M-1、R-1、キングオブコント。 全制覇して冠番組を持ちたい!
『ヒガシ逢ウサカ』というインパクト大のコンビ名は、高見さんが大阪府東大阪市、今井さんが大津市逢坂という2人の出身地から。リズミカルで、じわじわとエスカレートしていくコントや漫才でブレイクが期待される若手芸人だ。二人の出会いは、養成所での初めての授業だとか。
高見:たまたま横に座ったので「一緒にやろう」と僕が声をかけたんです。早く組まないと負けると思ったんで。
今井:面接試験のときにエレベーターで一緒になってたんですよ。全然知らんのに高見から「緊張しますねぇ」って声かけてきて。
高見:僕は全然覚えてないんですけどね。
今井:なんか、イキった感じで言ってきて。
高見:イキってへんわ。下から下から。
今井:「自分、おもろいんすか?」みたいな。
高見:いうてへんやん。
今井:…ぐらいの感じの「緊張しますねぇ」の一言で。
高見:どう表現するねん一言で。
入学式も僕を見てたらしいんですよ。入学式が終わって、近鉄難波駅まで帰るその後ろから。
今井:そしたら『りくろーおじさん』並んだんですよ、入学式帰りに。
高見:ええやん、久しぶりに買って帰ろ思たんや。
今井:並んでるときも前の人に「緊張しますねぇ」って。
高見:言うわけないやん。
ネタづくりは2人で。養成所時代から賞レースにも積極的に挑戦している。芸人として刺激になる存在は?
高見:同じツッコミの(前号に登場した)アキナ秋山さん、同期のアインシュタイン川井ゆずるさん、先輩のプリマ旦那河野さん。ツッコミにとって、ボケの先輩に「お前のツッコミはボケやすい」っていわれるのが褒め言葉なんで、その人たちよりも1回でも多く言ってもらえたらなって思います。
今井:僕は…アキナ山名さん、天竺鼠の川原さん、千鳥の大悟さんとか…気になりますね、同じ坊主ですし。
高見:別に「坊主」で仕事もらってる訳やないから。
今井:あの人は何ミリなんやろって。
高見:他のとこ見て!なんや頭皮ばっかり。
今井:いちばん形がいいのは…やっぱり大悟さん。僕も相当形がいいって言われてるんで、そこは負けたくない。
高見:ちがうやん。
二人の目標はやはり、賞レースでの優勝だ。
高見:『キングオブコント』で決勝に行きたいですね。個人的にはそれで売れて、好きなアイドルと一緒に仕事がしたいですね。
今井:僕は『キングオブコント』『M-1グランプリ』『R-1グランプリ』全制覇ですね。
高見:僕ら(ピン芸人のコンテスト)R-1にもでてるんですけど、まだ2回戦以降行けたことがないんで。
今井:全制覇したら賞金が1人1500万円…なに使うやろな。
高見:資産運用の取材ちゃうねん、その先もあるやん芸人として。
今井:コンビの冠番組を持ちたいですね、『1500万円の使い方』ってドキュメンタリーで。何もない部屋から、徐々にいい暮らしになっていくさまをお見せする…。
高見;どんなテレビやねん。
(プロフィール)
(写右)今井将人さん 1987年生まれ 大津市出身
(写左)高見優登さん 1984年生まれ 大阪府東大阪市出身
ともに大阪NSC33期生
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属
2011年4月結成
漫才劇場中心に活動中
【レギュラー出演中】
FMちゃお79.2MHz 『ヒガシ逢ウサカのガチャガチャラジオ』