皆さま、おばんです!
いよいよ黄金週間がスタートしましたね。
お仲間のブログを見ていると、皆さん活発に動かれているようです。
自分も明日は休みを戴きプチ旅行を楽しんでくる予定でした。
目指すは千葉県!
…でも今回はディズニーランドじゃありませんの。
鉄旅をメインに楽しんできますぜ☆
北陸本線・市振(いちぶり)駅です!
市振駅は北陸本線が開通した、大正元年に開設された駅でした。
古い駅舎がありますけど、
おそらくは開業当時から使われているモノではないかと。
汽車時代を偲ぶ低いホームが魅力的な駅でしたよ。
※後で知ったのですけど駅舎は明治41年築だそうです。
駅の開業年より古いのは、北陸本線が敷設される際に
工事事務所として使われていた経緯があるからですって。
この古さは衝撃的すぎます!
こちらは正面に掲げられてた駅名標です。
市振駅は無人駅ですけど、有人駅時代の出札窓口が残されてます。
かつての事務スペースは保線員さんの詰所として利用されてるのかな?
北陸本線の箇所をよく見ると、
蒸気機関車が牽引する客車列車が描かれているのですよね。
…ということは無煙化される前に作られたもの?
博物館で展示されてもおかしくない代物だと思うのですけど。
この図によれば、市振駅付近の観光名所は海水浴場の模様。
右下に市振駅が描かれているのですが、
その下に見える黒いツブツブ…海水浴客ですよね、きっと。
続いてはホームです。
汽車時代のままの、やたらと低く感じるホームが印象的でしたよ。
駅舎側にある側線はかつて使用されていた貨物列車の待避線。
国鉄時代は、この側線から番線が振られていたそうで、
ホームはそれぞれ「2番線(下り方面)」「3番線(上り方面)」の
表記があったらしいです。
ここは高速列車が往来する北陸本線の駅だってのに、
構内踏切があるギャップに萌えますのよ。
これまた懐かしい煉瓦造りの油倉庫(ランプ小屋)でした。
街が電化される前、駅舎内や車両の室内を灯す
燃料が保管されていた倉庫です。
以上、ホームにいるだけで
国鉄型の電車に揺られて北陸本線を楽しむのも魅力的ですけど、
たまには下車して、駅でひと時を過ごすのもいいかも。
吹き付ける潮風の心地よさを皆様にも感じてもらいたいなぁ。
↑(富山駅・越中宮崎駅方面)
市振駅(平成21年10月3日)
青梅駅
糸魚川駅
能生駅
↓(直江津駅方面)
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