ってことでtakです!
ゼックラが大阪遠征で盛り上がってる頃、私はひっそりと池袋におりました。。。
前回、ゼックラも出たイベント「BAND WAGON SCREAMINGvol.2」でございます。
個人的に俺がライブを観たくなるポイントは2つありまして
一つは、好きなバンドが長尺で見られる
一つは、好きなバンドが2つ以上出ている
このBAND WAGON SCREAMINGってイベントはまさに俺のそうしたニーズにガチっとハマるのです。
60分って尺もレア曲も聴けるし、長すぎず短すぎずちょうどいい。
んで、今回はもう10年以上応援してる正統派社会人ヘヴィメタルバンドのちびらりとリフ&グルーヴマスターで最近すごく聞いてるM.D.M.Sがその尺でやるってことでもうこれは見に行くしか!的な感じで。
またしても若干のトラブルに巻き込まれ、この日はトッパーのADRESTEAの途中から推参。
当日はクレッシェンドのイヴェントもソールドしてたし、vorchaosのワンマンとか大阪のゼックラ遠征とかもあって、集客は大変かなぁ、とか思ってたんですが、結構な人が来てました☆
あ、終盤しか見れませんでしたが、少しADRRSTEAについて書いておくと、Keyがキラキラなシンフォメタルバンドって感じで、速い曲が多かったです。フォークメタルっぽさもありましたね。ドラムの人がNIGHTWISH!って感じで好きなヴィジュアルw
有名曲の「Night Groria」がラストやったんですが、これは確かに強い曲だ!
※1分3秒あたりからが同曲
音作りがちょっとダマになってる感じはありましたが、好きモノにはたまらない音でしたね。
また観たい!
んで、ちびらりなんですが、ほとんど宣伝とかしないしライブもそんなに多くないバンドなので、ジャパメタが好きな方でも結構な勢いで知らない可能性高いのでここに貼っときます。
HPはコチラ↓
諸般の事情もあり、動画や配信などがほぼない状態の彼らなので、彼女達の魅力はCD買うかライブ見るかしない限りは、文章で伝えるしかないのですw
一言で言うと、80’Sマナーのツインギターに女性voの歌謡曲的メロディが乗るスタイル。
ド直球のヘヴィメタル、ってタイプでもないのですが、良い曲、良いメロディ、良い演奏ががっちり揃ったバンド。
voの渡辺明乃さんは声優としても有名な方なので、その筋のファンの方も多数いてます(かと言って、音楽性にまったくアニソン臭はない)
この日も鉄壁のツインリードが冴えわたる2nd収録の大名曲「紅蓮の翼」からライブはスタート。
トッパーとしては鉄板の曲で、疾走感、良メロディ、ツインリードとこのバンドの強みが凝縮されている曲です。
気が付けば、ちびらりのライブ見るのはまずます久しぶり。下手したら5年ぶりくらいかもしれない。
確か新宿ReNYで見たような記憶があるのだが、それすらイマイチ記憶にないレベル泣
にも関わらず、この曲一発でもう全部思い出しました笑
そのくらい強いバンド力があります。
2曲目にロケンロールな「電光石火」が早くも!
この曲のコーラスをライブ会場で録ってたのが懐かしい。。。
俺的にはここでもう最高に楽しくなりましたw
この後も「恋歌」「リリスの子守歌」らの鉄板曲と「鈍色の街」「熱砂の墓標」「マリア」というレア曲を絶妙に配してライブを展開。
渡辺さんの軽妙なMCもウリのちびらりですが、彼女から、途中、バンマスの「お母さん」こと伊達海彦さんの年始のインフルエンザとその後併発した病気での入退院の事や、「お父さん」ことドラムの伊神浩二さんが当日ぎっくり腰になってロキソニン飲みながらライブやってたことも語られたり、満身創痍の体に鞭打ってライブやってくれて、本当にありがとう!って感じでした泣
ちなみに海彦さん、「鈍色の街」でギターソロ飛ばして渡辺さんに怒られてましたw
「これからのちびらりは1回1回のライブが大切なモノになる」みたいなMCには笑いましたが、考えたら17年もやってるバンドなんだから、そういう問題は起こってくるよなぁ。。。
ツインリードが特徴的なちびらりですが、リズム隊の2人の安定感は凄くて。
baの進藤さんは下で支えるタイプのベーシストなんですが、ごくたまに前に出てきて煽るのが、なんか正しくベーシストって感じで好き。
伊神さんはめちゃ上手いです。ドラムやってる人ならこの安定感はたまらないはず。
病み上がりのバンマスがやや不調な中、ツインリードのもう一翼、あっきーさんはめちゃがんばってました。
AZRAELに正式加入したこともあってか、一段と上手くなったような。それでいて海彦さんもネタにしつつもしっかり立てるトコロような人柄がまた素敵だなぁ、て思います。
「恋歌」のAメロのディレイとか「マリア」のソロの組み立て方とか超絶カッコいい。
渡辺さんの中低域が魅力的なヴォーカルも相変わらず素晴らしい!
私は昔から山口百恵さんによく例えてましたが、今回も見事にそんな感じです。
彼女の歌はこのバンドの生命線。
いつもユニークな喋りで楽しませてくれる彼女ですが、歌に関しては、相変わらずバッチリなプロ仕事でした。
最後はいつもの「無敵☆無双」で大合唱の中終了!
あぁ、早く次が見たい。。。って思わせてくれるライブでした!←ちなみに次の予定は一切決まってないそうです泣(お話は頂いてるとのこと)
確か昔渡辺さんが「バンドは趣味!」って断言していたと思うんですけど、解散や脱退が相次ぐシーンに於いて、長く続けているちびらりを見ていると、その在り方も一つの正解である、って思い知らされます。
常に気張りすぎず、かと言って主に海彦さんが起こす笑様々なトラブルにはバンド全員で対処する、って感じのスタンス、は正しく大人のバンド、って感じがしてなんだか気持ちがほっこりします。
まぁ、とか言いながらも、最新のオリジナルアルバム「さんまいめ」からは既に10年が経過しようとしている状況なので、ここらで新曲を携えたアルバムが欲しいトコロ笑
次のライブまでには海彦さんも回復してくれる(ハズ)ですから、新曲には勇猛邁進に期待したいです!
ってことで、ここまで読んでくれた方には感謝の証として唯一?ようつべで見られる動画のリンク貼っときます。
これ一発でちばらりの本質はズバッと分かる仕上がりになっております。
でわ!
tak