オズの魔法使いのカカシは
智慧をほしがったのですが
古事記にでてくるカカシのクエヒコさまは
智慧の神さまで
受験生を守ります。
動かずじっと周りを見ていたので
智慧ができたのだそうです。
成長のために自分探しの旅は必要がなかった(#^^#)
そして大国主の子
大直禰子（おおたねねこ）は
ご神託で運命が変わった方
探し出されて三輪で大物主をまつるお役目につきます。
それ以前はどんな暮らしをなされていたのでしょう。
やってきた運命を引き受ける覚悟をしたら
それは生きる環境が変わることを受けいれること
自分を見失ずにい続けるには
カカシのような不動の心が必要かも
な～んてことを
思いながら
大神神社摂社の久延彦神社 (くえひこじんじゃ）と
大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)をご紹介
- 《見渡せる神社 久延彦神社（くえひこじんじゃ》
- 《おだまき杉》
- 《大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)のこんぴらさん》
《記憶がほどける大神神社 前回のお話》
《見渡せる神社久延彦神社 (くえひこじんじゃ）》
大神神社摂社の久延彦神社 (くえひこじんじゃ)は
狭井神社の鳥居手前の左手にある道を進みます。
この道は山の辺の道に続く道です。
狭井の鳥居を入ってすぐには
市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)がありました
ご紹介していませんでした。
山の辺の道からそれて
竹林や、百合の群生地がある山道に入ります。
途中展望台もあるので整備されて歩きやすいです。
ご祭神は
久延彦 さま(くえひこ)
大国主のもとで田んぼを守るカカシです。
神社には
三輪山の遥拝所があります。
さっきまで狭井神社から
仰ぎ見ていたお山の山頂を拝むことができます。
こちらの方向では静粛に
その反対の方向は展望台になっており
二上山が見えます。
悲劇の皇子大津皇子が葬られているお山です。
展望台よりここのほうが見晴らしがよかったです。
こちらの方向がすがすがしく
奈良の西側の山並みにも特別な力があると思っています。
そのあたりにある神社にもいつか神社参拝したいです。
《おだまき杉》
活玉依媛 （いくたまよりひめ）が
夜に大物主をだれか調べるために使ったおだまきの糸が
この杉の木の下まで糸があったといわれています。
大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)の入り口に
根っこだけ残っています。
お寺っぽいの思ったら
神仏習合の頃は大神神社の神宮寺だったそうです。
素敵仏像で有名な
十一面観音はもともとこちらにあったとか
なんと今週いっぱい
東京国立博物館で展覧会やってました。
三つ鳥居も再現されているそうですハートいいなぁ
スケジュール確認( ..)φメモメモ
ご祭神は
大直禰子(おおたたねこ）
大国主の子供とも4代ごの子孫ともいわれています。
金毘羅社があったので
お詣りしましたよ
金毘羅（こんぴら）さんは
インドのクンピーラという神様です。
ワニの姿をしているんですが
日本では龍のことです。
そして金毘羅さんのご祭神は
大物主
大物主=龍神説とつながります
こちらの大直禰子(おおたたねこ）神社では
大物主をまつるお役目の大直禰子(おおたたねこ）が主祭神で
大物主が末社で祀られているのが
逆転現象で面白いですね
大直禰子(おおたたねこ）が大物主をお祀りしたら
当時流行っていた病気が鎮まったので
当時の人たちは守られたのです。
多くの人に敬愛されたのだと思います。
次回は大神神社最終回
元伊勢の檜原神社と
今回とテーマは同じ「変わらず続けることと始めること」
龍神アート作家杵築乃莉子
読者登録はこちらをクリック
