ってことでtakです
先日、少年野球の6年生、無事引退致しました
最後の6年生と大人の試合ではソラから大人げない爆裂レフトオーバーをうっかり打ってしまいました
まぁ最後に大人の恐ろしさを教えてやったということで笑
年明けからはまた新しいチーム作りです
がんばります
そんなわてくしですが、先日熱いフィジカルCDを手に入れました
デスラッシュバンド「川越の残虐王」こと兀突骨の6枚目のアルバム「黄泉ガヘリ」です
兀突骨。。。誠にブルータル極まりない音を鳴らすデスラッシュバンドなのですが、その厳つすぎる野武士likeなルックスと真逆のファニー/フレンドリーなキャラクターのギャップも超魅力
まさに「みんなの兄貴!」って感じのバンドです
MCではとりあえず「有難き幸せ」を連呼する高畑さん
常人の足より太い腕を持つマッスルギタリスト円城寺さん
か細い身体のどこにそんなパワーが!とうっかり二度見してしまうサラブレッドミュージシャン秋田さん
たった3人で同期も全く使わない、正真正銘フィジカルオンリーのバカテクバンドです
初めて俺が彼らを見たのは、レジェンドガールズバンド「絶対倶楽部」の3マンライブ(ゼックラにおもちシスターズが居た頃)
ちなみにもう一組の対バンはザ ヒーナキャットだったりしたので異色の極みのようなイベントだったのだが、トッパーで登場した彼らに一発で持ってかれました
なんせ徹頭徹尾爆走し倒すデスラッシュ
何もかもがめちゃめちゃ速く、ひたすら突進するエンドレススプリントレース
その上、彼らの特徴でもある高畑さんのクソメタリックなスラップがとんでもなくカッコ良く、随所で主張してくる、痺れる!
なのにMCは面白さ170%
あまりのギャップ萌えにその後ワンマンライブに普通に行った程である
変に気取ることもなく、カッコつける事もなく、それでいて超絶テクニカル&ブルータル
まさに「背中で語る」ってバンド
そんな彼らが実に5年ぶりにアルバムを出すという
かなりコンスタントに作品を紡いできた兀突骨からするとなかなかなインターバル
期待と不安が入り混じる中、聴いてみたこのアルバム
マジでめちゃめちゃカッコいいです
5年間待った甲斐があったと胸を張って言える、そんな作品に仕上がってました
何がそんなに素晴らしいかと言うと、自分たちの軸は全くぶれてないのに新しい色をしっかりと重ね、安定と新鮮さを両立させている点、ここに尽きるかと思います
では、ざっくり曲解説を
1曲目の百戦錬磨はパブリックイメージの「騒乱ノ死地ヘ」に近い怒真ん中のデスラッシュチューン
高畑メタルスラップ/インセインな円城寺ソロ/突進秋田ドラム
彼らのトレードマーク全部乗せのキラー
そうかと思うと続く「乱逆の燈」ではドーピングしたアイアンメイデンみたいな6/8ギャロップビートでややヘヴィに展開し、早速新機軸を放り込んでくる(途中爆走デスラッシュ挟むけど)
5曲目「悪ノ霊魂」では鬼のよな超速ブラストも顔を出しブラック/テクデス的な空気感を醸し出しつつ、
6曲目「彷徨ウ首」はなんとクリーンvoまで登場。人間椅子や筋肉少女帯のような「和」のおどろおどろしさを感じさせる
「埋伏ノ毒」「破邪ノ眼光」「疫神」
3曲立て続けに突貫爆走した先に待つオールドメタルからの影響も強く感じるこれまた新機軸なタイトルトラックで〆
1月13日にはワイサイでワンマンもあるみたいなので、久々に彼らに会いに行こうかなぁ、なんて思ったり
いやー、カッコいいね、やっぱり
またファニーなMC聞かせて欲しいモノです
でわ
tak