ってことで遅れに遅れて続きです
ステパンで無事にバーンナウトした俺
老体に鞭打ちここまでほぼノンストップで動き回ってきた44歳社畜
ビールもガンガンに五臓六腑に染みわたっているおじさん
そんなヲタクにMASTDONの轟音を受け止める体力はもうなかったんだよ、カトリーヌ。。。
場内に「Megalodon」の熱いリフが流れ、一瞬色めき立つも、メタル満腹状態の俺はふらふらと場内をあてもなく彷徨い歩き始める
最高っ。。。だけど無理っ。。。
体力ゲージはオレンジ超えて紫っ。。。
んっ。。。
あ。。。あれはっ。。。
遠くに。。。遠くにっ。。。オアシスが見えるっ。。。
あれはっ。。。
僥倖っ。。。
僥倖っっ。。。
おっぱ〇っ。。。
最高っ。。。
そんなこんなでさっきまでステパンステージで踊ってたおっぱ〇ガン見えポールダンサーのお姉さん方と写真を撮り体力バリ回復
ステージフロアに戻ってきた時には訳わからん位ドラムがカッコいい「Blood and Thunder」鳴っててどう考えてもMASTDONは完全に〆に入っていたがまぁそれでもいいや、って塩梅
俺のマストドン、終了
ほぼおっぱ〇
そんなこんなでもう夕方
幕張メッセが落日に染まる
いよいよ俺のダウンロードも終わりが近づいてきたようだ
とうとう俺的メインディッシュ
Bullet for my valentine(以下、ブレット)の登場の時間である
今回の面子見た時、いの一番に「ヴォォォォォォイ!」って声でたのブレットでした
彼らが初めて俺の前に現れたのは忘れもしない2005年
メタルを音楽扱いしないことで知られるロッキンオン誌のフリーサンプラーに収録されたこの曲だった
このリフっ。。。めちゃメタルやん。。。
エモ化したアイアンメイデンやん。。。
あのロキノンがこの手の音楽をサンプラーに入れたのは異例の極みみたいな話で、そんだけ最初から期待が高かったんやと思います
だってめちゃめちゃカッコいい
メタル特有のダサさが皆無
更にメンバー全員クソ男前
特にvo/gtのマットに至っては10年に1人レベルのイケメン
俺今でも覚えてるんですけど、時を同じくしてAvenged Sevenfoldが「City of Evil」でオーバーグラウンドに出てきたんですね
これまたすげぇ男前集団で
んでほどなくして両者がBurrn!!の表紙を飾って
なんて絵になる奴ら!
このスター性、この2組からメタルの未来が始まる!って本気でワクワクしたんですよね
結果的には日本のメディアや我々が押し上げきれず、マスにまでは届かなかったのですが
これ以降、世界をひっくり返してくれそうな期待感を抱くバンドに出会うのは、2015年にBring me the horizonが傘アルバムまで10年かかるのですが、それはまた別の機会に
まぁそのくらい思い入れのあるブレットさんなので、最初に3rdトッパーでアリーナ対応仕様ゴリゴリな「Your Betrayal」のスネアロールが鳴っただけでもうテンション爆上がりしました
最初は無難に新譜の曲かな。。。なんて思ってたらこれですよ
デケデケデケデケデン!
会場中がもう跳ねるのなんのって
この良い意味での分かりやすさ
皆で歌えるシンプルなロックソング
これがブレットなんだよな
普通に「ヨービトレー」とか言っちゃうよね、ホント
曲が終わると間髪入れずあのリフがっ
「Waking The Demon」やないか!
