ってことでtakです
重いイベントばかりでしたがなんとか1日を終える事が出来ました
でも明日も管理職会議で1日缶詰だよ、ジェシカ。。。
そんな気分なので今日は私の想いをぶちまけてみたいと思います
SIAM SHADEのDAITAさん「切ない曲」を私がどれだけ偏愛してるか、ってテーマでお送り致します
SIAM SHADE。。。多数のヒットを飛ばした90年代V系バンド
特にるろうに剣心タイアップだった「1/3の純情な感情」はそのキャッチーなタイトルと曲調に拠って最早独り歩きしてるレベルの有名曲となりました
当初から「超実力派」と言われながらなかなか人気に火がつかなかった彼ら
明石昌夫プロデュースになってからその潜在力が開花し、この曲で大ブレイクしたワケです（作曲はDAITAさん）
が、私が本日フックアップしたいのはこの曲ではありません
私は、DAITA師匠が真に凄いのは彼の作る「切ない曲」だと信じているからです
なもんで、今日、以下にその素晴らしさをプレゼンしたいと思います
よろしければお付き合いくださいませ
まずは2ndアルバムから「CALLING」/「SADNESS」
怒派手なプログレ「DREAMLESS WORLD」
怒キャッチーな「TIME’S」に続く2曲
一撃で耳を掴まれるような派手さではなく、じわじわと染み入っていくような曲構成
至る所に変拍子を駆使しまくったリフなのにメロ過ぎるギターソロ＆エンディングソロ
最高以外どの言葉が当てはまると言うのか
続いてシングル「TIME’S」カップリングから「PRAYER」
エイトフィンガー奏法のイントロから淡々と流れるAメロを経て至高のKAZUMAコーラスが炸裂するBメロ
そして超絶名演のギターソロ
続いて3rdから「Destination Truth」
印象的なリフにクリーントーンバックで追いかけコーラス炸裂するBメロ
溜めた変拍子から見事すぎる構築美のギターソロ
たまらない
続いてシングル「グレイシャルLOVE」カップリングの「ブランコ」
変拍子の海から解き放たれる世界最高の様式美ギターソロ
もうこのソロだけでこの曲は億千万倍の価値がある〜絶対聞いて欲しい
5枚目から「Grayish Wing」
hideさんが亡くなられた後、捧げられた曲
サビ～大サビの流れのエモさがとんでもない
変拍子直後に来る感情迸るギターソロ、ピアノと絡み合いながら突き進む進行
慟哭の疾走
6枚目からは「MOON」「I am I」
バラード気味なのにとんでもない変拍子で絶対演奏できない「MOON」
リフと単音弾きが自由に交錯するKAZUMAvo曲の「I am I」
後期となっていよいよ洗練された楽曲群です
これらの曲に共通するのは「圧倒的にテクい切なさ」
マイナーメロディに変拍子や転調を絡めて各楽器が時に近づき時に距離を取りながら転がっていくアレンジはDAITAさん、そしてSIAM SHADE固有のもの
ご存知の方も多いと思いますが、SIAM SHADEのメインコンポーザー3人のうち
栄喜さんはポップでパンキッシ
/KAZUMAさんはファンキーな曲やリフ一発の豪快な曲をそれぞれ得意としており、いずれも基本はストレートな曲
この手のややこしい曲は一切と言っていいほど書いてません
全てDAITAさんの手に拠るモノです
いずれもシングルにはなってませんが、アルバムにこれらの曲があることで、彼らの実力/威光は些かも揺らがなかったのです
DAITAさんは
①Don’t Tell Liesのようなアメリカンな豪快大鉈リフオリエンティッド曲
②NO CONTROLみたいなプログレハード
③Virtuosoみたいな長尺インスト
④1/3～みたいなキャッチ-ソング
⑤そして前述の切な変拍子ソング
大きく分けるとこの5種類の曲調を得意としており、①以外は全部ひねりのある複雑な曲（それ故に①みたいな曲の豪放さが際立ったりもします）なのですが、私は⑤こそがSIAM SHADEをSIAM SHADEたらしめていた楽曲だと確信しております
所謂「隠れ名曲」の部類に入ると思うのですが、隠れっ放しはあまりに勿体なさすぎる切な系DAITAソング
桜散るこの季節に是非いかがでしょうか
一段とグッとくるはずですよ
そんなこんなで
最後までお読みいただきありがとうございました
tak
