こんにちは!takです☆
いよいよ来週は親父の49日。。。時が経つのは本当に早いわ。痺れてしまう。
さて、以前のブログに書いたみゆきちゃんのことでなぜか少し問い合わせを頂きましたw
アンケート結果は「とーこちゃんがかわいい」になったのので、書くのを辞めようとも思いましたが、「キモい、タヒね!」」って人がそこまでいなかったので、49日を前にして、親父への手向けも込めて、息子の幼き恋の話を綴ってみようw
なお、書いてるのは41歳ゴリゴリのおじさんなので、その時点でキモいと思われる多数の方は即刻退出されることを激推奨いたしますw
さて、ここに書いたように、中学に入学し、山田家の長男として超絶な期待を受けながら、自身の生い立ちへの疑問等、文字通りの中二病をこじらせ、反抗期に入っていた俺。
正直、この頃は大人という大人が大嫌いで、自分の殻に閉じこもっていた。
どのくらい閉じこもっていたかというと、夜中にXのTOSHI風のメイクを自らに施し、自らに巣食う内なるロックモンスターと交信を日々行っていたレベルであり、まぁ言っちゃえば病気であったw
そんな俺だが、親父の「スーファミ作戦」により、「これはやるしかねぇ!」と全力少年なやる気を出し、勉学に取り組むことにしたのだ。
しかし、なんせ勉強というモノをほとんどせずに、ここまできてしまった俺、いったいどうすればよいのか。。。
そんな時に俺の小汚い脳みそに一つの考えが浮かんだ
「あ、あの頭のいい子に声をかけてみたら勉強教えてくれるかも!」
その女の子の名前は「みゆきちゃん」
小学校高学年くらいから頭角を現し(うちは田舎過ぎて小中エスカレーター)、中学に入学する頃には常に学内トップをとっていた才女である。
なんせヤンキー女子が幅を利かす田舎中二界隈であるが、彼女はその輪からは明らかに距離を置き、黙々と勉強に励んでいる印象があった。
「この子くらい頭良かったら。。。ひょっとしてもしかしてあわよくば俺も勉強できるようにしてくれるのでわ。。。?」
今考えるとタコ殴りにした後、10日間は天日干ししたいレベルの浅はかさ&自己中であるが、当時の俺には素晴らしい作戦だと思えたのだ。
とは言え、俺も完全にヤンチャサイドの糞人間であったため、なんせこの子にどうアプローチしたらよいのか、皆目見当がつかない。
途方に暮れていた俺だが。。。この時、ある筋からみゆきちゃんが朝、早くから学校に来て勉強している、という情報を耳にする。
「こ。。。これを活かさない手はねぇぜ。。。」
その翌日朝7時半に俺はもう学校に行っていたw
なんせ俺は早くスーファミをゲットしたい!
頼むぜ、みゆきちゃん!
そっと教室のドアを開けると、みゆきちゃんが勉強していた。
「うぉ。。。本当にやってる。。。すげぇな。。。」
みゆきちゃんはと言えば、本来いるはずのない別世界のグループの人間の登場に一瞬狼狽した表情を見せたが、すぐに勉強に戻っていった。
よし!俺の野望達成のために!まずみゆきちゃんと仲良くならなければ!
そう思い、彼女に声をかけた。
「おはよう!」
「あ、おはよう」
「実はさぁ、俺、今日から心を入れ替えて真面目に勉強しようと思ってんだ!」
「へぇ」
。。。冷淡なテンションでの返事に些か心が折れる俺。
いや、負けるな!スーファミをゲットするには彼女のブレインが必要なのだ!
「でさぁ。俺今勉強なんてあんましてなくてさぁ、俺もこれから朝来るからちょっとばかし教えてくれないかなぁ」
「嫌」
「あ、そうだよね!じゃぁ。。。ってヲイ!」
秒の反射速度でノリツッコミを入れる俺の必死さが心を打ったのか、彼女はこの時ニコッと笑ってくれて、そこから汚い俺と勉強少女みゆきちゃんの奇妙な朝勉生活が始まった
続く(かも)