2nd随一の剛直メタルソングがこんな序盤で投下
マットと対照的な短髪イケメンで人気メンバーだったJayに変わって加入したジェイミー
彼を見るのは初めてだったけど、Jayに勝るとも劣らない鬼スクリームを聞かせてくれて大興奮
もう至る所で「ウェイキンザデーモーン」て言ってるしなんならこの曲でサークルピットが起こったように記憶する
ちなみに声出しやサークルピットに関してはライブ前後に毎回クリマンの人が出てきて何度も注意喚起してましたが、実際の会場では大規模ではないにせよ多少の声出しはしてたし、非常に少数ではありましたが、サークルピットも生まれてました
これについては、色んな意見があるだろうし、怖いって思った人ももしかしたらいたかもしれない
俺は自分が過去に陽性者になっているので、最早怖いも何もねぇって感じでしたが
ただコロナ禍になって2年以上が経過し、当初よりも明らかに弱毒化してきた今、俺達も以前とは変わらなきゃいけないんじゃないかなって思いました
ちょうどいいので2022年8月の俺の私見を書いてみようと思います
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前にPaleduskがやらかした時が1年前、あの時は明らかに早すぎたから俺はこういうのは完全にダメだ、と断言してました
ただコロナ禍になって2年以上が経過し、ワクチンも浸透し、当初よりも明らかに弱毒化してきた今、俺達も以前とは変わらなきゃいけないんじゃないかなって思い始めました
今のコロナの状況って最早何してても防ぎようがないって思ってて
俺の周りでも毎日コロナ陽性者が出てます
どんなに気を付けててもかかる時はかかる、そういう次元にまで来てると感じます
ただし、1人として重症化した人はいません
自分が体験してみて、風邪ではない、と今でも俺は思ってますが、今の状況を踏まえたら、それでも一歩づつ前に進む時が来た、と感じます
ノーマスクであんだけ暴れ狂う海外のフェスのようにするのは時期尚早だと思うけど、敵が弱ってきたなら俺達も進まないとな、と
永遠にこのまんまなんて誰も望んでない
だったら少しづつでも前に、って感じです(勿論事情がある方は仕方ないです。進める人は進まないと、って感じ)
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そんなことをほんのり思ってるうちにここ2作から「Piece Of Me」と「Knives」
ブレットってゴリゴリのメタル作とマスに色気出したちょいチャラめのアルバムを交互に出す傾向あるんだけど、前者はまさにチャラめ代表みたいな曲
その前にチャラ方面にいった「Temper,Temper」の時には率直に言って「それじゃない!」と君が欲しくて叫びたくなったんだけど、この曲はしっかりヘヴィしててカッコいい
新作からの「Knives」はクソ重いヘヴィ曲で俺は大好物
日本人にはどうにもこの手の曲が受け入れられ辛いように思うし、正直会場のリアクションもそれなりだったように思うけど、海外だと絶対にウケると思うから温度差は感じるよね
ライブ定番として育てて欲しいものだ
とか言いながら、ドラムフィルから3rd「The Last Fight」がぶち込まれたらやっぱテンション上がってしまう俺
陰陽座がやりそうなリフに乗せて適度なスピードで疾走、当時のプロデューサードン・ギルモアと揉めながら作った、言っちゃえば「売れ線」を意識した曲なのだが、ドン大正解だよね、コレ。マスにアピールする魅力に溢れてる
新譜からチャラめの「Rainvow Veins」を挟んだ後は、聞き覚えのあるギターリフが
おぉ、マジか
「4Words」やん
いやー、申し訳ないが、やっぱり1stの曲は別格だわ
何聞いても身体が反応する
ジェイミーのシャウトも炸裂しっぱなしでどうしようもなくカッコいい
パッジ先生はそこまで派手に弾きまくるワケでもないし、風貌も含めて仙人likeなんだけど、マットと2人オリメンが並んでるとやっぱ安心する
ジェイソンのドラムもすげぇうまいか、って言われるとうーむ、って思わなくもないのだが、なんかかわいいので許せてしまう的なクマに抱くアレな感情を抱く純情な感情は空回り
2曲挟んで、遂にあのクリーントーンのギターアルペジオが。。。誰もが待っていた「Tears don't fall」
カビが生えたよなおやじくせぇロックソングよりもよほど後世に伝えたい青春の蒼さ爆発なクソカッコいい曲
バラードとメタルとエモのいいとこどりみたいな曲でブレットの魅力が全て詰まってる
爆走した後にリフレインされるサビのエモさよ。。。
テンション上がり過ぎて周りの人に完全に迷惑なレベルで歌ってしまった(すまん)
they crash around meしてしまった。。。
ある意味俺はこの曲を聞きに来たみたいなところがあったのでエモみ極まった
誰よりも聞きたかった曲をこの場で聞けたことが本当に嬉しかった
これで終わりと思ったんだけど、マットが「もう1曲」ってことで、最後にまさかの「Scream Aim Fire」
開場は興奮の坩堝で再びサークルピットも発生
いや、これはしょうがねぇだろ
あの会場でこの曲このタイミングで投下されてじっとしてられるワケねぇわ笑
そんなこんなでブレットは爽快に終了
Code Orange/Steel Pantherと並んで俺にはベストアクトでした
ティアーズを聞くという俺の大目的は達成できたので俺のダウンロードは実質これで終わり
体中穴ぼこなレベルで疲れ、フロアに寝転がった状態で最後のDream Theaterを迎えるのでした
続く(もう無理)