

 

駅ファンらしく金木駅のホームを見ました。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07316

こちらは嘉瀬駅方向を見た金木駅ホーム。

 

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07317

そして芦野公園駅方向を見た金木駅ホームです。

 

歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07318

ホーム間はこちらの構内踏切で結ばれてますよ。

 

金木駅は相対式ホーム2面2線構造です。

東側のホームは、島式ホームとして活用されていた形跡がありますが、

現在はホームの片面に倉庫代用の有蓋車が留置されており、

その機能は失われてる模様。歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07240

こちらは金木駅で倉庫として使われているワム3です。

昭和5年に製造された自社製造の古参有蓋車ですね。

 

この駅にはもうひとつ、面白い展示物がありまして…歩王(あるきんぐ)のLet’sらGo!-b07319

なんとマニアックなことに、

津軽鉄道で使用された歴代レールが展示されているのですよ。

一番古いものは1881年(明治14年)製だそうです。

でも津軽鉄道線の開通は昭和5年のことですよね?

…ということは,津軽鉄道の開業時には、

中古のレールが使われていたってことでしょうか。

東北本線の前身である日本鉄道が開通したのは1883年ですから、

ここで使われていたレールが津軽鉄道に転じた可能性が高そうですね

低規格なレール故に日本鉄道では短期間しか使用されず、

その後にこの北の大地にやってきた…なんて妄想をしちゃいましたけど、

実態は如何に!

 

ちなみに自分、しじみラーメンは食べずに、

売店のおねー様が売ってくれたパンを戴きました。

次回訪れる時は、

絶対にしじみラーメンにチャレンジしてみますね!

午前10時過ぎに金木駅に来た自分、さすがにラーメンは早過ぎましたわ。


訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)

津軽鉄道

津軽五所川原駅(2011年7月23日)
十川駅(2011年7月23日)
五農校前駅(2011年7月23)
津軽飯詰駅(2011年7月23)
毘沙門駅(2011年7月23日)
嘉瀬駅(2011年7月23日)
金木駅(2011年7月23日)
芦野公園駅(2011年7月23日)
川倉駅(2011年7月23日)
大沢内駅(2011年7月23日)
深郷田駅(2011年7月23日)
津軽中里駅(2011年7月23日)

 

読者登録してね